第11話「人生を賭けた女」

真実を賭けた「チョイスポーカー」によって公式戦を行うことになった豆生田と夢子。勝負の行方を見守るディーラーについた副会長の仮面が取られると、衝撃の事実が明らかになり…!? そして夢子はついに生徒会長とギャンブルすることに…!?

豆生田の白髪

今回一番の見どころは、夢子とのギャンブルに破れ、病院に搬送された豆生田くんでしょうね!

生徒会長の綺羅莉にクビを宣告されてメガネが割れ、さらになぜか白髪になっていました。

完敗 ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会

マニューラくん、完全に燃え尽きててワロタwww

伊月の爪剥ぎ

もう1つの見所は、伊月が自分の爪を剥いだあのシーンでしょうね。

自らのトレードマークでもあり、生爪コレクターでもあった皇伊月が、自分の爪をすべて剥ぐという行為には、並々ならぬ決意を感じます(゜o゜)

いやー、まさか自分で爪を剥ぐとは… ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会

ちなみに、彼女が爪を剥いだのは「人生を賭ける」ことに対する覚悟のあらわれです。有名なトイメーカーの社長令嬢である彼女の人生には100億の値がつけられた。それによってチップが増額。

ここから泥沼のレイズ合戦がスタート。結果的にこの覚悟が功を奏して、伊月と夢子は勝利を収めたのだから、大したものだと思う。

解説

今回の勝負を一応解説しておくと、豆生田くんの自滅に近いものと言えるでしょうね。

大前提として、この「チョイスポーカー」というゲームは、金を積めば弱いカードでも勝つことができるゲームです。だから、自分のカードを勝たせるためにお互い「お金の積みあい」ということが起きた。

最後の一手、豆生田くんの視点から見ると、降りる選択肢もありました。 しかしそれでは「30億賭けて負ける」ということになる。それは「面目丸つぶれ」なので、勝つためにレイズしつづけたのですね。

million(100万)ちゃうで、billion(10億)やで ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会

それにしてもこいつの預金通帳やばすぎませんかね。。50億以上あるぞ…。

ブラフに見せかけた3カード

クイーンの2枚を捨てて「ブタ」と見せかける。 …でも実際には「ブタ」ではなくて3カードでした!!という2重のトラップだった。

しかし、3カードに100億も賭けるなんて気が気じゃない。フルハウスとかストレートとかを引いてるならまだしも、3カードで勝負するのは怖すぎますよね…。

結局、お互いに3カード。役が強かったのは夢子なので、夢子の勝利が確定しました。

ねえねえ今どんな気持ち? ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会

勝ち誇った顔で、見下されていた豆生田くんを見下し返した伊月のドヤ顔は本日の見所の1つかもw

仮面の裏には…

会長がいねーからそんなレイズ認められねーよ!って豆生田くんが吠えていたら本当に会長が出てきたのには驚きましたw

と思った?残念、会長ちゃんでしたー ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会

仮面をとったら、生徒会長の綺羅莉が現れたのは、驚きでもあったけれど、ある意味予想通りとも言える。 声がボカされていたし、副会長と髪の色が同じだなあ、とは思っていたのでね。

しかし、生徒会長は不在にしていたはず。おまえ、いつ帰ってきたんだ…!!!

もしかしてこのお姉さん、2人いるの?
双子なの?
どっちかが影武者?

なんだかよくわからないけれど、原作からは違う展開になっているらしく、誰も展開が読めない感じになってきてるのはおもしろいですねw

そしてラストバトルへ…

綺羅莉と夢子が相まみえることになったので、いよいよ最終決戦ということになる。 別に「公式戦」でもなんでもないけれど、お互いが自分の持つすべてを掛けたギャンブルをすることに。

賭け狂いましょう ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会

今までさんざん大物感を出しまくってた綺羅莉なので、見ごたえのある最終決戦になってもらわないと困る。

気になるのは、ここで決着がついて、もし夢子が勝っちゃうと、芽亜里が復讐する相手がいなくなっちゃうじゃんってこと。そして伊月がアッサリと「生徒会長になる」という目的を果たしすぎちゃうんじゃないの?ってこと。

そして、うまるちゃんは、結局最後まで生き延びましたねえ。 うまるちゃんの名前を最後まで覚えないまま1クール終わってしまいそう(

なんだかんだいってなかなか表舞台に出てこないし、直接対決しかける感じでもないし、こいつが一番クセモノな気がしてますw

一応…

一応、おさらいしておくと、今回の夢子と豆生田の公式戦ギャンブルは、ユメミを陥れた犯人は誰だ?という真実を賭けた勝負でした。「正直じゃんけん」みたいなもんですね。

そしてこの勝負に夢子が勝ったことによって「ユメミを陥れたのは豆生田」ということになりました。晴れてユメミちゃんが陥れられたことが証明(?)されたってことになる。

会長が乱入したせいで、もうその本筋から外れまくってるけど、まあ仕方ないね。アイドルちゃん、結果的に影薄かった(

ふりかえりと今後のストーリーについて

一応、次回で最終回らしい。なんだかあっけないような気もする。

スケールでかすぎて実感わかない試合も多いけれど、分不相応なギャンブルをすると身を滅ぼす…というのは幾多の例が証明してくれています。ギャンブルはやめようと思いました(