第6話「イヤミがやって来た」「ともだちがほしいじょー」
Aパートでは、イヤミが唐突に松野家にやってきます。貧乏を極めているイヤミが松野家にやって来た結果…!?
Bパートでは、チビ太の元を訪れて「ともだちがほしい」と言い出したハタ坊のため、みんなで友達探しをはじめるのでした。
汚いAパート
第6話のAパートではイヤミが、貧乏を極めて松野家に乱入。
気づけばイヤミは松野家に取り入って増長。最後に本性を表して金を使いまくった結果、破滅するというような話でした。
正直なところ、パロディ的なネタのたくさんあるおそ松さんは好きだけど、今回みたいな下ネタだらけのおそ松さんはあんまり好きじゃないw
「さよなら絶望先生」「ハヤテのごとく!」「鬼灯の冷徹」ぐらいだとありがたいんだけど…。
松造と松代、仲よさげ
いいなと思ったのは、ちゃっかり松造と松代が夫婦で2人旅行に出かけていたということ。
2期4話では「母さんが最近冷たい」という悩みを抱えていたのでした。
でも、今回みたいに、なんだかんだいって2人は末永く寄り添っていきそうな感じがします(^^♪
貧乏メシ
©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
貧乏ネタで思い浮かぶのは「それが声優!」ですね。
稼ぐのが大変な声優さんに焦点を当てた回では「電気が止まる」「ガスが止まる」などのネタが登場します。そしてそれと一緒に登場したのが「貧乏メシ」でした。
カレールーと白ご飯だけで作る「具無しカレー」とかが登場していて、自分もときどきお世話になっていますw
とはいえ、イヤミの貧乏っぷりはそんなレベルじゃなかった。
「貧乏メシ」として登場したイヤミ定食は、馬券で出汁をとり、新聞を切って、ゴミを揚げて作られていた。食えるわけねーだろwwww
…と思ったらちゃんと食ってて狂気を感じた(なお、その後お腹をくだした模様)。
イヤミの個人回でもあった
銭湯でめっちゃおだてられて天狗になってる六つ子たち ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
六つ子をおだてて、貧乏メシ→おにぎり→ピザ→寿司…と徐々に食事のグレードを上げていったイヤミさん、策士でしたね。
競馬で100円
↓
パチンコで1000円
↓
ソシャゲで廃課金(なんとレベル520!)
…と、着実に段階を踏んでいってます。
圧倒的ブーメラン
今日のおまえが言うなスレはココですか? ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
Aパートでおもしろかったのはここかな。
ニートの六つ子たちが、本性をあらわしたイヤミに対して「お前は口だけだ!」「いい加減にしろ!タダメシ食らい」などと非難するんだけど、それがことごとくブーメランww
最後は「悪は滅びてちょ~」とイヤミが言ったら、それが超巨大ブーメランとなって戻ってきました。お前が言うなってことですね(
友達を探そう!
Bパートはハタ坊がチビ太のもとを訪れて、友達がほしいと突然言い出します。
みんなでハタ坊のために友だちを探すことになるんだけど、おまえらもう十分友達やんけ!っていう、そんな話でした。
Aパートが胸くそ悪かったので、Bパートで和むことができてよかったw
チビ太、カワイソス
ショック! ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
ハタ坊の相談に乗るチビ太は、ちゃっかりアピールするも、自分が「ともだち」にカウントされていないことに気づいて悲しんでるシーンがありましたね。
なんかちょっとカワイソス(´・ω・`)
>チビ太「きずつくーー!!!オイラおめえの友達に入ってねえのーーー???」
あとで明らかになるんだけど、六つ子、トト子、デカパンなども「ともだち」にはカウントされていないよう。
トト子ちゃん、地下アイドル継続中
かわいい ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
トト子ちゃんが地下アイドルを継続しているということでした。
ちゃんと熱心なオタクも4人ぐらいいたね(
そして「友達いない」「敵しかいない」とサラッと言ってのけるトト子ちゃんの闇は深い…。
友達とはなんだろうか
友達に囲まれるハタ坊 ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
友達ってなに?ってトッティが言ってたけど、たしかにどこからが「ともだち」なのかはかなり曖昧。明確な定義づけはなかなかむずかしい。
でも、深夜にもかかわらずハタ坊のために集まってくれる人がたくさんいました。六つ子、トト子、デカパン、ダヨーンなど。これが友達でなくてなんだというのか!!
ネットの感想とか見てる「ふと、正体不明の寂しさに襲われる時がある」という旨の言葉に、六つ子のなかで一松だけ「わからない」って表情をしてなかったらしい。よく見てるなあ…。
某アニメで「ひとりぼっちは、寂しいもんな」って言葉が出てくるけど、たしかに孤独ぼっちはふとした瞬間に悲しくなったりするよねw
今度は彼女募集
今度は彼女を募集し始めたハタ坊。
理想は「可愛くて性格良くてハタ坊一筋になってくれるステキな彼女」らしい。
一晩かけてたどり着いた結論がそれかよ!!!
今週も「イイハナシダッタノニナー」で終わりましたw
ふりかえりと今後のストーリーについて
あったか話で終わらないのが「おそ松さん」です。
心があたたかくなる余韻を残す終わり方じゃなくて、最後にはオチをつける。第4話の夫婦回もそうだったけど、そういう作風いいよねw
笑いどころのある人情噺というと「よしもと新喜劇」を思い浮かべます。あれって、シリアスに寄せすぎてもおもしろくない。
絶妙なバランスでいい終わり方だったと思います。