第9話「夢見る女」
ユメミの本音が録音された音声データ、そしてお互いの人生をかけて、夢子とユメミはギャンブルで勝負することになった。そして勝負が決着するも、事態は思わぬ展開に…!?
一流アイドルの鏡
ユメミはかなりすごいアイドルだと思いました。
ファンクラブのメンバーを全員覚えていて、誕生月までバッチリ把握。 たった1度だけライブに行った鈴井のことすら覚えているという徹底ぶりだった(8話参照)。
そして、今回のギャンブルでも、先に夢子に2勝させておいて、そこから逆転を演出する…という筋書きを考えていたみたい。オーディエンスの盛り上がりを考えると一番燃える展開だからね!
そういうところは、アイドルの鑑だなあと思います。 結局それによって足元を救われることになるんだけど…。
賭け狂いましょ(はあと
夢子があと1勝すれば勝ち…というところで、次のゲームは会場にいる1人の誕生月を当てるという「利きファンゲーム」。
そこで選ばれたのは、なんと芽亜里。会場をファンクラブメンバーで固めたユメミにスキはなかったはずなのに、なんか紛れ込んでました。
見覚えのないパツキンに対して「誰だおまえ」ってめっちゃ狼狽してたユメミがおもしろかったww そしてこのときの夢子の煽りと輝く笑顔もやばい。
夢子「疑い、怒り、絶望。今にも叫び出したい気分でしょ?わかりますよ。でもこの勝負、このギャンブルが終わってからにしましょう!吐き出すのは!」 ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会
そしてお得意の決めセリフを言うんだけど、アイドル回だからなのか「賭ケグルイましょ♪」と気持ち的に軽めのトーンだった。
夢子が6月と書き、ユメミがそれを逆読みして9月と書くんだけど、芽亜里の誕生月は3月だった…というオチまでついていましたw
訓練されたオタク
結局、負けたユメミは約束通り、録音された音声データを晒すことに。
静まり返った会場中に、「きもちわりーんだよ!!」等々、散々オタクをけなした言葉が響き渡る感じが、救いようもないぐらいやばかったww
そして「今まで応援してくれてありがとう」としめくくるユメミ。でも、負けたときに音声データを晒すことを潔く認めたのはすごかったと思います。
音声データが晒されたあとでも「ユメミちゃんが好いてくれるから好きになったんじゃない!!ぼくたちがユメミちゃんを好きなんだああああ!!!」と絶叫するファンクラブの会長の一声で、ファンはむしろ結束した感じ。
オタクの鑑 ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会
訓練されたオタク。信者。忠誠心。 なんと形容していいかわからないけれど、本音を突きつけられても離れないファンはすげえなあと思いました。。
そしてアイドルを無事続けることになったユメミ。このまま特殊EDへとつながっていったのには驚いたなあ。。
特殊EDがすごい!
第9話、一番の見所は特殊ED「恋のロシアンルーレット」ではないでしょうか。
ユメミと夢子がまさかのデュエット!しかも振り付けまでバッチリ揃っているのがすごいところ。
あーなたのことが好き?嫌い? ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会
ってか蛇喰さん何やってんっすかwwww もう「どりーみng」なんちゃら結成しちゃえよwww
ちなみにこの特殊EDの歌詞を原作者が担当し、振り付けをユメミ役で、i☆Ris のメンバーでもある芹澤優さんが担当していたことにはもっと驚きました。 粋なはからいだね!
みなさまいかがでしたか??賭ケグルイ9話、ユメミの人生をかけた夢への想い。みんなに伝わってたらいいな。
そしてなんと特殊EDになっておりまして、夢子とユメミが踊っているのですが、その振り付けをさせていただいております!!!しかしもうあんなに踊って、、、あぁ…可愛いよ…😭😭💕💕 https://t.co/RDxv24XDON
— 芹澤優(i☆Ris) (@iRis_s_yu) September 2, 2017
はやみんの歌声がすごい
それから、もう1つ。
最初の「ガチンコ歌唱力対決」では、蛇喰夢子役の早見沙織さんが「仰げば尊し」を歌いだしていて、しかもうまかったので改めて感嘆。
はやみんといえば『神のみぞ知るセカイ』『TARI TARI』などでも高い歌唱力を見せてくれていましたが、このアニメだと夢子が強烈すぎてそんなこともすっかり忘れていましたw
あと、コール入れまくってるオタクが自重してなくて笑った(
おまいらwww ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会
ちなみに、その「仰げば尊し」の採点は98点と高得点。夢子のツインテも見れて、オタクが熱狂していたのも見どころだと思います(ちょろいオタクの図
豆生田くん、表舞台に登場
さて、一連の事件には黒幕がいます。 夢子を利用して、ユメミを陥れようとした人物が明らかにいるってわけですね。
生徒会役員のメンバーでもあるユメミが、唐突に反旗を翻して同じく役員のマニューr…豆生田に疑いの眼差しを向ける展開になったのはなかなかおもしろいところ!
お話を聞かせてほしいな?生徒会会計の豆生田楓くん! ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会
これは、生徒会の仲間割れクル━━━━(゚∀゚)━━━━!?
表舞台に引きずり出された豆生田くんは潔白を証明しようとするんだけど、そこで夢子が「ギャンブルで白黒ハッキリさせましょう」と、公式戦を挑むことに。
生徒会長と戦うために温存しておくのかと思ったけど、ここで惜しまずカードを切ったのは何か理由がありそうです。
ふりかえりと今後のストーリーについて
今回は、夢子のギャンブル観がまた1つ語られることとなった。
「自分の意志ではどうすることもできない不条理。それこそが、ギャンブルの本質ですもの!」といっていましたね。今回は運勝負だったからこの言葉にも説得力があるよねえ。
ちなみに、そのギャンブルに勝利をしたあと「賭け金を支払っていただきましょうか」と詰め寄る夢子の顔がやばかった。もう別人ww
そしてこの顔である ©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会
とりあえず、公式戦を挑むことになった夢子とマニューラのギャンブルの行方やいかに…!?