第9話「なでしこナビと湯けむりの夜」
ソロキャンガール、再び
第9話は、久しぶりにリンが「ソロキャンガール」する話でした。しかし彼女はもはや以前のソロキャンガールとは違う存在になってしまった。
つまり「旅の景色や感動を誰かと共有する」という、ただその1点において志摩リンは以前のような孤高の存在ではなくなってしまいました。
いまや、各務原なでしこが、彼女の中に棲みついている。そんなことを感じさせられる第9話だったと思います。
そもそも、リンは今回なでしこと2人でキャンプに行くはずだったからね。第1話での2人の距離感とはずいぶん違うものになったなあ…と感じずにはいられない。
勝利の音楽
(後述するとおり)南アルプスが走っているため、山梨から長野南部へは直線距離的にはそこそこ近いんだけど、実際にはかなり迂回しなければならないらしい。
しかしそんな迂回ルートをずいぶんと短縮できるルートを、ナビが発見!とはいえ山道を突っ切るルートだから険しい道になることが予想されるんだけど…。
(C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
近道を見つけたリン。そして交通量も少なく快適な旅! 本編でOPが流れ、完全に勝利の音楽でした。
…が、途中まで来て「通行止め」という衝撃の事実が。
あっ…(C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
サビに入る前に音楽がぶった切られたのほんま笑ったwwww
なでしこは…
なでしこ「私に構わずキャンプいってー 私の屍をのりこえてー!!」
リン「おい死ぬな」急に幼児退行 (C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
風邪を引いてしまったなでしこは、在宅で、千明と一緒にリンのナビ係に。今回のタイトル「なでしこナビ」ってのはそういうことだったのね〜〜。
そんな彼女が案内したのは…
- きのこ帝国
- 千畳敷カール
- わんこ寺(光前寺)
そのなかで、なんとわんこ寺が採用ww
さすがリンちゃん。可愛いものには目がないのであった。
光前寺と早太郎みくじ
わんこ寺の正式名称は「光前寺」というところ。
そして案の定かわいいイヌのおみくじにつられてしまうリンであったw
負けたぜ、かわいい犬どもめ (C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
神社の境内に祀られていたのは結構コワモテなワンちゃんだったのに、こういうところで売ってるグッズだけかわいいの、ずるいっすよねー(財布の紐が緩んで仕方ない)
ちなみにこのときのおみくじは「小吉」だったそう。
リンと露天風呂
光前寺のあと、リンちゃんがやってきたのは露天風呂。そして南アルプスに臨むリンであった…!
タイトルに偽りなし (C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
こういうとき、露天風呂ってええなあと思わずにはいられないですね。景色もいいしあったかいし、最高すぎる。。
駒ヶ根名物「ソースカツ丼」
リンが温泉上がりに食べるものを、伊那地方名物のローメンにするか、駒ヶ根名物のソースカツ丼にするかで、千明となでしこが大激論。
そしてその争いに一切関与せず、平然とミニソースカツ丼をオーダーしていたリンちゃんが流石すぎたww
うまそう (C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
というわけで、駒ヶ根名物のソースカツ丼を食べることに!駒ヶ根のソースカツ丼って、めっちゃでっかいカツがウリらしいんだけど、こんかい食べたのはミニソースカツ丼でしたね。
サクサクしててうまそう…。飯テロやめろや……。
山梨名物「ほうとう」
飯テロといえば、もう1つ。
なでしこのお見舞いに来た千明が、山梨名物の「ほうとう」を作る場面がありましたね!個人的にはこっちの話はめっちゃ好きで、なぜかというと各務原家の人物が総動員されているからですw
パッパもいる (C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
静岡県から引っ越してきた各務原家は、山梨名物の「ほうとう」に興味津々。千明の作る「ほうとう」にかなり期待をしていました(
最初はなでしこだけだから「テキトーに」と考えていた千明も、徐々にハードルが上がるに連れて青ざめていくのがおもしろかったwww
それから、なぜか武田信玄がでてくるのもおもしろいところ。
それにしてもこの家族、めっちゃうまそうに食うんですよねーーー。
食事シーンの作画や効果音などもかなりよかったと思います。麺をすするのは、落語を思い起こさせるような演技でした。
個人的には、お父さんがめっちゃワイルドな感じで、お母さんがおっとりしてる感じで、なんかバランス取れてていいなあって感じでした。
今回のキャンプ講座
いつも大塚明夫さんの「いい声」で案内されるキャンプ講座!今回もあったのでまとめておきます。
山梨から長野南部へのルート
山梨と長野南部の間には南アルプスが南北に伸びているので、伊那方面にいくには諏訪まで迂回する必要があるのです
(C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
山梨県と長野県の県境には南アルプスがあるのはわかったけど、そこを横断する道ってのはなかなか作るのも難しいんでしょうかね〜。流石に標高が高すぎかな?
山梨から長野南部への直線的なルートを開拓したとしても交通量があんまり多くなさそうだし、環境保護とかのことまで考えるとそう簡単に道を作るぞーって発想にはならないのかもしれません。
ふりかえりと今後のストーリーについて
ふぉっふぉっふぉ (C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
なんか夢にでてきたなでしこw
朝もめっちゃ早くから家を出て原付で遠くまでやってきたんだし、眠くなるのも仕方ない気がするよね。
さて、盛大に寝坊したリンはこの先どうするのでしょうか!?