このすば4話、ついに1話ラストでいなくなったダクネスが帰ってきます!が、なんだかいつもと様子が違っていて、どんな展開になるのか気になりつつ見ていました。そしてめぐみんの登場が少ない…。ですが、4話もとても面白かったです!それでは感想に参りましょう!

この素晴らしい世界に祝福を!2 第4話「この貴族の令嬢に良縁を!」

それでは第3話のあらすじからどうぞ!
第3話では、カズマたちはお金に困って、ほかの冒険者にはまだ知られていない迷宮のクエストを受けるお話でした。
カズマ、アクア、めぐみんは迷宮入り口まで来たところで、めぐみんを留守番にして、カズマとアクアだけでダンジョンへと入っていきました。

中ではいろいろなモンスターに襲われつつ、一番奥の部屋へとたどりついたカズマとアクア。
そこにいたのは、キールという名のリッチー。愛する奥さんを守るため、リッチーになったキールは、その奥さんが亡くなってから朽ちるのを待っていたが、アクアやカズマが来たことで目が覚め、アクアに浄化をお願いする。

キールを浄化しているアクア様 © 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会

無事にキールを浄化し、お礼にお宝をもらってダンジョンから抜けようとするが、キールの目が覚めたこと、ダンジョンでやたらと襲われることがアクアの力によるものだと気づくカズマ。
アクアを置いて1人で戻っていく。
そして、無事にカズマもアクアもめぐみんの待つ場所まで戻れた。
その夜はギルドで飲めや食えやの大騒ぎ!しかもすべてカズマのおごりになっていた…。

第4話 今回の見どころは?!

それでは第4話のあらすじから参りましょう!
結局、前回のギルドでの酒盛りのせいでお金がなくなったカズマたち。
カズマはアクアが大事に隠しておいた酒を奪い取り、さらにはアクアの羽衣もスティールしてしまう。
そこへ、いつもとはまったく雰囲気の違うダクネスが帰ってくる!

雰囲気の違うダクネス © 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会

ダクネスは、領主の家で、いつものような冒険者の格好ではなく、貴族らしく、上品な格好をさせられ、領主の息子とのお見合いをさせられることになっていた。
ダクネスは冒険者を続けたいため、お見合いは受けたくないと言う。
カズマは、攻撃が一向に当たらないダクネスが嫁に行ってくれたら好都合だと考え、お見合いを受けるようダクネスに言う。納得しないダクネスに、途中でお見合いをぶち壊すから…と説得する。
そこへ、1話にも出てきた検察官が現れ、近くでモンスターが大量発生しているのはカズマのせいではないかと言いに来る。
カズマは、なにかと頭のキレるめぐみんをお見合いに連れていってはならないと考え、爆裂魔法でモンスターを倒してくるようめぐみんに出向かせる。

カズマとアクアはダクネスの実家へ。
2人はダクネスの執事とメイドとして仕える。カズマは、ダクネスの父から、ダクネスが粗相をしないよう見張ってくれと頼まれる。そしてお見合い相手のバルターが現れる。
本当はお見合いを成功させてダクネスをパーティーから寿退社させたいカズマは、ダクネスが暴走しそうになるたびにいろいろと仕掛け、止めていた。

見合いを円滑に進めようと、裏切るカズマw © 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会

バルターは最初はお見合いを断る気だったが、ダクネスにひかれていく。
ダクネスは木刀で、バルターと戦うが、ダクネスの攻撃はもちろん当たらない。しかし、身がボロボロになっても強気のダクネスに、バルターは負けを認める。
(心は強いんですよね、ドMだから…)
そしてカズマとダクネスのバトルになるが、最初はダクネスへ魔法で水をぶっかけ、凍らせる。その後組み合いになり、力ではダクネスの方が上のため、ドレインタッチで体力を奪うが体力の底が見えないほどのダクネス。カズマはダクネスにイヤラシイ言葉を浴びせ、ダクネスの妄想を掻き立てることで、ダクネスは倒れる。
そこへダクネスの父がやってきて、水に濡れて倒れているダクネスを見て、父が憤慨する。

場面は変わり、寝ているダクネスの周りでダクネスの父、アクア、カズマ、バルターが話をする。
バルターはダクネスのことが気に入っていたが、ダクネスとカズマができていると勘違いしていたので、身を引くことにする。
そこへ起きたダクネスが、お腹にはカズマとの子供が…と嘘をつき、ダクネスの父は怒るのかと思いきや、初孫…!と涙を流してしまう。

涙を流すダクネスの父 © 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会

ダクネスが帰ってきて1発目からだいぶ破壊力ある話でしたね(笑)ギャグの度合いがかなり増していて面白かったです!
それでは第4話の見どころをピックアップしていきます!

やっぱりお金が無い!

前回の大豪遊のせいで、せっかくキールからもらったお宝もすべてないカズマたち。
アクアの隠し持っていたお酒を売ろうとするカズマ、ついにはアクアの羽衣までスティールで奪い取ります。

お金に一番厳しいように見えるカズマですが、みんなと一緒になって飲めや食えやの大宴会をしているあたり、ほかのメンバーとなんら変わらないですよね(笑)

帰ってきたダクネス

ワチャワチャもめているところへ、貴族の令嬢らしき人物が…。一瞬誰だかわからなかったカズマたち。ダクネスだとわかると、領主にいろいろされて、心を汚されたものと勘違いし、ダクネスに同情する一同。
そんなことではなく、領主の息子とのお見合い話を受けるよう言われ、困っていると告げるダクネス。

お見合い相手の似顔絵を見るやいなや、それを破るカズマ。破った似顔絵をご飯粒をのりの代わりにしてくっつけるアクア。このアクアに笑ってしまいました。

カズマの思惑

お見合いは受けたくないというダクネスだったが、カズマはお見合いを受けさせたい。なぜなら、攻撃の当たらないダクネスを円満にパーティーから追い出す(ヒドイ)には、嫁に行ってもらって、パーティーを寿退社してもらうのが一番だったから。

ダクネスには、お見合いを受けるように促すカズマ。納得しないダクネスに、お見合いを受けるフリをしておいて、自分が途中でぶち壊すと言い、なんとかダクネスにお見合いを受けさせる。

そこへ検察官(1話に登場した人)が来て、近くでモンスターが大量にわいているのはカズマのせいじゃないのかという。退治を命令されるが、ここでカズマはめぐみんを使う。
めぐみんはどこか頭のキレる子なので、お見合いにいては邪魔と感じ、めぐみんの爆裂魔法で、めぐみんにしかできないことを頼む。めぐみんも、私にしかできないことと、感動し、モンスター退治に行ってしまう。

めぐみんを乗せてモンスター退治いかせるカズマ © 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会

さすがクズマさんは考えることが違うというか、ここまで一瞬で考えられるなら、ほかのことに生かしてほしいと思ってしまいます(笑)

ダクネス、お見合いへ

ダクネスの実家についた3人。カズマとアクアはそれぞれ、ダクネスの執事とメイドになりすまし、ダクネスのお見合いを見守る。
カズマは、ダクネスの父から娘が粗相のないよう、見張っておいてほしいと頼まれていた。

そこへ、お見合い相手のバルターがやってくる。

部屋へと移動し、ダクネスとバルターが話すが、余計なことを言おうとするダクネスの耳を魔法でひんやり冷たくするカズマ。
ダクネスの父の提案で庭の散歩に出る。

ここでアクアが池に向かって手を叩き、コイ(と思わしき魚)を呼び寄せてたのには笑いました!和みます(笑)コイの口ぱくぱくの気持ち悪さも見事に描かれていましたね(笑)お気に入りシーンです!

戦いを挑むダクネス

ついに、令嬢らしき服を着ていることすら嫌になったダクネスは、服を破る。
そんなダクネスを見て、バルターは、最初はお見合いを断る気でやってきたが、ダクネスにひかれていることを明かす。

どSぶりを発揮するダクネスにドン引きのバルター © 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会

騎士であるバルターに、ダクネスは木刀で戦いを挑む。

結果的に、ダクネスは攻撃がかすりもせず、バルターにボロボロにされているが、ドMなので大喜びするダクネス。

紳士なバルターは、これ以上女性に剣をふることが出来ず、ダクネスの心の強さを認め、降参する。

ダクネスはただ、そういうプレイが好きだからボロボロだろうがなんだろうがいいんでしょうけど…。

ゲスいよ!クズマさん

その後、カズマがダクネスと戦うことに。木刀で戦うのかと思いきや、いきなり魔法でダクネスに水をぶっかけるカズマ。そして、凍らせる魔法まで使う始末。
紳士なバルターに、魔法を使うなんて…と呆れられていたカズマ。ゲスいですから。

そして組み合いになると、ドレインタッチでダクネスの体力を奪おうとするカズマ。しかしダクネスの力がありすぎて、ドレインタッチでは追いつかない。
カズマは、イヤラシイ言葉でダクネスに妄想させる。妄想でいっぱいになったダクネスは、それを(どれだろう)してもらいたく、自分から力を緩めて倒れる。

ドレインタッチで体力を奪おうとするどこまでもゲスいカズマさん © 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会

カズマのやり方が姑息というか、ゲスすぎて、笑うしかないです。

バルターの勘違い

倒れたダクネスを部屋へと連れていき、寝かせる。ダクネスの父、バルター、カズマ、アクアがいる中で、バルターはお見合いを断る。
カズマとダクネスができていると勘違いしたのだった。

まぁ、カズマとダクネス、仲がいいというか、ダクネスの扱いをよくわかってますから…。

そして起きたダクネスはフヒッと笑い、お腹をさすりながら、カズマとの子供が…と嘘をつく。
この言葉にダクネスの父が涙してしまう。
初孫…!と。

あーあ、とんでもない嘘をついたもんだな…と思ってしまいました。
でも実際にダクネスと結婚すればカズマって金銭面では困ることなくなるのでは?と思ってしまいました。
カズマとアクアがダクネスの実家に来た時に、ダクネスが語った理想のタイプのクズっぷりが、まるでカズマでしたし、ダクネスはカズマのこと好きなのかもしれないですね。そうなったらなったで面白い展開になりそうです!

まとめ

今回の第4話、ダクネスって貴族の令嬢らしくふるまっていると、普段とは全然違って、気品があるというか、可愛いなと思いました。中身は変わってないので、ご令嬢が変態っていうのもアレですけどね(笑)
バルターみたいないい人を絵に書いたような人、普通なら理想ですけど、ダクネスの理想が斜め上を行き過ぎていて、この人は大丈夫なんだろうかと心配になってしまう一面もありました。
次回はどんなギャグが炸裂するのか、今から楽しみですね!

今回一番面白かったシーンです! © 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会