第1話「ネクストステップ」
第1期では、高海千歌をはじめとする、浦の星女学院のスクールアイドルAqoursが、ラブライブの東海地区予選を終えたところでストーリーが終わりました。
今回はその続きからアニメがスタートします。一難去ってまた一難、千歌たちに突きつけられた次なる課題は…!?
第1期のふりかえり
ゼロからイチへ © 2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
「ラブライブ!サンシャイン」の第2期は、第1期13話の直後の時間軸からスタートすることになりましたね!
第1期のラストでは、東海地区予選をおえて、自分たちの精一杯のパフォーマンスをしたところで終わった。満足して終えることができた。第1期の終わり方は「急ぎすぎ」って意見もあるみたいだけど、そうは思いませんでした。
第1期の12話では、「ラブライブで勝つこと」を目標にしたのではなく、「自分たちが精一杯輝くこと」を目標にしたのでしたよね。思い出してほしいのは1期12話の、このやり取り。
梨子「一番になりたいとか、誰かに勝ちたいとか、μ’sってそうじゃなかったんじゃないかな。」
千歌「μ’sのすごいところって、きっとなにもないところを、なにもない場所を、思いっきり走ったことだと思う。みんなの夢をかなえるために、自由に、まっすぐに。だから飛べたんだ!」
千歌「μ’sみたいに輝くってことは、μ’sの背中を追いかけることじゃない。自由に走るってことなんじゃないかな!全身全霊、なんにもとらわれずに!自分たちの気持ちにしたがって!」(中略)
善子「自由に走ったら、ばらばらになっちゃわない?」
梨子「どこに向かって走るの?」
千歌「私はゼロをイチにしたい!あのときのままで、終わりたくない!」
そして、Aqoursは、ゼロをイチにすることができた。だから彼女たちの第1期での目標は達成されたわけですよ。
ラブライブ東海地区予選の結果がどうだったのかは本筋じゃない。敢えてレトリカルに言えば「どうでもいい」ってこと。
東海地区予選の結果は…
もしあのとき… © 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
無印のときに、ラブライブ決勝でμ’sがA-RISEに勝利したあのときもそうでした。直接的には大会の様子を描写しない。脚本の花田先生はそういう描き方をするんだよね。
とはいえ、視聴者からすれば「東海地区予選の結果ってどうなったの?」って気になるところw
結局、あと少しで東海地区予選を抜けられたことが明かされる。つまりAqoursは全国大会にでることができなかった。
でも、その結果に彼女たちがどことなく満足げだったのは、さっきも言ったように「ゼロをイチにすることができた」からだろうと読むことができます。
ダイヤ「ぶっぶー!ですわ!」
第2期でも早速「ぶっぶー!ですわ!」を拝むことができましたw
ぶっぶー!ですわ! © 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
ダイヤの言うとおり、Aqoursは次のラブライブを目指す前に、やらなきゃいけないことがあります。それは、学校説明会!!
ラブライブで有名になったであろうAqoursを看板に、学校説明会をしようという話。生徒の数をたくさん集めれば、まだまだ学校存続の可能性はある!と、希望を持った千歌たちAqoursのメンバーたち。
ただ、田舎ってほんとうに人が集まらないんだよね。。
自分はサンシャインの「聖地」に行ったことはないけれど、「終バス」なるものがあって、しかも通勤と通学時間帯しかバスがないような描写を見ると、本当に田舎なんだなあと実感します。
自分の実家も「終バス」ってのがあったので、親近感w
鞠莉「てへぺろ!」 浦女が統合に…
千歌たちが乗り越えなきゃいけない壁は「浦女は統合になることが決まった」という厳然たる事実でした。それを千歌に伝えたときの鞠莉の「てへぺろ」は久しぶりに聞いた気がするw
てへぺろ(・ω<) © 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
意気込むAqoursメンバーのなかで、鞠莉だけ1人沈んだ顔をしていたので、ことりちゃんみたいに留学するのかと思ったけど、そうじゃなかった。
鞠莉は果南に対して「どうしたらいいの…」と相談していたシーンでは、鞠莉をお姫様抱っこする果南がなかなかに男前でしたw
そして、そんな鞠莉の元気のなさを察したダイヤも「だったらちゃんと隠しなさい」「ほんとうにぶっぶー、ですわ」と、優しく声掛け。3年生トリオ、チームワーク抜群すぎませんかね…。
梨子「がおー!りこちゃんビーム」
そうやって、思い悩んでいる千歌を励まそうとしたのが梨子だった。
この構図は、第1期の第1話を思い起こさせるものでしたね。思い切って海に飛び込もうとするところまで同じ。
がおー! © 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
千歌と梨子の立場が、1期から入れ替わってるっていうのもおもしろいですよね。
さて、梨子は千歌を励まそうとして、逆に「本音だったら軽蔑する」なんて言われたりしていたけれど、もちろん本音ではなく。。
どうしていいかわからなくなった梨子が「普通怪獣りこっぴーだぞー!くらえ、梨子ちゃんビーム!」って言ってたのがとんでもなくおもしろかったww
逆上がり、鉄壁のスカート
翌朝、いてもたってもいられなくなった千歌は、早速学校へ向かうことに!
諦めたくない。まだ何もしていないから。そう言って、奇跡を起こそう!と誓った千歌たち。ずいぶんと重い第1話だったけど、こういう終わり方なら大いに「アリ」だなと思いました。
見え… © 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
それにしても、鉄壁のスカートである。
ふりかえりと今後のストーリーについて
ちかちゃぁん!? © 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
たぶん、第2期というよりも、ラブライブ!サンシャインの第14話だと思ったほうがいいぐらいだろうね。
まだ第1期から、彼女たちの心のなかであのまま話は続いている。その行く末をリアルタイムで見ることができるなんて、幸せです♪
第2話も楽しみにしておきましょう!