今回のユーリも楽しく見ていました!ユリオとの勝負に勝った勇利は、得たものや学んだことが多かったように思えますね。一方のユリオも同様に学び、得たものもあったようです!「ユーリ on ICE」というタイトルの回収も今回ありました!最初は意味の通り、ユーリがスケートをするからon ICEなんだと思ってましたが深い理由もありましたね!それでは第4話の感想に参りましょう!
第4滑走「自分を好きになって…完成!!フリープログラム」
それでは第3話のあらすじからどうぞ!
前回は、ヴィクトルを賭けた勇利とユリオのバトル。舞台はアイスキャッスルはせつでした。勇利に与えられたテーマ「エロス」とユリオに与えられた「アガペー」でしたが、2人とも悪戦苦闘しつつ、自分なりのエロス・アガペーを滑りましたが、想像力や演技力で勇利の勝利。はれてヴィクトルは勇利のコーチとなります。
前回のお話も深いな…と思いました。ユリオのアガペーの方が先にユリオ自身が気づいていたので、この展開は…と思いましたが、勇利のエロスの方が見つけるのは遅かったですし、いきなりエロスはカツ丼と言われて、??と思いましたが、それが大きなカギになっていたんですね!4話はヴィクトルが正式なコーチになるところからはじまります!
ユーリ 第4話 今回の見どころは?!
まずは4話のあらすじからどうぞ!
今回は勇利のフリープログラムの曲と振付を完成することが目的です。勇利は今まで、曲をコーチに決めてもらっていたのですが、過去に1度だけ自分で曲を持ってきたことがありましたが、その曲がダメになったことから、自分で曲を選んだり作ることはしなくなりました。しかしヴィクトルは勇利のことをすべて知りたいため、そのボツになってしまった曲も聞きたいとの申し入れが。
曲をヴィクトルに聞かせるも、ダメ出し…そんなとき、曲を作ってくれたタイの選手、ピチットくんの友人にまた曲を作ってもらえることに。勇利はその曲でフリーを滑ることを決めます。
一方ユリオは、勇利に負けた悔しさやヴィクトルを取られたような悔しさから、ヤコフ(コーチ)の奥さんの厳しいレッスンを一生懸命こなしていきます。
勇利は気づきます。一人で戦っているわけじゃない、と。
4話では、勇利とユリオの強さや意地が見られた気がします。最初は気弱だった勇利も、過去にあった出来事をヴィクトルに話すことで、ヴィクトルとの距離が縮まり、勇気がわいてきたのだと思います。今まで孤独な気持ちでスケートを続けてきた勇利が、ヴィクトルと出会って一人じゃないと気づいたのですが、今後の勇利の成長もかなり楽しみですよね。
温泉のシーンがヴィク勇
勇利のフリープログラムについて話あっているシーンで、フィギュアの説明をミニキャラがしているシーンなのにも関わらず、めちゃめちゃエロさを感じるシーンになっちゃっていました。
温泉であの絡み合いはそりゃあ他のお客さんも見ちゃいますよね(笑)だんだんBL感のある雰囲気になってきましたよね。
勇利のことはなんでも知りたいヴィクトル
勇利の前のコーチに電話をするシーン。ずっと電話できなかったという勇利は電話で話せてほっとしているようでしたが、それよりもヴィクトルは、勇利が昔、自分で曲を持ってきたことがあるという前コーチの話に嫉妬。怒りをあらわにしながら、曲を聞かせるよう言います。
ここでもヴィク勇全開でしたね。このあともヴィク勇全開なシーンが多いのでそれは後述します!
燃えるユリオの心
ゆうちゃんから、勇利のことを聞いたユリオ。(そもそもそんな絡んでなかったのにいつユリオとゆうちゃんは連絡先まで知っている仲になったんだろうか…)
勇利がフリーの曲を自分でプロデュースすることを知ったユリオ。同世代にライバルがいなかったユリオは、勇利と出会ったことで、変わりました。練習嫌いだったユリオが熱心に練習したり、いきなり現れたヤコフの元奥さん(リリヤ)の厳しいレッスンも、最初は嫌がっていたものの、一生懸命練習している姿がうかがえました。
「今シーズンのプリンシパル、いいえ、プリマになりなさい、魂を売ってでも勝ちたいのなら」というリリヤの言葉に
「魂売ったくらいで勝てるならこの体ごといくらでもあんたにくれてやるよ」
と力強く答えるユリオ。本気が見えました。
ユリオにとって、勇利との勝負に負け、ヴィクトルをロシアに連れ戻せなかったことが、ものすごく悔しかったんだと思います。しかし、その悔しさがバネになって、ユリオがスケートに一生懸命になる姿は素敵です!
結局のところ、いまだに心の中では三角関係なのかもしれないですね。
勇利のフリープログラムの曲は?
勇利のフリーの曲は、「自分のスケート人生」というテーマで、タイの選手のピチットくんの友人に頼んだものでした。しかし、お蔵入りになってからというものその曲を作ってくれた女の子とも気まずくなったとピチットくんに相談する勇利。ピチットくんは探り入れるね!と言ってくれました。
ここで初登場のピチットくん。勇利にも親しげな友達(バルセロナ時代のリンクメイト)がいたんだなぁ、とほっとしました。
ピチットくんは人柄もよくてまさに優しい!という言葉がよく似合う素敵な青年です!
勇利の過去とヴィクトルがいる今
アイスキャッスルはせつで練習する勇利にヴィクトルがまだフリーの曲が決まらない勇利に「例えば恋人に愛されたこととか」と失言。勇利が「あぁ?!」と怖い顔と声を出したのはきっと最初で最後でしょう。
勇利のほうが謝っていましたが、その後、ヴィクトルは自分の失言に気づき、勇利に気を遣います。
「どっかいこうか?」「お風呂に一緒に入ろうか?」「一緒に寝ようか?」としつこくするヴィクトルから逃げるようにする勇利。
そして勇利は寝坊し、リンクに行くのを遅刻してしまいます。ヴィクトルは怒るのかと思いきや、「海に行こうか」と優しくしてくれます。
ここで勇利の過去の話が登場
勇利はデトロイトに拠点をおいていた頃の話をし始めます。やたら話しかけてくる女の子のこと、リンクメイトが事故にあって不安で、病院の待合室でその女の子と待っていたとき、その子が抱きしめてくれたのにその子を突き飛ばしてしまったこと。
突き飛ばしたことを後悔していた勇利。
突き飛ばしたことに対し、「何故?」というヴィクトルに「動揺してると思われたくなくて。心の中まで踏み込まれたみたいでとても嫌だった」と勇利は話すのです。
そして勇利は気づいた、といい、家族もゆうちゃんも西郡もミナコ先生も「弱い僕を弱い人間と思っていなかった、成長できるって信じていてくれたから、心の中に踏み込まないでくれた」と。
ヴィクトルは「勇利は弱くない、みんなはそう思ってるだけさ」と優しく言います。
勇利は海でヴィクトルに弱い自分を見せたことで、なにかが吹っ切れたように見えました。
そして、お蔵入りになっていた曲を作り直してもらうこととなりました。
やはりヴィクトルの存在はかなり大きいです。勇利はあまり弱音を他の人にいうタイプではないはずなのに、ヴィクトルになら自然と話せたのです。そしてヴィクトルの言葉があったから、前に進めた。勇利とヴィクトルは本当に出会ってよかった!と思いました。
勇利のフリー曲完成!
曲が作りあがるまではヴィクトルにジャンプを教えてもらう勇利。ここでヴィクトルのつむじを押してしまう勇利。ヴィクトルの薄毛疑惑が公式で…
そして夜中、曲ができあがったとたん、寝ているヴィクトルに曲を聞かせる勇利。にっこりするヴィクトル。
テーマは「僕の愛について」と、勇利は自分なりの愛を表現することを決意。ついにフリーの曲が決まります!
そうしてついにフリーの曲での振付を作っていくのです!
勇利は体力があるため、それをいかした構成にしていくこととなります。振付を練習する姿はもうすでに美しさが見れました。
そして今シーズンのアサインが発表されました!次の試合の構成やルールを説明するシーンもあって、フィギュアのことがわかりやすかったです。
勇利は国内大会からとなっていて、それを突破する必要があるのです。
ひとつ成長した勇利
勇利は、今まで、一人で戦っていると思っていました。でも、ヴィクトルがあらわれ、ヴィクトルと過ごしているうちに、勇利は少し強くなっていました。
一人で戦っているわけじゃない、と気づくのです。
ユリオもアサインが発表され
この容姿でいられる時間は短い「今利用できるものは全部つっこんで絶対勝つ!!」と意気込みます。
勇利も
僕達の競技人生は短い、きっとこれが僕のラストシーズンになる
ヴィクトルがいつまでいてくれるかも 体が持つかどうかもわからない
だから神様どうか今だけ ヴィクトルの時間を僕に下さい
と今シーズンへの意気込みをみせます。
曲名は…
ここでついに作ってもらった曲の曲名が。その名「YURI on ICE」
4話目にしてアニメのタイトルが勇利のフリーの曲名となりました!自分のスケート人生を描いたものであり、以前の勇利とは違い、強くなった勇利は、自分の名前を曲名にいれたのでしょう。
今シーズンでラストと勇利は言っていますので、集大成のような意味も込めていたと思います。
まとめ
今回のユーリでは、いよいよ始まる大会の前の一幕でした。ユリオとの勝負も勝っていましたし、そのときにすでに自信をつけたかと思っていましたが、今回、ヴィクトルに過去の話をできたことで、またひとつ、強くなったんだと思います。
曲も今までのようにコーチに選んでもらうのではなく、自分で曲を選びそれを滑ることに決めました。勇利の少しずつ変わっていく姿が、見ているこちらも嬉しかったりします!
いよいよ次回から大会がはじまります。九州の南くんの演技も楽しみですし、勇利とどのようなバトルになるか、そして、完成した勇利の演技にも期待です!