第6話「Aqours WAVE」
第6話は、Aqoursの新境地を開拓した話でした。
1期から、μ’sたちの後追いではなく、自分たちの「輝き」を得るために、その答えを模索してきたAqoursたち。いよいよその答えを出さなきゃいけない日がやってきました。
つまり、前回敗れた地区予選、そして入学希望者を100人集める締め切りまで、もう残り時間はあと少し。
特に、千歌が自分を信じて「普通怪獣」を脱することができた、千歌の成長回…とも言うことができるかもしれません。
リリー(梨子)、堕天www
今回一番笑ったポイントはここでした。
第5話の「よしりこ」コンビの話を継承し、梨子がまさかの堕天。梨子がリトルデーモンになったああああ!?
しかも、ヨハネが梨子をついに「リリー」呼びしましたwwwwww
「造作もないことです!」(ドヤ ©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
これは「よしりこ」おじさん即死案件でしょうね(
2人は、同じユニットの「Guilty Kiss」に所属。鞠莉を「マリー」、梨子を「リリー」としてヨハネが従える…という「よしりこ」ネタが存在しています。
まさか、そこのネタを拾ってきてくれるなんて思いませんでした。
しりとり
ずら? ©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
今回もう1つ笑ったのはこのシーン。なんかヨハネが唐突にしりとりをしてたんです。
曜「フォーメーション?」
ルビィ「フォーリンエンジェルズ?」
ずら丸「ずら?」
ヨハネ「ラ、ラ…」
梨子「しりとりじゃないから」
「ずら」で遊ぶなwww
梨子のツッコミを聞いてからようやく理解したけど、よくそういうネタ考えつくなあと、素直に感心せざるを得ない(゚∀゚)
運命は、あると思う
9人 ©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
第5話について、「何の意味もない日常回」「よしりこで媚びただけの回」「しいたけを触れるようになった話だけで1話も使うな」という感想をチラホラ見かけました。
しかし、それはまったくもって的外れと言わざるをえないと思っています。
第6話を見終えたいま、ますますそう確信しています。
第5話でヨハネは「見えない力は、あると思う」と言ったように、「見えない力に導かれる」というのが5話の主題の1つでした。
そしてヨハネに共感した梨子が、それを「偶然にも意味はある」「運命はある」と千歌に伝えたのでした。
梨子「いろんな人がいろんな想いを抱いて、その想いが見えない力に引き寄せられて、運命のように出会う」
梨子「全てに意味がある、見えないだけで、きっと」
それが第6話にも登場していたことに気づいたでしょうか?
ダイヤ「このタイミングでこんな話が千歌さんから出るなんて運命ですわ!」
この場合の「運命」はなぜ生まれたかというと、本当にただの偶然だったわけではないですよね。
千歌が「Aqoursの新たな可能性を見つけたい」という強い想いを抱いていたからこそ起きている。まさしく5話の梨子の言葉通りのことが起きてるわけですよ。
熱い想いを見ていた先輩たち ©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
千歌たちはこれからも「運命」「偶然」に助けられながらすすんでいくんだろうけど、その実、熱い思いがなければ何も起こせなかった…ということを見逃してはならないと思います。
少年ジャンプの3つのテーマは「友情」「努力」「勝利」だけど、ラブライブは無印時代からまさにその道を進んでいる王道部活モノですね。
果南のラスボス感
今回は、果南のラスボス感がやばかったですねww
3年生の熱い思い。それを受け継ぎ、託された想いにこたえた千歌。こうして新曲が完成したのでした。よかった…。
実は果南が持っていた「Aqours ダンスフォーメーション アイデアノート」ってやつは、第5話でも複雑そうな表情で持っていたやつでしたよね!
さて、アニメにおける Aqours って、3年生の3人が一度挫折を経験しているからこそ、今の後輩たちに託したいことがたくさんあるんだと思うんです。
1期もそうだったけど、果南はその挫折を特にいまへの教訓としているので、失敗は繰り返すまいと構えているところがある。
俺をこえてゆけ ©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
ちょっとずつそれを乗り越えていく新生Aqoursの9人たち。それがすっごくいいなあって思います。
実はライブ中に果南が泣いていたのを、あなたは見逃さなかったでしょうか?
普通怪獣チカチーの覚醒
果南「そこまでしてやる意味あるの?」
千歌「なんで?いまやらないでいつやるの?」
この言葉からもわかるように、千歌はエネルギーの塊。とにかく前を向いて、後悔のないように先へ進もうとし続けてきた。
周りの人たちの応援があっても、まだ飛べない。「あー!!できるパターンだろー、これ!!!」って言ってたけど本当にそう思いましたww
彼女に足りなかったのは、自分を信じることでした。
「ここまで来られたのは誰のおかげ?」「今のAqoursがあるのは誰のおかげ?」と曜と梨子が問うたけれど「自分を普通だと思っても、諦めずに挑み続ける」千歌のそのエネルギーがすごい。
梨子や曜が言うように、そんな千歌の姿にみんなが惹きつけられてAqoursは結成に至っているんだから、千歌はすごい人なんだと思います。
このシーン好き。みんなが千歌を信じている。 ©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
そして「ありがとう、千歌」という果南の言葉から、ラブライブ地区予選での新曲披露へとつながっていきます!
Aqours 新曲は「MIRACLE WAVE」!
この流れで新曲いくのはずるいでしょ…(´;ω;`)
第6話で披露された新曲のタイトルは「MIRACLE WAVE」
「じれったい自分越えるときだよ」
「悔しくてじっとしてられない」
「できるかな?できる! 叫ぶ心が欲しがる輝き」
「新しい光つかめるだろうか 信じようよ MILACLE WAVE」
耳で聞き取れた範囲では、こういう歌詞が登場してました。まさに第6話までの千歌たちを表すにふさわしい曲、Aqoursの新境地を切り拓く曲になってると思います。
1年生トリオいいっすね〜 ©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
また、波のような振り付けが随所に見られたため「WAVE」っぽさも感じました。
ふりかえりと今後のストーリーについて
結局、千歌がずーっと練習してたのは、側転にひねりをいれた後方ジャンプ?…といったところでしょうか。
体操のトップ選手みたいなド派手なわかりやすさはないけれど、あれをやろうと思ったらたしかにすごく難しいでしょうね。。
これをよく即答で「やろう」って言えたなと思います。少なくとも自分にはできる気がしないから、止めようとした果南のキモチがよくわかるw
鞠莉、男前だった ©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
それでも、海に投げ捨てたノートを飛び込んででも取ろうとした鞠莉は、超絶男前でした。