夏休み、ついに麦と花火はそれぞれの想い人に告白することになります!今回はえっちゃんも登場し、えっちゃんに片思いをしている男性も登場!今回で決着のつく麦と花火の恋愛と、これからどうなるのかわからない、えっちゃんの恋や麦と花火の関係性にドキドキしました!それでは今回も感想に参りましょう!
第8話「Sweet Refrain」
それではまず前回の7話のあらすじからどうぞ!
優雅な朝食をとるモカ。いつも可愛い服装に身をまとい、モカ自身も可愛いのですが、モカは麦のことが子どもの頃から好き。しかしその恋が叶うことはないことも、モカは知っています。麦を求めるあまり、中学生のときに他の男子とデートをしても、やっぱり満たされることはなく、その男子の名前すら覚えていない。
モカは麦に勇気をだして、デートに誘います。デートできることになり、気合を入れるモカ。
一方、花火は茜とファミレスにいた男と今も継続中で、デートをしていましたが、男はしきりにやらせろ、とそればかり。花火がなかなか体を許さないため、男はやらせてくれる女のところへ行ってしまう。
モカは麦とのデートで、映画へ。ラブストーリーの映画で、恋が叶うのは幸せという内容のセリフがあったが、モカは、それなら叶わない恋は不幸なの?と考える。映画館で、モカが麦の手に自分の手を重ねると、麦が手を握ってくる。
しかし、モカは麦が自分のモノになるとは思えず、どんどん闇を抱えていく。
デートの帰り際、モカは楽しかったデートではあったが、こんな非日常なことを思い出にしようとしていた。それに気づく麦。モカを自分の家へと入れた。
そこで、モカを抱こうとする。モカは自分の中の考えと葛藤するが、今ここで抱かれることを求めてしまい、体を許す。
麦はモカを結局は抱けなかった。きっと、モカの想いが、麦には重すぎたのだろう…。
モカは、もう思い出なんかいらないと、麦との思い出を断ち切ろうとする。
そして、花火と麦は夏休みのあいだに、お互いの好きな人に想いを伝え、きれいにふられることを計画していた。
ふられたあとは、花火と麦が本当の恋人になるのかもしれない…。
第8話 今回の見どころは?!
今回の8話のあらすじから参りましょう!
夏休みの宿題をする麦と花火。宿題が終えたらそれぞれ、茜と鐘井に告白することになる。
一方、えっちゃんは、夏休みの夏期講習で予備校に通っていた。そこで一緒になる篤也とは従兄弟同士だが、篤也はえっちゃんに特別な思いを抱いている。篤也は過去にえっちゃんにふられたが、諦めずにえっちゃんを思い続けている。えっちゃんは花火のことが好きで、篤也のことを恋人としては見れないと断るが、篤也はそれでもいいと言う。
この先、この2人がどうなるのかは今はわからない。
宿題を終えた麦と花火は抱き合っていた。しかし、花火は自分の気持ちの異変を感じる。麦に対し、自分を茜だと思ってと言うが、自分は麦を鐘井だとは思えなくなっていた。
告白を明日に決めた2人。公園で、告白を終えたあとはまた2人で会うという約束を交わす。このとき、麦は花火を抱きしめるが、花火はやはり自分の気持ちの変化を感じていた。麦に対してドキドキするのだった。
翌日、麦は茜を呼び出して、喫茶店に入る。そこで、好きだったことを明かすが、麦は茜の本性も知っていて、気持ちも知られていることをわかっていた。それでも茜のことを好きな気持ちは変わらず、茜もそれに対して、私も麦ちゃんが好きと答える。茜の好き、は薄っぺらいものであることもわかっていながら、茜とホテルに行ってしまう。
そのころ花火は、鐘井を呼び出し、告白をした。優しい鐘井は花火をぎゅっと抱きしめ、花火がわんわん泣くのを受け止めた。鐘井は、花ちゃんありがとう…と言い、花火の片思いは終わった。
麦の告白も純粋なものだったんですが、なぜか茜相手だとエロになってしまうんですよねぇ。花火の告白は本当に純粋で、鐘井も花火になにかすることもなく、お兄ちゃんとしての優しさで振る舞うところが紳士です。
もしかしたら、花火のほうが鐘井とくっつけるのでは?と思っていましたが、さすがにそれはなかったようです。麦のほうが、このままズルズル茜と関係を持ってしまいそうで心配ではありますね。
そして、えっちゃん。篤也に好かれているけど、それには応えられず…でも篤也はそれでもいいと言います。えっちゃんも片思いはやめて、篤也とカップルになったら幸せなんじゃないかな?とも思ってしまいました。
なんだか叶わない恋が多い、クズの本懐ですが、ここからは見どころをピックアップしていきたいと思います!
夏休みの宿題
夏休みの宿題をする麦と花火。麦が、宿題が終わったら茜に告白するといい、花火もそれにのっかります。ノリと勢いかもしれないですが、モヤモヤし続けるよりはいい判断だと思いました。
夏期講習へ行くえっちゃん
今回初登場の篤也が、駅前で美容院のカットモデルを頼まれているところへ、えっちゃんがやってくる。夏期講習のため、予備校に行くえっちゃんについてくるカタチで、隣町からわざわざ同じ予備校にくる篤也。
えっちゃんと目が合うと赤くなって恥ずかしがる篤也、なかなか可愛かったですね!
えっちゃんと篤也は従兄弟
篤也の回想シーンで、えっちゃんと篤也は従兄弟なのだとわかります。親戚のお葬式で久々に再会した2人。篤也はこのときに一度えっちゃんに告白していますが、見事にふられていました。
諦めない篤也
告白してふられようが、えっちゃんのことを諦めない篤也。現在のえっちゃんが好きな人とうまくいっていないことをわかっていた篤也は、いろいろな質問をえっちゃんにぶつける。まっすぐにえっちゃんを想う篤也は、ふられても諦めない人物として登場しました。ふられたらそこで諦める決心の麦と花火とは対照的なのかもしれません。
花火の心の変化
宿題を終え、告白することを控えた2人は、告白の恐怖をうめるように部屋の中でいちゃつく。花火は麦に対し、自分を茜だと思ってと言うが、自分は麦を鐘井に重ねられなくなっていた。
その後、公園で告白する日にち、時間を確認したときにも花火は、麦に抱きしめられるとドキドキしていた。
これはもう、花火は麦のことが好きになっているのでは?と感じますね!
ついに、茜に告白する麦
麦の方が呼び出した時間が早く、花火よりも先に告白することになった。
茜は呼び出された意味がわかっていた様子だがあえてそれを隠し、喫茶店へと入る。
ついにそこで麦は茜に告白する!もちろん茜は麦が自分のことを好きだったのは知っているし、麦も茜の本性を知っている。
私も麦ちゃんのことが好きと茜は言うが、それが薄っぺらい感情であることも麦はわかっていた。
茜と…
そのあと、茜とホテルに行ってしまった麦。どんなに薄っぺらい好き、でも茜のことを変えたい麦。茜を変えると言った麦ですが、果たしてどうなるのか…?
花火も告白!
花火は鐘井を公園に呼び出し、告白する。優しくて大人な鐘井は、泣き出した花火を抱きしめる。これが最後だと思うと、花火は大泣きしてしまう。
花火の片思いはこれで終わった。麦の連絡先を眺めながら、新しいスタートを決意する花火。
このあとに麦と待ち合わせているはずだが、果たして麦は待ち合わせ場所にくるのだろうか…。
まとめ
麦と花火がそれぞれ告白をしました。花火は完全に玉砕しましたが、麦のほうはなんだか可能性があるような、含みのある感じでしたね。茜は鐘井とも付き合っているはずなので、そこに麦も加わると、またしても複雑な関係になってしまいます。
花火も、鐘井にふられてからは麦のことを見ようとしていて、本当は純粋な子なのかもしれないなと感じました。鐘井への思いを断ち切ってから麦のことを真剣に考えているような…。
今後、麦と花火をはじめ、えっちゃんやモカ、鐘井と茜の関係性はどうなっていくのか、見どころですね!