今回のクズの本懐は、麦と茜の関係が多く語られる中、茜と鐘井の関係もなんだか少しずつ変わっているようにも見えましたね!最後には救われる人物がいるのかどうか、今からとっても楽しみです!それでは今回の第10話も感想に参りましょう!
第10話「カラノワレモノ」
まずは前回の9話のあらすじからどうぞ!
鐘井にふられた花火は、その日、約束の時間まで麦のことを待つが麦は来なかった。その後、連絡だけはきたものの一言、ごめんねという文字だけだった。麦は茜と成功したのかと考えた花火。そんなとき、えっちゃんから旅行のお誘いが。花火は軽井沢旅行に行くことにする。
えっちゃんと2人きりの旅行…のはずが、親戚の持つ別荘に行くと、篤也の姿が!
篤也は、えっちゃんが別荘に来ることを確認済みで別荘にわざわざ来ていた。それを知ったえっちゃんは大激怒。
えっちゃんは花火と最後にしようとしていたのだった。
篤也は、えっちゃんの恋愛が終わることもわかっていたのかもしれない。
えっちゃんの強引さは止まらず、同じ寝室で寝るえっちゃんと花火。その夜は体を交わした。
翌朝、花火のほうが先に目覚め、誤ってえっちゃんの手帳を落としてしまう。その手帳の中には、えっちゃんとはじめて出会ったときに花火があげた飴の包み紙がはさまっていた。花火はえっちゃんを利用したことを後悔した。
外に出ると、篤也が花に水やりをしていて、花火に気づくと、散歩に行かないかと誘ってくる。湖に行った2人。篤也は、えっちゃんのことをどうするのか旅行中に決めてと花火に催促した。
旅行中は楽しく買い物をしたりしたえっちゃんと花火。
篤也が遊んでいたゲームでえっちゃんと花火も遊ぶが、このゲームを昔、鐘井としたことを思い出した花火は泣き始める。えっちゃんは、鐘井にふられても、自分のことを見てくれなければ、花火のことは諦めるつもりだったことを明かす。
もう離れると言い、帰りも別々にしようと言うえっちゃん。花火は、友達に戻りたいと主張する。
そんな都合のいいこと…とえっちゃんは泣き叫ぶが、花火の想いが通じ、時間がかかってもいいから友達に戻るということで話がつく。
2人とも、一人ぼっちにはなりたくなかった。でも、都合のいい関係はよくないとわかっていた。新学期がはじまり、教室に入るが、そこには以前のような関係はなくなっていた。それはえっちゃんだけではなく、麦も、鐘井もだ。
麦は、その後も茜と会っており、家庭訪問と称して抱き合っていた…。
第10話 今回の見どころは?!
それでは今回のあらすじから参りましょう!
茜と麦はあれからも何度も会い、体の関係を続けていた。麦は茜を変えるといってしまった以上、麦なりに頑張っていた。麦が茜に一緒に遊びに行きたいと言っても、茜には相手にされなかった。
茜は麦の誘いを断り、鐘井とデートをする。鐘井は茜の行きたいところを優先してデート場所を考えたり、優しいものの、茜には不満があった。それは、付き合ったときにセックスを1度したきりであること。茜は自分に自信があるため、1度抱き合ったにも関わらず、2度目、3度目を求めてこない鐘井にイラついてさえいた。
この日のデートで鐘井と別れようとした茜。デートの帰り際にそれを伝えようとすると、茜の元カレ(キープ)が偶然現れ、茜がビッチであることを鐘井に伝え始める。それを逆手に取り、茜は私がビッチなのは本当だから、別れようという旨を伝える。
去っていく茜だが、その手を鐘井がつかみ…それでもいいから、と鐘井。
ビッチでもいいという男はなかなかいないだろう、と感じました。
その後、麦とお風呂に入る茜。鐘井の言葉が不思議だった茜は、麦に、私がほかの人としたら嫌?などの質問をする。独占欲があるからこそ嫌なんだと麦は答える。
寝ていた麦は起きると、机で採点作業をしている茜に後ろから抱きつく。そして、俺とデートしてくださいと茜に言う。
いつものように茜があしらうと思いきや、茜は目をうるうるさせながら麦を見つめていた。
麦は花火と交わした会話を思い起こしての行動だった。このまま麦は茜と付き合い続けるのか?そして、茜を変えることはできるのだろうか?
個人的には鐘井が茜を変えるのでは?とも感じていました。
それでは今回も見どころをピックアップしていきます!
茜の過去
茜は、過去の初体験について語る。理想の初体験で相手は先輩だった。
この経験から、セックスが茜の心を満たすようになったのでは?と感じました。
もしかして花火が羨ましい?
花火のことを思い浮かべた茜。花火のような思春期はなかったなぁと考える茜。
花火のような純粋さに少し憧れのようなものがあったのかもしれませんね。
やっぱり遊ばれる麦
いくら茜に近づこうとしても麦はあっけなく断られます。遊ぼうと誘っても、麦の気持ちには応えてくれない茜。
少し麦から突き放してみても、本性が見え見えの茜。
麦は花火との関係を自然にやめてしまったわけですが、このまま茜との関係を続けるのでしょうか?なんだか救われない気がします。
茜と鐘井のデート
麦の誘いを断り、鐘井とデートする茜。鐘井はいつも茜の好きそうなところを選んでデートをする。茜は、体を求めてこない鐘井に不満を感じている。
なんだかそれに飽きたようで、鐘井との関係を終わりにしようとする。
鐘井は正真正銘優しい人なんですよね!女慣れしていない部分もあるのかもしれませんが、すごく真面目でいい人なんだと感じました。
鐘井をふろうとする茜
デートの別れ際に、茜は鐘井をふろうとするが、そこへ茜のキープだった男が現れる。茜がビッチで、好きでもない男にでも体を許すことを明かされる。鐘井との関係を終わらせるつもりだった 茜は、それをダシにした。
別れを告げ、その場を去る茜。しかしその茜の手を掴む鐘井。鐘井はそれでもいいからと言う。
本性を知ってもなお、茜への気持ちがある鐘井は、この先茜を変えることができるのか、それとも何も考えていないのか…。これからの鐘井にも注目ですね!
茜、麦とお風呂
鐘井とデートのあとだというのに麦のところで
お風呂に入る茜。鐘井の発言が不思議だったのか、茜は麦に聞く。
ほかの男とやったらいやか…。もちろん麦は嫌だと答える。
それが普通なんだと思います。好きな人へ独占欲を抱いてしまうのも普通のことですもんね。ますます鐘井の考え方がわからなくもなります。
茜の後ろから抱きつく麦
麦は寝ていたようで、起きてから茜が採点作業をしている机まで行き、茜を後ろから抱きしめる。
いつものようにあしらう茜だが、一歩も引かない麦の姿勢。麦はデートがしたいと茜に言う。
すると茜は、目をうるうるさせながら麦を見つめるのだった。
回想の中の花火
今回回想シーンでしか登場しなかった花火。麦には、人を変えたいならまずは自分が変わらなきゃねと言う。これが麦を後押しした言葉。
最近では麦の恋がうまく(?)いき、花火がサブ扱いになっているような気がします。
麦は麦なりに芯の強さを見せているんだと思いますが、これはこれでどうなのか…。
まとめ
茜がビッチだとわかってもなお、付き合い続ける鐘井、茜を変えることが出来るか分らないけど関係を続ける麦。どちらも茜のことが本当に好きなのは伝わります。
そして花火はいよいよ一人ぼっちになってしまい、これまで辛さを共有してきた麦すらいなくなりました。
今後、麦と茜の関係や鐘井と茜の関係も気になりつつ、花火はどうしていくのかもかなり見どころですね!
次回のクズの本懐も見逃せません!