クズの本懐

「クズの本懐」 9話 感想 えっちゃんの恋愛にも終止符!花火と最後の旅行

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今回、えっちゃんが自分の気持ちに終わりを告げるため、花火を旅行に誘います。最後の旅行ですね。少し寂しい気もしますが、花火にその気がないから、こうするしかなかったのでしょうね。それでは今回も感想に参りましょう!

第9話「beautiful swimmer」

まずは前回の第8話のあらすじからどうぞ!

夏休みの宿題をする麦と花火。宿題が終えたらそれぞれ、茜と鐘井に告白することになる。

一方、えっちゃんは、夏休みの夏期講習で予備校に通っていた。そこで一緒になる篤也とは従兄弟同士だが、篤也はえっちゃんに特別な思いを抱いている。篤也は過去にえっちゃんにふられたが、諦めずにえっちゃんを思い続けている。えっちゃんは花火のことが好きで、篤也のことを恋人としては見れないと断るが、篤也はそれでもいいと言う。この先、この2人がどうなるのかは今はわからない。

えっちゃんと篤也 ©横槍メンゴ/SQUARE ENIX-「クズの本懐」制作委員会

宿題を終えた麦と花火は抱き合っていた。しかし、花火は自分の気持ちの異変を感じる。麦に対し、自分を茜だと思ってと言うが、自分は麦を鐘井だとは思えなくなっていた。

告白を明日に決めた2人。公園で、告白を終えたあとはまた2人で会うという約束を交わす。このとき、麦は花火を抱きしめるが、花火はやはり自分の気持ちの変化を感じていた。麦に対してドキドキするのだった。

翌日、麦は茜を呼び出して、喫茶店に入る。そこで、好きだったことを明かすが、麦は茜の本性も知っていて、気持ちも知られていることをわかっていた。それでも茜のことを好きな気持ちは変わらず、茜もそれに対して、私も麦ちゃんが好きと答える。茜の好き、は薄っぺらいものであることもわかっていながら、茜とホテルに行ってしまう。

どうしょうもない茜に麦が染まっていく ©横槍メンゴ/SQUARE ENIX-「クズの本懐」制作委員会

そのころ花火は、鐘井を呼び出し、告白をした。優しい鐘井は花火をぎゅっと抱きしめ、花火がわんわん泣くのを受け止めた。鐘井は、花ちゃんありがとう…と言い、花火の片思いは終わった。

第9話 今回の見どころは?!

それでは今回、9話のあらすじから参りましょう!

鐘井にふられた花火は、その日、約束の時間まで麦のことを待つが麦は来なかった。その後、連絡だけはきたものの一言、ごめんねという文字だけだった。麦は茜と成功したのかと考えた花火。そんなとき、えっちゃんから旅行のお誘いが。花火は軽井沢旅行に行くことにする。

茜が許せん~と思う花火 ©横槍メンゴ/SQUARE ENIX-「クズの本懐」制作委員会

えっちゃんと2人きりの旅行…のはずが、親戚の持つ別荘に行くと、篤也の姿が!
篤也は、えっちゃんが別荘に来ることを確認済みで別荘にわざわざ来ていた。それを知ったえっちゃんは大激怒。
えっちゃんは花火と最後にしようとしていたのだった。
篤也は、えっちゃんの恋愛が終わることもわかっていたのかもしれない。

えっちゃんの強引さは止まらず、同じ寝室で寝るえっちゃんと花火。その夜は体を交わした。
翌朝、花火のほうが先に目覚め、誤ってえっちゃんの手帳を落としてしまう。その手帳の中には、えっちゃんとはじめて出会ったときに花火があげた飴の包み紙がはさまっていた。花火はえっちゃんを利用したことを後悔した。

散歩することになる花火と篤也 ©横槍メンゴ/SQUARE ENIX-「クズの本懐」制作委員会

外に出ると、篤也が花に水やりをしていて、花火に気づくと、散歩に行かないかと誘ってくる。湖に行った2人。篤也は、えっちゃんのことをどうするのか旅行中に決めてと花火に催促した。
旅行中は楽しく買い物をしたりしたえっちゃんと花火。

篤也が遊んでいたゲームでえっちゃんと花火も遊ぶが、このゲームを昔、鐘井としたことを思い出した花火は泣き始める。えっちゃんは、鐘井にふられても、自分のことを見てくれなければ、花火のことは諦めるつもりだったことを明かす。
もう離れると言い、帰りも別々にしようと言うえっちゃん。花火は、友達に戻りたいと主張する。

そんな都合のいいこと…とえっちゃんは泣き叫ぶが、花火の想いが通じ、時間がかかってもいいから友達に戻るということで話がつく。
2人とも、一人ぼっちにはなりたくなかった。でも、都合のいい関係はよくないとわかっていた。新学期がはじまり、教室に入るが、そこには以前のような関係はなくなっていた。それはえっちゃんだけではなく、麦も、鐘井もだ。
麦は、その後も茜と会っており、家庭訪問と称して抱き合っていた…。

この時のえっちゃんはスッキリしていた ©横槍メンゴ/SQUARE ENIX-「クズの本懐」制作委員会

ここまでで、花火と鐘井の関係も終わり、えっちゃんと花火の関係も終わったわけですが、麦と茜はどうなっていくのかわかりません。花火だけが一人ぼっちになったような気がしなくもありません。
鐘井には茜がいるし、えっちゃんには篤也がいる。

いろいろな恋愛関係がクリアになっていっていますが、麦と花火はどうなってしまうのでしょうか?
それでは、今回も見どころのピックアップに参りましょう!

約束を破った麦

麦と花火は、お互いの告白のあと、公園で待ち合わせをしていましたが、結局麦は来ませんでした。花火は麦が茜とうまくいったのか考えますが、茜はどう考えても遊び…。それには激しく同意です!麦も目を覚ましてほしいなと感じました。

えっちゃんからのお誘い

失恋し、さらには麦にも約束を破られた花火。むしゃくしゃしていると、えっちゃんから旅行のお誘いが。軽井沢へ行こうとのことでした。
このときは、ただの傷心旅行か、夏休みの思い出づくりくらいにしか思っていませんでしたが、えっちゃんにも深い思いがあったんですね!

別荘までタクシーの二人 ©横槍メンゴ/SQUARE ENIX-「クズの本懐」制作委員会

軽井沢の別荘

えっちゃんの親戚の所有する別荘と言ったところでちょっと、ん?となりましたが、やはり篤也がいましたね。
えっちゃんに対してしつこいのは前回でもわかったことですが、軽井沢まで押しかけるとはなかなかのものです。まぁ、真意はえっちゃんの心配だったのかもしれませんが…。

一夜を過ごしたあと

別荘についた日の夜は、花火とえっちゃんは同じ寝室で寝泊まり。体を交わしました。ここまでは、いつもの花火とえっちゃんだなぁという感じがしていました。
そして翌朝、花火のほうが先に目覚め、テーブルにあったえっちゃんの手帳を誤って落としてしまいます。中には、えっちゃんとはじめて出会った時に花火があげた飴の包み紙が…。
えっちゃんが花火を好きになったのは、花火が痴漢から助けてくれたことにあるんですよね。えっちゃんはまっすぐに花火のことが好きなんだと感じました。(いつも強引だからそれを忘れがちになりますが…。)

えっちゃん、がんばった ©横槍メンゴ/SQUARE ENIX-「クズの本懐」制作委員会

篤也に誘われ、湖へ

花火は、朝起きてから外へ出ます。すると、庭の花に水やりをしている篤也の姿が。
篤也が花火に気づくと、篤也は散歩に行かないかと誘ってきます。
湖にきた2人。篤也は、えっちゃんのことをどうするのか旅行中に決めてと花火に言います。
篤也はえっちゃんのことが大切だからこそ花火に、えっちゃんを利用するなといったことをぶつけたのでしょう。もちろん、花火にも罪悪感はあるわけで…。しかも鐘井にふられ、麦ともほぼ連絡がつかないこの状態の時にえっちゃんまで手放すのは、つらい選択なような気もします。

えっちゃんと本気のぶつかりあい

軽井沢旅行では、花火とえっちゃんは買い物に出かけたりと、楽しく過ごしていましたが、別荘で篤也が遊んでいたテレビゲームをえっちゃんと花火で遊ぶと、そのゲームが昔、鐘井と遊んだものだと思い出し、花火は泣き出してしまいます。
えっちゃんは、鐘井にふられた花火が、それでもなお自分に振り向かないなら、諦めると決めていました。
花火はえっちゃんの気持ちはわかっていたつもりでも、それに応えることはできません。
篤也に言われたこともあり、えっちゃんにきちんと伝えようと花火は必死になります。
友達に戻ろうとする花火ですが、えっちゃんは拒否します。
それでも花火は、どんなに時間がかかってもいいからとえっちゃんに気持ちを伝えます。

一応は、それで話がつきますが、好きな人にふられ、友達に戻るのはつらいことだと思います。えっちゃんの気持ちもよくわかります。

お互い利用していたけど友達に戻りたい ©横槍メンゴ/SQUARE ENIX-「クズの本懐」制作委員会

新学期

新学期になり、学校へ登校する花火。しかし夏休み前とは空気が違うことを察します。
えっちゃんとは時間をかけて友達に戻ると約束したため、新学期はじまってすぐには元には戻れない。
教壇の鐘井とも前のように気軽には接することができないし、麦とも溝ができてしまった花火。
なんだか、花火だけが取り残されたような雰囲気もあり、悲しくなってしまいます。

麦は…

今回話の主軸には出てこなかった麦。家庭訪問と称して茜と部屋で抱き合っていました。
これがうまくいった部類に入るのかどうかはわかりません。
茜が変わるなんて、そう簡単なことではないと思います。麦はこの先どうするのでしょうか…。

麦VS茜の決着だけど、、、茜が完全に優勢。これからどうなる? ©横槍メンゴ/SQUARE ENIX-「クズの本懐」制作委員会

まとめ

花火と鐘井、えっちゃんと花火の恋愛は終わり、ごちゃごちゃしていた関係がだんだんクリアになっていってはいますが、恋愛関係が終わったからと、元に戻れるわけではないです。この先、時間をかけても花火とえっちゃんには友達に戻って欲しいなと思いました。

そして残すは麦と茜なのですが、一応茜は鐘井とも付き合っているはず…なのにその描写は最近出てきませんね。このままいくと、茜、鐘井、麦の三角関係にもなりそうですし、今や麦のことを好きかもしれない花火が黙ってはいないでしょう。

またしても茜と花火のバトルが勃発してしまうのでしょうか?
次回も目が離せません!