今回のスパラヴァはほんわかした空気感で見ていてほほえましい気持ちになるようなお話でした。零の初めての海もなかなかいいですね!そして清華の職場のオカマたちのキャラもかなりよかったです。零をかわいがるところとかも。さて、今回もあったかいストーリーだったスパラヴァの感想に参りましょう!
第6話「marine blue」
それではまず第5話のあらすじから参りましょう!
前回、外に出ることを禁止された零ですが、紀里ちゃんの家の犬のしつけをする約束には晴も行っていいと許します。お昼ごはんを紀里ちゃんの家でごちそうになるのですが、そのとき晴に電話すると、どうやら携帯を買いに行っている様子。零は自分で貯めたお金で買うつもりだったので、断りますが、携帯がないとなにかと不便だと感じた晴のほうが、零に携帯を持たせたかったのです。
そして携帯を持ち帰った晴のもとに、着信が。零の携帯なのですが、容赦なく出ます。すると電話してきていたのは夏生。ばれたくなかった夏生はすぐに電話を切ります。
次に夏生に電話したのは零。携帯はまだ手元にないので公衆電話からでした。
この前の大金を返したいとのことで、公園で零は夏生にお金を返します。その現場を見ていたのは都芳。数日後にこのことを晴に伝えます。(なぜ数日してからなのか)
晴は零が怪しい男との付き合いがあるのではないかと責め立て、怒りを込めて行為に走ります。「本当はやさしくしたいのに、ちっともうまくいかない」それが晴の本心です。
そこで、夜中にも関わらず、零の携帯から(今のところ相手を知らない)夏生に電話をかける晴。夏生はここで正体を明かしますが晴はいまだに誰なのかわかっていない様子。
海棠家に来た夏生。夏生から零とのことを聞いた晴は夏生を殴り、零がバイトしている小野寺のアパートへ。そのころ零はアパートの掃除を終えたところでした。2階に不審な男を見つけ、零が話しかけると、男は零を階段から突き飛ばします。男は零の掃除していた部屋の住人で、ほかの住人の部屋に入って金品を盗んでいるのでした。
ちょうどそこへ来た晴により、零はけがをせずに済んだが、晴は腕にひびが入ってしまった。小野寺は零の功績をたたえ、バイト代をはずんでいました。携帯代を払ってもお釣りがくるような金額なのに、零は今度は幹子の手伝いをすると言いだします。
けがを理由に一緒に寝てくれない零に不満を抱く晴。ソファーでいちゃついているところにアキ・シマが帰宅します。夏生も手伝いをさせられていたのですが、アキはいちゃいちゃしている晴と零を知っていました。気持ち悪がる夏生。この先恋愛関係はどうなるのか・・・。
第6話 今回の見どころは?!
それでは第6話のあらすじからどうぞ!
晴は事故以来、病院の定期検診をさぼっていて、ついに零がついていく(連れていく)かたちで病院へ。特に異常はないものの、精神面への不安があり、カウンセリングも受けることに。カウンセリングをばっくれようとしていた晴ですが、零によってばっくれることはできませんでした。
どうやらカウンセリングは幹子の指示のようですが、事故から7年たっても両親のお墓参りに行っていないことが問題のようです。
零は晴がカウンセリングを受けているあいだ、待つつもりでしたが幹子からの呼び出しでバイトに行ってしまいます。幹子のもとではコピーとりや書類整理をしていると晴が言っていましたが本当にそうしているのかはわかりません。
零以外の兄弟たちは、晴のけがでお店を休んでいるのでこのあいだに家族で出かける計画をしていました。零はバイトから帰ると、店の常連客から質問されます。晴のけがを心配してきていたようですが聞きたいのは晴がお見合いを断ったのは清華と付き合っているのか?というような恋愛事情についてでした。それを聞かれた零は否定しますが怒りもどんどんわいてきてしまいます。
家に入り、突然晴に抱き着く零。(しかも顔は怒っている)夜にはけがが原因で晴と一緒に寝なかった零が久々に晴のベッドに。零は晴が女にとられそうな気がしたのか、またしても「男同士の〇〇はできるのか」というような質問をして、迫ります。エロいことを晴にしますが、晴は自分が零にしたこととは知らずに、どこでそんな芸当覚えた、と怒りますが真実を零から告げられて恥ずかしくなり、ギャグっぽくなっていました。(ライトなホモシーンもいいと思いました)
そして、海棠家一同は零には行先を告げずに出かけます。着いた先は海!零にとっては初めての海です。しかし海の潮くささ等になじめない零はテントから出てこようとしません。
朝から車に乗せられたのでなにも食べていない零は夏生の差し出すたこ焼きでテントから出てきます。(このちょろさもかわいい!)
清華たちも来るとのことでしたが、清華が連れてきたのは郁芳のみならず、自分の職場のオカマのみんなを連れてきていて、晴たちは避けますが見つかり、合流。
そして零は晴とともに海に入りますが、零が泳げないことをしらず、沖まで行ってしまい零は晴に救出されます。結局零は浮き輪で海に入ります。
そのころ、シマは夏生とテントで話していました。夏生が幹子に言われたこと…晴が両親のお墓参りに行かないことについてでした。でもそれは兄弟がいうことでもないとするシマ。晴自身も責任を感じているし、アキ・シマももうそのことで晴に負担はかけたくない様子です。
海では水に顔をつけることに抵抗がある零にわざとおぼれたように見せかけた晴。水に顔をつけさせる目的でしたが冗談じゃすまされないような冗談だったため、零が怒るのは当然のことながら、清華にもこっぴどく怒られていました。
零もかなり怒ってしまい、オカマたちのテントに隠れるようにしてオカマたちにかわいがられていました。そこへ許してほしいとやってくる晴。土下座で謝ると、お仕置きが必要だと零が近づき、晴にキス!しかしそのあと舌をかまれ流血。これがあめと鞭なんだそうです。(確かに…喜ばせておいてそのあと痛い目にあわすのは正解なのかも)
夕方になり、清華たちともわかれ、海で遊んだ日は終わります。
今回の話ではあまりダークな部分はなく、ほんわかとした海棠家の休日のようなシーンが多かったです。ホモホモしいシーンは少な目でしたがたまにはこういったほのぼのしたストーリーもいいのではないでしょうか。
晴の事故の話は重いシーンでしたが、重要な話も交えつつ、海で遊ぶことで調和されているような感じもしました。
ここからはそんな6話の見どころをピックアップしてまいります!
晴、零に連れられて病院へ
いつもは兄弟に言われても行くことのない病院の定期検診。零に手をひかれれば晴も素直に病院に行きます。
このときのアキ・シマの会話で「頭の病院」というワードが出てきましたがなんだか不謹慎なようなちょっと笑えるような…。
心理カウンセラーの先生も零に近づいておいて、晴をおびきよせてカウンセリングを受けさせるあたり、やり手ですね(笑)
こうまでしないと病院に来ないのも問題ありますが…。
零の嫉妬
病院に付き添いの途中、幹子に呼ばれてバイトに行った零。帰ってくると、店の常連客につかまります。晴のけがを心配しつつも、どうしてお見合いを断ったのか気になる常連客。清華と付き合っているのか等の恋愛事情を聞かれて零はお怒りモード。
家に入ると、怒った顔のまま晴に抱き着きます。夜には晴に迫りますがあっけなくかわされますが、エロいことを晴にすると、晴が「どこでそんな芸当覚えた?」と零に言います。
この行為が晴が零にしたことであると告げると恥ずかしそうにうずくまってしまう晴。
S(攻め)とM(受け)が入り混じっているような感じですが、どっちがSなのかMなのかたまにわからなくなる関係性ですよね、晴と零は。
嫉妬心から相手を支配したくなるような気持ちもわかります!
零に告げていない行先
零が行先も教えられずに着いた場所は海。零にとって初めての海でしたが零はどうやらなじめない様子。
テントから出てくるのも拒みますが、夏生の買ってきたたこ焼きでつられ、テントから顔をだしちゃう零、ちょろい!でもそんなところがかわいい!
最強のオカマ軍団
清華や郁芳もくるはずなので、電話をしようとする晴。ちょっとまわりを見渡すとただならぬ感じのオカマ軍団が。
清華の働いている2丁目のメンバーだそうで、清華の美しさとはうってかわってハードなオカマたちの登場。
慰安旅行って、晴の店のではなく2丁目の…。ちょっと笑えました。
零、いざ海へ!
晴とともに海に入ってみる零。浅瀬では人が多くて思うように泳げないことを考えた晴は零を沖まで連れていきます。
しかし、零は泳げなかった・・・!
泳げないことを晴に伝えていなかったため、結局おぼれかけたところを晴に救出された零。
そのあとからは浮き輪を使って海に入っていました。
浮き輪でぷかぷかする零がまたなんともかわいい・・・!
夏生とシマ
テントにいた夏生とシマ。夏生は幹子にいろいろ調べられて、連絡があったことをシマに告げます。どうやら幹子は晴が両親のお墓参りに行かないことを気にしている様子。
でもそれは、晴も責任を感じているし、アキやシマも言うべきことではないし、事故当時のような思いはもうしたくないとのことでした。
家族の問題ですからね…他人がどうこういっても仕方のないことではあるんですよね。夏生は身内ではあってもいとこですし。
やってはいけない冗談
海水に顔をつけることに抵抗のある零を水の中に慣れさせたかったからか、晴はおぼれたふりをして零に水中に入らせます。
本当にやばい状況だと勘違いした零は必死に水中へ。
しかし悪い冗談だと知り、零のみならず清華も大激怒!
大人なのに子供みたいな冗談ですし、確かに周りも怒りますよね。
オカマ軍団にかくまわれる零
冗談のせいで怒り爆発の零はみんなの前から姿を消していました。どこにいたかというと、清華の仲間のオカマたちのテント。
零のことをかわいがるオカマたち。晴が零に謝りにきますが、土下座をするとオカマたちは文句を言います。「こんなの男のやけくそ」と。
オカマさんたち、男の気持ちもわかれば、女の気持ちもわかるんだなぁと思いながら見ていました。零は男の子ですが、女の子ポジションな感じがするので。
あめと鞭
零は謝っている晴に近づき、お仕置きという名目でキスをします。あれ?キスがお仕置きなの?と思った矢先、がりっと音がして・・・
零は晴の舌を噛んでいました(笑)
これが零によるとあめと鞭なんだそうです。どうやら春子に教えてもらった様子。春子なら教えかねない!(笑)
こういう零のSっけのあるところも晴との関係のバランスをたもっているような気もしますね。零が単なる子供ではないことがよくわかります!
まとめ
今回のスパラヴァは、海棠家の休日がメインで重い話は少なめでした。こういう雰囲気もいいなぁと思いました。
特に今回ツボだったのは清華の仲間のオカマたち!清華は美しい感じでナチュラルな女性に近いのに比べて仲間たちの男らしい女性(?)なのがまたウケました。
零が冗談でいたずらをされてガチで怒って、晴にお仕置きするシーンは萌えつつも結局痛い目にあうんだー!とくすっときたところでもありました。
今回、少し話にでてきた幹子が気にかけているお墓参りについて…今後そのことがカギになっていくような気がしますね。
次回もスパラヴァの展開が楽しみです!