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【映画レビュー】地上波でも9/23公開!『竜とそばかすの姫』

【映画レビュー】地上波でも9/23公開!『竜とそばかすの姫』
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「サマーウォーズ」を始めとして、数々の夏作品を生み出してきた細田守監督の作品を観て、夏を実感する方も多いのではないでしょうか。そんな中、細田守 新作である「竜とそばかすの姫」が地上波初公開が予定されています。

今回は、竜とそばかすの姫の見どころをお伝えするために、ネタバレなしで映画のレビューをしていきます。竜とそばかすの姫の見どころを知ることで、この夏に観たい映画になること間違いなしです!

「竜とそばかすの姫」の基本情報

竜とそばかすの姫は、2021年夏に3年ぶりの細田守 新作として公開され、細田守監督作品として最高の累計興行収入である約66億円を記録した大ヒット作品です。まずは、本作品のあらすじを簡単にご紹介します。

本作品の舞台である高知に住むすずは、幼少期から歌うことが大好きでしたが、母を亡くしたことがきっかけで、歌えなくなっていました。高校生となったある日、インターネット上の仮想世界<U>に出会い、自分の分身を作ることで自然と歌うことができるようになり、世界中の人気者となります。そんな中、<U>で忌み嫌われる竜に出会い、竜の傷ついた心を救おうと奔走していくストーリーとなっています。

「竜とそばかすの姫」の注目ポイント

一般的な映画では、ストーリーに注目が集まることが多いですが、竜とそばかすの姫の注目ポイントはストーリーだけではありません。ここでは、竜とそばかすの姫の注目ポイントをレビューしていきます。注目ポイントを知っておくことで、様々な観点で作品を楽しむことができますよ。

俳優やアーティストを中心とした声優起用

竜とそばかすの姫 声優には、佐藤健さん、成田凌さん、玉城ティナさん、染谷将太さん、幾田りらさんといった俳優やアーティストを中心とした声優起用となっています。

セリフが棒読みでひどいというレビューも見受けられますが、私自身は違和感を感じることなく、作品を楽しむことができました。本職の声優が起用されていないからといって、鑑賞しないのはもったいない作品ですよ。

また、その中でも、特に注目してほしい竜とそばかすの姫 声優は、主人公のすずを演じるミュージシャンの中村佳穂さんです。後述する注目ポイントにも繋がりますが、ボーカル面を重視した配役ということで、圧倒的な歌唱力を作中で披露してくれます。

心を引き込む歌と音楽

続いての注目ポイントは、竜とそばかすの姫 歌です。本作品のメインテーマである「U」は、KING GNUのリーダーとしても知られる常田大希さん率いる音楽集団「millennium parade」が手掛けています。迫力ある音楽と、中村佳穂さんの圧倒的な歌唱力によって、仮想世界<U>の広大な世界観が表現されています。

また、メインテーマだけでなく、作中の要所で挟まれる挿入歌も見どころです。中村佳穂さんの美しい歌声と、<U>の近未来の世界観がうまく融合しており、みなさんの心を引き込んでくれること間違いなしです。

仮想世界<U>と現実世界の美しい対比映像

竜とそばかすの姫では、仮想世界<U>と現実世界の美しい対比映像も見逃せません。本作品のアニメーションでは、3DCGと手描きが使い分けられています。3DCGで描かれた<U>では、現実世界には実在し得ないインターネット空間が緻密に表現されています。それに対し、手描きによる現実世界は、高知が舞台ということもあり、美しい田舎風景が綺麗に描かれています。

両者異なる映像のはずですが、美しさという共通点を持っており、見事に調和した映像を堪能することができます。

「竜とそばかすの姫」の余韻の浸り方

竜とそばかすの姫 歌や、仮想世界<U>と高知を中心に描いた美しい映像によって、映画鑑賞を終えた後には、竜とそばかすの姫ロスに陥るかもしれません。そんな方にも、おすすめのロス解消方法があります。それは、竜とそばかすの姫 歌を音楽プレイリストに加えることです。竜とそばかすの姫 歌を聴くことで、いつでも美しい映像を脳内で再生することができますよ。

また、実際に描かれた高知のスポットを巡ることで、竜とそばかすの姫を2度楽しむことができるのではないでしょうか。作品と同じ時期である夏に高知を巡ることで、山や川の美しさをよりリアルに味わうことができそうです。

まとめ

今回は、細田守 新作の「竜とそばかすの姫」の基本情報をご紹介するとともに、注目ポイントをレビューしました。竜とそばかすの姫は、ストーリーだけでなく、声、歌、映像と様々な観点で魅了してくれる作品です。まだ観ていない方は、夏を実感するためにも、竜とそばかすの姫の世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。