エルドライブ【ēlDLIVE】

「エルドライブ」4話感想 グッチーは死んでない!チップスは無能

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前回のおさらい

ガームッシュ星人を追い詰め、逮捕まであと一歩と迫った宙太と美鈴であったが、突然、巨大組織「デミル」によってガームッシュ星人が殺されてしまう。そのデミルは地球に向けて航行を開始したようで…!?

第4話「過去からの追撃者・その1」

突然失神した美鈴とドルー。そして少し明らかになる宙太の過去。そんなとき、死んだはずのグッチーに似た転校生が現れて…!?

宙太の過去が少し明らかに!

アヴァン、宙太の過去が少し明かされます。宙太は昔4人でよくすごしていたみたいです。「ミチオ」と「マツタロウ」、そして転校する「グッチー」。グッチーにみんなでプレゼントを持ってきたものの、グッチーは転校しないことに。

そこで、プレゼントをタイムカプセルにして神社に埋めようと、宙太が提案します。

タイムカプセル ©天野明/集英社・エルドライブ製作委員会 2017

BGMは何か昔のおとぎ話を思わせる、ノスタルジックなものでしたね。

遭難した3人と、生き残った宙太

Aパート冒頭。エルドライブに入って、過去と向き合う覚悟ができたのでしょう。宙太はタイムカプセルを探しましたが見つかりませんでした。この時のドルーの和やかな顔がちょっと面白かったですw

ドルーの和やかな顔 ©天野明/集英社・エルドライブ製作委員会 2017

第1話からすでに明らかになっていた「助けようとしたら3人の友人が岩場から転落した」という宙太のトラウマですが、その3人は宙太ととても仲のいい友人だったことがわかります。その友達はみんな行方不明となってしまったのでした。

グッチーの親からは「なんでキミだけいるの!」と責められてしまったことすらあったよう。そんな言い方されたらトラウマにもなるよね…。その一方でミミおばさんは3ヶ月の間、毎日宙太が寝たあとに泣いていたこともドルーが明かしてくれました。

ここでポイントだなと思うのは、一言も「死んだ」とは言われていないこと。遺体は確認されておらず、行方不明とだけ言われていました。

美鈴の母親がやばいw

朝礼で、突如美鈴が倒れます。過労による疲れかと思ったものの、ドルーまで失神してしまいました。つまりSPH関連の何かでしょう。

そこへ、チップスが乗り込んだロボットが美鈴と宙太を「回収」しにきます。あろうことか、ゴリゴリマッチョなパワードスーツで、美鈴の「母」を名乗ります。どう考えても似ていない親子。

「其方の母っちゅ…でなくて、母でございますッ!!!(迫真)」と、ここが今回の1番の笑いどころでしたw

どう考えてもあやしさ満点だろうw ©天野明/集英社・エルドライブ製作委員会 2017

しかしこれで美鈴とチップスを眠らせた「何者か」に、エルドライブの署員が誰なのかあぶり出されたことにもなるのです。笑ってばかりはいられません。

宙太と美鈴の煽り合い

回収された宙太と美鈴。何かに感染した可能性のある2人は、水槽内に入れられています。宙太くんのサービスカットもありましたが、美鈴も同じ状況にあると知った宙太は、相変わらず妄想ダダ漏れ。

…そして全水槽にマイクが入っているので宙太の声もダダ漏れ。「ヘンタイ男…消え去りたまえ、消え去りたまえ…」と罵られる宙太さん。いい加減に学習しなさいw

全水槽マイクオンと言われて固まる宙太 ©天野明/集英社・エルドライブ製作委員会 2017

宙太は美鈴から距離を置かれてしまいます。宙太の希望で訓練をはじめることに。難易度レベルを入力すると的が射出されて、それを撃ち落とす訓練…というわけです。宙太は「レベル1」をなんとか「なみ縫い」で切り抜けます。

しかし美鈴はレベル20すらいともたやすくクリア。「船を管理しているトントさんとは違って、現場で戦う捜査課の人間はこれぐらいできないと」と、飄々とする美鈴。

危険が迫れば「「避けて」でも「避けろ」でも、なんなら略して「シャケ」でも避けます」と美鈴は言い放つのですが、「シャケ」って略せてない気が…。それを宙太にツッコまれると美鈴は赤面。

この2人の煽り合い、もはや伝統芸能と化しそうな勢いです。最近はちゃんと宙太も言い返してるのがいいよね。美鈴も天然入ってるからおもしろい。

レベル20でも軽々とクリアする美鈴 ©天野明/集英社・エルドライブ製作委員会 2017

ちなみに「船を管理しているトントさん」はレベル100ですら無傷でクリアしていました。

チップス 無能

エルドライブの宇宙船はデミルからジャミングをかけられ、宙太たちは孤立してしまいました。そこをデミル構成員たちが、宙太と美鈴に襲いかかります!

助太刀するチップスですが、デミルの宇宙人をまくし立てた挙句、攻撃ボタンと間違えて緊急脱出ボタンを押してしまうという無能っぷりww

誤作動で「レベル100」の的を射出したり、「美鈴の母っちゅ」と口癖が抜けていなかったり、緑茶で酔っ払ったりと、チップスはツッコみどころの多いキャラですね。かわいいけど。

おまえは!? ©天野明/集英社・エルドライブ製作委員会 2017

そして宙太のクラスに転校してきたのは、なんと「グッチー」でした。デミル側の構成員として、敵キャラとして現れるという展開に!さらに美鈴は眠らされてしまい、2人とも大ピンチ!ちなみにチップスも眠らされました(もう食べられないっちゅ~)。

次回に続くっ!

次回予告(あれば)

次回も「過去からの追撃者」です。その2!

タテヤン的には、美鈴の「母」を名乗るパワードスーツと、美鈴はよく似ていたそうです(主に目元が)。記憶を改ざんされたのかタテヤンの目が変なのか…。

ふりかえりと今後のストーリーについて

チップス警部補の無能っぷりが遺憾なく発揮されたり、美鈴と宙太のかけあいがおもしろかったりと、意外とテンポのいい、小気味よいやりとりが見られるので、結構楽しみながら見ることができるアニメだなと思いました。

そして「グッチー」が存命であることが確定したため、残りの2人も存命である可能性が十分に考えられます![第1話の感想でも書いたとおり、特にもう1人の男の子がちょっと「タテヤン」に似ている](https://anime-mato.com/eldlive1/)と思っているので、もしかすると今後、残りの2人についてもなにかあるかもしれませんね。

この真ん中の子がタテヤンに似ていると考察 ©天野明/集英社・エルドライブ製作委員会 2017