メイドインアビス

「メイドインアビス」6話動画の感想 マルルク登場!性別はどっちなのか

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第6話「監視基地」

前回、監視基地(シーカーキャンプ)にたどり着いたリコとレグ。そこで彼女たちは白笛のオーゼンとマルルクに出会う。オーゼンはリコに関してなにか重要な秘密を握っているようだが…!?

謎のナレーション

真の秘密とは、夜の闇や巧妙な罠の中ではなく、人の奥底にこそ隠れている。それは隔絶された場所で時を重ねて、純度を高め、得体の知れない謎へと変わっていく。

このナレーションの意味するところが、ただちに明らかになったわけではありません。むしろよくわからないw

このナレーションが流れたのは、6話の冒頭でライザさんが登場し、レグの腕を掴んで離し、ゴンドラをおろして2人を監視基地へと案内したシーンでした。それにも意味がありそうだけど…!?

ともかく、ナレーションのテキストをそのまま読む限りだと、「メイドインアビス」においては「人」が真実の鍵を握っていそうな感じがします。しかもそれは「夜の闇」の中ではないのだから、身近な誰かなんじゃなかろうか。

オーゼンは何をどこまで知っているのか?

赤ん坊だったリコが入った「呪いよけの籠」は、とにかく重かった…という話はすでに先生から聞かされていた。そしてその引き換えに特級遺物の「鐘」を置いてきたのでしたね。

オーゼンの口から「重くてさ、何度も途中で捨てていこうかと思ったよ」なんて言葉を聞いちゃうと、リコもちょっと辛かろうねw

過去を振り返るオーゼン © 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

それにしても、オーゼンさんは「置いとけば、あの子も来てくれたんだよなあ…」って言ってたけど、「あの子」って誰なんでしょうね。

そして、オーゼンはリコに関することを他にも知ってそうなそぶりをみせていたけれど、一体どこまで知っているのか。ちょっと気になるところ。

マルルクは男なのか女なのか

マルルクは男なのか、女なのか問題。あると思います。

あえて「どっちともとれるように、正解を描写しない」というのは「紅の豚」のラストなんかを思い浮かべちゃいますw

マルルクは男でしょ © 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

とはいえ、個人的には「いやいや、男でしょ」って思ってます。

– 一人称が「ぼく」
– レグに「キミは女のか?」と聞かれたときの反応
– 「キミも大変なんだな、お互い苦労するな」というレグの答え
– 「ぼくはそこまでされてないですよー」はレグがリコにお股をのぞかれたことでは?
– リコの裸を見てめっちゃ赤面

それにしても、「マルルクが、男の子なのか女の子なのか」どっちともとれるような演技をしてくれている豊崎愛生さん、さすがだなあと思います。

「不動卿」「動かざるオーゼン」

オーゼンは「不動卿」とか「動かざるオーゼン」って言ってたけど、どこから「動かない」んだろうか?ってのはずっと気になっていた。

これに関しては、第6話のマルルクの話から、監視基地と推察することができます。

日の光が苦手で、地上で生活できない体質であるマルルクをおもんぱかって、オーゼンも監視基地から動かないようになっているんだなあと、マルルクの話からわかります。

彼女の秘密とは

夜中にトイレに立ち、そこで「この世のものとは思えない」怪物のようなものと遭遇したのはリコでした。結局リコは、おもらししちゃってたww

でもマルルクは真に受けないで「監視基地におばけの噂なんてありませんよー」って言ってたぐらいだし、あの「怪物」みたいなのはリコに由来するんじゃないだろうか。

こわすぎぃ… © 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

さて、そんな話を聞いたオーゼンが提供した選択肢が「夜に見たことを忘れる」か「オーゼンの私室に案内される」かだった。つまりオーゼンの私室にむかえば、リコの秘密が何か明らかになるということですね。

その秘密はおそらくかなり本人にとって辛いものになるんでしょう。記憶をたどれば、ハボさんがそんな風なことをほのめかしていましたね!

ライザの墓があるらしい?

リコがその秘密を知る前に、オーゼンはさんざんリコに対して意地の悪い言い方をしていたのは気になるところ。あれは「試していた」とも言えるかもしれないけど、私怨もありそう。

リコは「奈落の底で待つ」という母親の行方を追っているらしいけど、ライザはもう死んだよって事実を突きつけます。

ライザの笛や封書を見つけたのは、墓なんだといいます。その墓は4層の巨人の盃の奥に、トコシエコウの群生地があったらしい。その場所はライザが生前好んでいた場所だったらしい。

ライザの墓…? © 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

さらに「封書はライザの字じゃない」とのこと。これはわりと衝撃の事実でしたww じゃあ誰が書いたんだよ!

それでも母の死を受け入れないで「自分で確かめに行く」と言い張るリコに対して「それは名案だ。墓でもあばいてみるか?」と、さらに意地の悪い口をしていたオーゼンさん。完全にリコに揺さぶりをかけてる感じだった。

ちょっとした考察

ライザの墓が4層にあるってのがちょっと不可解です。ライザさんは深層にいるはずなのに、なんでそんな浅いところにお墓があるの?

確かに「ライザが好きな場所だった」らしいから、そこにあるというのもうなずける話かもしれないけど、気になる点は他にもあります。

誰が墓を立てたのか。オーゼンではないことは確かですよ。だって「不動卿」だから。

話を聞く限りだとオーゼンはライザの死に立ち会ったわけじゃなさそうだし、墓を見て「死んだ」と判断しただけなんじゃないかなー。ライザはまだ生きていそうな気がします。

ふりかえりと今後のストーリーについて

最後にリコが目にしたのは「箱」のようなものだった。これ見てもまったくピンとこないんだがー!!!次回が気になります。

オーゼンの私室にあった白い箱 © 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

それにしてもメイドインアビス、配役もめっちゃいいですね。

リコとレグもなかなかだと思ったけど、ドスの利いた感じの大原さやかさん。それに見事に性別がぼかされているマルルクを演じた豊崎愛生さん。

そしてミステリアスさを出してくれてるのは坂本真綾さん。日本に生まれてよかったって思いますw