第5話「夏のおそ松さん」

第5話は、季節外れの「夏回」でした。

夏ネタてんこ盛りの短編集でした。勢いよくてめっちゃおもしろかったですww

セミ

これはアウトwww ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

人物の名前といい、絵柄といい、どう見ても「タッ○」です。本当にありがとうございました。

あくまでも、登場するのは「タックン」と「ナナミ」です。「たっちゃん」と「みなみ」ではありません。

セミがめっちゃ鳴いて、大事な愛の告白のジャマをする展開に。

十四松体操

ラジオ体操してたら、腕の動きが風を巻き起こして、その風がちょっとずつ強くなって、最後には竜巻になるという、クソしょーもない内容(褒め言葉)。

十四松が巻き起こす風がちょっとずつ強くなるに連れて、オッサンのカツラが取れていくところがジワジワくるw

なんというか、勢いだけはあって十四松らしいな…という感じでした()

じょーず

「じょーず」ってえらい直球なタイトルだなと思ったけど、一応ひらがなだからセーフなのか!?

サメがいる海域で浮き輪にうかぶクソリア充…もとい、カップルたち。

そこに現れたのはハタ坊…!!だからタイトルが「じょーず」なのかと理解(

まさかお前がサメなのかと思ったけど、「じょー」って奇声あげてたところで、サメが登場。

ガブー ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

そっちが食われんのかーい!!

サメのポジションにハタ坊が登場→サメ役(ハタ坊)がサメに食われる…というオチはなかなかおもしろかったw

暑いざんす

デカパンが「チッ」って舌打ちしたところで驚きましたΣ(゚Д゚)

なんというか、デカパンって温厚なキャラだと思ってたので。でもダヨーンは確かにムカつく(

この話で登場したのはVRネタ。平成「おそ松さん」ならでは!という感じですね。

脳に直接電気信号というか刺激を送り込んでいて、真夏なのに気分は真冬の雪国!火事になっても「寒い」と感じているからマジもんでしたww

マジキチ ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

味覚も、触覚も、視覚も、すべての感覚が電気信号で置き換えられる。人類が肉体を捨てて電脳空間に送り込まれることになったら、こういうことになるんだよね…。ちょっと怖いなと思います。

ただ、ネタとしてはこれもおもしろかった。

流刑

トッティが女の子と写真を取ろうとしたら、兄弟から妨害されて流刑された話。

あざとい ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

立て札に「罪人です 助けないでください」って書いてて、それがおもしろかったw

なんとわずか40秒ほどのショートストーリーなギャグ。勢いがいいからこういう話は大好きです。

流刑2

無人島に到着!

今度もまたトッティは女の子2人と行動中でした。しかし…!!!

十四松「はい流刑」
カラ松「はい流刑、一人で和歌でも詠んでるんだな!」

やっぱりな!

流刑3

このシリーズまだ続くんかーいwww

高校時代、漢文で「三度は「何度も」の意、一度や二度ではない」と習った記憶があります。

3回続くことで「まだあるのかよ!」と思わせる効果はまちがいなくありそうだよね。2回じゃなく3回重ねていくスタイル。

今度は流刑にされるのを防ぐために、海辺にいくことを避けるトッティ。完璧な作戦のもと、女の子と連絡先の交換を行いますが…!!

ええええーーーー!! ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

ソファーから外にスライダーwwwwww

なんかもうメチャクチャで、このあたりはずっとゲラゲラ笑ってました。

花火

ダヨーンとデカパンの花火がひたすら打ち上がるだけの回。

花火が上がるたびに「だよ〜ん」「ほえ〜」と聞こえてくるとさすがにみんなお祭り気分も萎えるよね…みたいな話でした。

サマー仮面

もっこり ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

「サマー仮面」という謎のキャラが登場。声を聴く限り、どう考えてもカラ松ですが…(

「画になる」ような夏っぽい風物詩を見つけると「Good Summer!!!」と騒ぎ立てるだけのよくわからないキャラでした。

  • 駄菓子屋さんでサイダー
  • カブトムシ捕獲
  • 家族でスイカ割り
  • 海で日焼け
  • 体を砂に埋める
  • サンオイル
  • 潮干狩り

あとサマー仮面の股間がもっこりしてたのが気になる。

動くたびにブーメランパンツにある影が動いてるんですよね…。そんなところまで精巧に作り上げる Studioぴえろ さんマジ職人。

それに、なんかサマー仮面専用の挿入歌みたいなのもあった。わざわざ作ったのかよwww

フンッ!俺の名はサマー仮面。

毎年夏になるとこうして街中の夏を探し求め、さらなるサマーを注入し、みんながよりサマーを楽しんでいるサマを見ながら、サマーさまさまな限られた日々を楽しむ。そんな俺サマー!!

んんー?意味がわからない?俺の季節が来たんだ Thank you!

夏のトト子さん

なんか無防備に胸を強調しているトト子さんだあああああああ!!!!

…と思ったら、ナイフで「えーい♪」と一突きさせてリア充の浮き輪を割ってみたり、銃でカップルの飲み物を撃ち抜いてみたり、「あっはははははは♪」と可愛い声で銃を乱射してみたり、なんかぶっ飛んでる…!!!

トト子GJ ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

「夏だ夏だーーー!!!」と叫ぶ顔は完全に狂気。これ、遠藤綾さんノリノリでやってそう。

今回一番笑った話はこれでしたwwwwww

今年こそは

オラオラなお兄さんお姉さんがいる湘南ビーチ。

何を血迷ったか、おそ松たちはそんなところにやってきて、可愛い女の子に声をかけようとしていた。

  • 「乳房や臀部を凝視」と連呼していたチョロ松
  • 「いくいく詐欺」な一松とおそ松
  • 十四松の「たってる」演出

…など、おもしろいポイントはいくつかあったんだけど、やっぱりラストが一番おもしろかったですね。

周りのリア充たちから「何こいつら超ウケる~」「六つ子って多くね?」「ねえ写真取らせてよ(笑)」などと圧力を受けて小さくなるおそ松さんたち。

あっ…あっ…… ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

やっぱりリア充と非リアは相容れないんだ…(哀)

特殊EDは「イヤミ音頭」

過去のアニメ「おそ松くん」には「おそ松くん音頭」という歌があったそうです。

「細川たかし」さんという、有名な演歌歌手を呼んできてEDを担当してもらってたんだとか。

今回やったのは「イヤミ音頭」で、歌うのはイヤミ役の鈴村健一さん。キャラ声でしっかり歌ってたのがすごいところ。

そして歌詞もひどかった。サマー仮面に Too bad summer… って言われそうな内容。

これはひどい ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

部 屋 で ゴ ロ ゴ ロ シ ッ コ シ コ

ふりかえりと今後のストーリーについて

「イヤミ音頭」はところどころ「おそ松くん音頭」を思い出させるようなカットがありましたね!

そして、こういう「短編集」的な回もなかなかいいなと思いました。

ギャグのテンポがいいw