アイドル事変

「アイドル事変」4話感想 お待ちかね!肌色多めの水着回!!

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前回、歌の力で猫に海を渡らせるという偉業(?)を成し遂げた夏月たちヒロイン党とスターライ党。

猫が大量に暮らしていることで有名な猫ノ島からどんどん猫が消えていくという不思議なことが起こり、その原因究明のために島に渡ったヒロイン党とスターライ党。うどんを食べたり、神社の謎を見つけたり、うどんを食べたり、ボス猫と追いかけっこをしたり、うどんを食べたり…そうして見つけていった情報を組み合わせると猫たちは猫嫌いの猫島議員の手に寄るものであると判明。島の伝説に従って夏月たちが歌を歌うと猫島議員もメロメロに、猫達はなんと島まで海を泳いで渡ってくる。こうして猫ノ島は以前のように大量の猫と暮らす島に戻ったのだった。

アイドル事変4話「ゆ・れ・て湘南ビーチ」あらすじ

日本中のアイドル議員が集まり、様々な競技で対決する水着大会が始まる!!この大会は毎年恒例となっており、昨年の優勝チームは美少女党。党首の桃井梅を始め、議員たちはやる気も十分!ヒロイン党も夏月を始め初優勝を目指し、闘志を燃やす!どのアイドル議員もこの大会で活躍し、自分の党の支持率を上げるために必死なのだ。
アイドル議員の水着大会!いろいろと期待できそうである。

桂山議員VSアイドル議員

「もっと国会議員らしい格好をすべきだ」そんな文句を言ってきたのは、二世議員の桂山議員。「議員らしく誠実な格好を!」という桂山に対して、アイドル議員たちは「先生もありのままの姿を見せた方がいいのでは?」とその何かを被せてそうな髪型を見ながら返されてしまう。

なんというかこのアイドル議員もなぜ選挙で選ばれたのか不思議すぎるがw ©MAGES. ©アイドル事変製作委員会

実は桂山議員は有名な議員の息子で、秘書だけで10人以上国会に連れてくる程。アイドル議員に国会で馬鹿にされて頭にきている桂山のために、秘書の筧はアイドル議員に水着大会で恥をかかせると誓うのだった。一体どんな恥をかかせるというのか…

待ってました!水着大会☆

ついに、お待ちかねの水着大会が幕を開ける。この水着大会は毎年恒例のもので、昨年の覇者は美少女党。今年も負けないぞと写真を撮る姿が今時のアイドルといった印象。

はしゃぐ夏月をこれも議員活動だと靜がたしなめるが、誰がどう見ても議員活動には見えないのではないだろうか。幸恵によると優勝すれば支持率が上がるらしいが…そんなことで支持政党決めていいのか、有権者諸君。

控え室でそんなやり取りをしている頃、サブではプロデューサーがMCの男性に挨拶をしている。そのMCの男はあの桂山の秘書であった。特別バージョンを用意していると言うが何をするつもりなのか。そもそも水着大会とは何を競う大会なのかすら明かされていないのだが。

このあやしい男がMC ©MAGES. ©アイドル事変製作委員会

水着でバトル開始!楼凱党の妨害は・・・!?

大会会場にアイドル議員たちが入場する。入場中にも写真を撮り、インスタグラムのようなSNSと思われるサイトにアップしていた。今はアイドルもSNSや生配信などをうまく活用する時代なので、このアニメはとことん今のアイドルを投影している感じがする。その写真を車で見ながら「『よいね』なんて押すか」と大会を監視する桂山。

選手宣誓は昨年優勝した美少女党の党首桃井梅。梅の宣誓になぜか入ってきてしまう夏月。盛り上がるオタク。サービスシーンののち、ついに戦いの火ぶたが切って落とされる。

第一競技はローラー対決。海の上に設置された大きなローラーの上を走って渡るというもの。アイドルがクリアしていく中、MCがローラーの速度を上げてしまい、若葉党は失敗してしまう。第二競技のバナナボートも過度のスピードアップでスターライ党が脱落。そして午前の部、最後の競技はターザンレース。ぶら下がったロープを使い、ゴールを目指すというもの。ヒロイン党は夏月の活躍もあり、軽やかにゴール!この企画にも桂山の秘書による罠が仕掛けられていた。

タコまみれの罠 ©MAGES. ©アイドル事変製作委員会

海に落ちてしまうとそこには大量のたこが入れられており、体にくっついてしまうのだ。これには観客は大喜び!ようやく大会の異変に気づき出すアイドル議員たち。そんな中でも昨年優勝している実力派(?)の美少女党は華麗にクリアするのだった。

ピンチをチャンスに

控え室に戻り、たこを取ってあげながら(残念ながらこの時水着が脱げるハプニングはなし。)大会の違和感について話し合うアイドル議員たち。たこの演出は演出家のプランに入っていないことが判明し、みんなが楼凱党の仕業なのか考えていると夏月がいいことを思いついた!と。

夏月の考えた「いいこと」とは、アイドル議員にくっついたたこを使ってたこ焼きを作って売るというもの。確かに、いいことだが、演出を変えた犯人を見つけるための策ではなかったようだ。当然のことだが、たこ焼きは大盛況。アイドル議員にくっついていたたこであるし、それをさらにアイドル議員自身が売り子をやるのだからファンたちは買わない手はないだろう。

アイドル議員直々にたこ焼きを売るアイディアは素晴らしい ©MAGES. ©アイドル事変製作委員会

たこ焼きを売り切った後、美少女党の党首桃井梅と夏月はおにぎりを頬張りながらお互いのことを語り合う。2人とも自然が大好きで、自然の力をエネルギーにしているところが似ているようで気が合うようだ。相変わらず夏月のコミュニケーション能力の高さは羨ましい限り。

一方その頃、楼凱党の桂山と秘書の筧は新たな作戦を計画中であった。まだ懲りてない2人、次は一体どんな妨害をしてくるのか。

海の力で乗り切れ!

アイドル議員たちが控え室に戻ると机の上に子どもが書いたと思われる手紙と水着が置いてあった。まあ、十中八九桂山秘書の仕業だろうが、そんな裏側を知らないアイドルたちは差し入れの水着を喜んで着てしまう。そしてそのまま第四競技が始まる。

第四競技は水鉄砲対決。エイリアンの頭に付いているポイを水鉄砲で破れば勝ちだそうだのだが、何故急にエイリアンが出てきたのか、それは置いておいて、対決が始まるわけだが、大方予想が付いていた通り、水鉄砲が当たると差し入れの水着が解けてしまった。アイドル議員たちは仕方なく、その水着を着なかった者だけでエイリアンと戦うことに。梅の謎の勘が的中し、エイリアンを見事倒すことが出来た。

そして大会はついに最終競技、つるつる坂登りに。坂の途中で置いてあるマイクを取って、頂上で歌ったら勝利というもの。直前にどこかのねじを緩めるのに使ったスパナを持ったままMCをする秘書。もうバレても構わないのだろうか?

最後の競技が始まり、次々とマイクを勝ち取っていく美少女党の面々。それを追いかけるヒロイン党。勝負が盛り上がってきたその時、柱を留めていた部品が外れ、夏月たちが戦っている場所が崩れ出してしまう。MCは「今だ!穴へ落ちてしまえ!!」と言う始末。このまま落ちたら命に関わる大事故に…そう思った瞬間、頂上に到着する美少女党の4人。そしてライブが始まり、波の動きや海風を利用して全員無事に大会を終えることができるのだった。

謎の歌で優勝する美少女党 ©MAGES. ©アイドル事変製作委員会

まとめ

アイドルアニメ、美少女アニメでは欠かせないものとなりつつある、水着回。今回はSNSを活用したりして今時のアイドル感も出しつつ、一昔前のアイドルバラエティ番組のような雰囲気もあり、さらに海のエネルギーをうまく活用してみたり…とにかく盛りだくさん?な回だった。毎回話の最後に入ってくる手強そうな大物議員と思われる人物もSNSを見ていて「よいね」を押していたり。

これまでの回ではほんのり政治活動と絡ませて話が繰り広げられていたが、今回は政治色がほとんどなかったため、議員という設定は忘れがちになってしまう。作品の中では水着大会も政治活動の一環だと言っていたがさすがにそれは厳しいのではないか。

とはいえ、結局最後までアニメのペースに巻き込まれて見てしまう。回を追うごとに登場人物が増えてきたが、公式ホームページのキャラクター紹介ページにはまだ出てきていないキャラクターもいるので、今後どんなアイドル議員が増えるのか楽しみである。

よいね!押すんかい!と思ったラスト ©MAGES. ©アイドル事変製作委員会