第4話「ダイヤさんと呼ばないで」
ダイヤ個人回
第4話は黒澤ダイヤの「お当番回」「個人回」でした。
3年生の2人は、1年生や2年生から「果南ちゃん」「鞠莉ちゃん」と呼ばれて打ち解けていたのに、ダイヤだけは「ダイヤさん」呼び&敬語。
その距離感をもどかしく感じ、自分もダイヤちゃんと呼ばれたいと思ってあれこれ手を打つも、やっぱりどこか不器用(鞠莉いわく「へっぽこぴー」)で…。
そんなダイヤが奮闘する話でした。Aqoursの中なら断トツでダイヤ勢だった自分としては、悶絶死させられた最高の回だった(*´ω`*)
ストーリー的には「部費が尽きたのでバイトをしよう」ってことでしたね。
ぶっぶー!ですわ!!
最初、ダイヤは「役に立つ」ことで距離を縮めようとする。つまり、2年生の力になろうとしたのでした。
そのために、ベンチに座って本を読んでる曜ちゃんの隣にくっついて座ったシーンがあったんだけど、その何気ない動作にも「距離を近づけたい」というダイヤの意気込みが感じられました。
ここの場面ね (C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
ちょっと勢いよく近づきすぎてぶつかっちゃうのも、不器用さが出てていい(^^♪
1期の9話で果南が鞠莉に「ハグ、しよ?」って言った名シーンでもそうだったんだけど、「ラブライブ!サンシャイン」の絵コンテ描いてる人ほんといい仕事するなって思います!
ともあれ、バイト探しでも正論吐いて、その場の空気が凍っちゃうというダイヤらしい失敗が見られましたw
価格破壊となっておりますわ!!
ダイヤがバイトのかわりに提案したのがフリーマーケット。
彼女が考えたのは、ここでも「役に立つ」ということ。有能さをアピールすれば頼ってもらえて距離も縮まるでしょ!って考えたんでしょう。優秀な彼女らしいといえば彼女らしいのかもしれませんw
ダイヤと曜のツーショット写真ッ…!! (C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
しかし、ここでも「値引きしてよ~」という軽い言葉にマジレス。
いらっしゃいませ!残念ですが原価的にそれ以下はぶっぶー!ですわ!!ハッキリといっておきますが、新品ではございませんが未使用品。出品にあたってはひとつひとつ丁寧にクリーニングを施した自慢の一品!それをこのお値段。すでに価格破壊となって…おりますわ!!(ビシィッ
そんな突き放したら客も逃げるわwwwww
そして下級生からは「何者にも屈しない迫力!」「さすがダイヤさん!」と、結局距離は縮まらず。下級生が自分に「近づきづらい」理由をダイヤはわかってないみたいです(だがそれがいい)。
善子ちゃんも、おアルバイトがんばりましょう〜♪
さらにバイトでは「いいお天気ですわね」「うどんはお嫌い?」などと千歌や花丸に話しかけてみるも、あまりにも表面的な話題を引きつった笑顔で言うもんだから、完全に逆効果。怒ってるように見えたらしい。
アシカに怯むことなく梨子とルビィのピンチまで救ってみせたけれど、やっぱりうまくいかない。
そこで今度は3年生の提案で、自分から「ちゃんづけ」で呼んでみることに。
ヨハネよ…(震え声 (C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
「曜ちゃん」「善子ちゃん」ってめっちゃ心臓ドキドキさせながら言ったと思うと、悶えざるをえないっ…!!
ちゃんとしましょうね?
ダイヤがアルバイトが終わったあと「結局、わたくしはわたくしでしかないのですね」と言ったように、やっぱり彼女は「優秀さ」を全面に出していくことしかできないのでした。
でも今回は少し違った。
「ちゃんとしなさい!」と叱りつけるだけでなくて、「みんな、スタジアムに集まれー!」「ちゃんとしましょうね?」などと、園児の心をつかむ言い方をしていました。
尊い… (C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
そしてこの笑顔である。鞠莉に散々「硬い」と言われていたダイヤにも柔らかい一面がある。そんなことが伺える至高のシーンだったと思います。
「ダイヤさん」と「ダイヤちゃん」
今回は、ダイヤも「ダイヤちゃん」と呼ばれたいから、そのために奮闘した。それだけの話でした。
妄想するダイヤ (C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
それだけのために丸ごと1話使ってくれたなんて、ダイヤ勢的には神回だったと言わざるをえない…!!
「これからも、ダイヤさんでいてほしいと思います」と千歌が言ったのは、「しっかりしている」ダイヤでいてほしい。芯がブレずAqoursを正してほしい。そういう意味だったんだと思います。
一瞬、これからも「ダイヤさん」って呼ばれるバッドエンドになるのかと思ったけれど、最後にみんなで「ダイヤちゃん」って言ってもらえて、ひと安心でしたw
3年生の2人の優しさ
笑わないと言ったな、あれは嘘だ (C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
ダイヤが下級生と仲良くなりたいということにいち早く気づき、本音を引き出して、サポートしてあげた。心があったかくなった、そんなお話でした。
果南「あーもう!」
鞠莉「何年の付き合いだと思ってるの!」
本当にダイヤはいい友人を持ったなあ…と思います。
「ごまかすときホクロをかく」というのが、まさかラストでも登場するとは思いませんでしたねw
ふりかえりと今後のストーリーについて
ショートパンツにスパッツってスタイル最高すぎました (C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
スクールアイドルが大好きでμ’sに心酔していたり、千歌たちがはじめたスクールアイドルのユニットにこっそり「Aqours」と名付けてみたり、第1期から可愛いところあるよなと思ってたんです。
でも、今回はダイヤをかつてないほど掘り下げてくれて、本当にありがたい回でした…。円盤買い確定ですね。。