今回のこのすばは、前回モンスターに襲われたところで終わったところからの続きと、アルカンレティアに着いてからのお話でしたが、アルカンレティアの人々のめちゃくちゃさも今回かなりおもしろかったですね!そんな第8話、今回も感想に参りましょう!
第8話「この痛々しい街で観光を!」
まずは前回の第7話のあらすじからどうぞ!
6話でカズマにいたずらをしためぐみんが屋敷に帰ってきましたが、どうにもカズマとアクアの様子がおかしい。セレブごっこなのか、紅茶を淹れてみたり優雅な口調でしゃべっていたり。肝心の紅茶はただのお湯なのに紅茶(お湯)を淹れたアクアに怒鳴りもしないカズマ。
なぜこんなおかしなことになったのか…バニルに持ち掛けられた、カズマのもともといた世界の「こたつ」を商品化することで商売をする話。商品化にともなって、3億エリスかもしくは月々100万エリスか選べばそのお金を払ってもらえることになって、セレブ気分になってしまったカズマとアクア。ダクネスも特に2人のおかしさを止めようとしなかったのは、カズマがどんどんダメ人間になるのが楽しみだったから。
バニルが屋敷に顔を出した時には、アクアは悪魔族のバニルを毛嫌いして結界をはっていたのに、難なく突破してきたバニルにさらに嫌悪感がうまれる。喧嘩になりかけていたアクアとバニルだが、結局はバニルの持ち掛けた商売の話…というよりはお金の話でアクアもつられる。
これではいけないと、めぐみんは必死になりますが、クエストには行かないと頑ななカズマ。前回のクエストで首の骨を折ってまたしても死んでしまった苦い経験があるのでしばらくは屋敷で休みたいという。
でもどうしても外に連れ出したかっためぐみんは、温泉に行くことを提案する。クエストではないし、温泉ならとカズマも乗る。
馬車に乗るカズマたち。先客のレッドドラゴンの赤ちゃんが一席とっていたので、じゃんけんでアクアが荷台に乗ることに。砂漠付近を馬車で走っていると、砂煙をあげてこちらに向かってくるモンスターの群れが!どういうことかと思ったら、ダクネスの鎧に含まれるアダマンタイトという鉱石が目的でモンスターたちが襲いかかってきていた!
馬車をとめて戦う姿勢に入るが、バニルの妄想で出てきた冒険者たちが戦ってくれているにも関わらず、ダクネスがおとりになるふりをして邪魔をする。
カズマが土下座で謝る声が聞こえて、7話は幕を閉じた。
第8話 今回の見どころは?!
それでは第8話のあらすじから参りましょう!
前回、走り鷹鳶(走り高跳びのごとく飛ぶ鷹で鳶だからこの名前らしい)に襲われた一行。ダクネスが自らおとりになり、走り鷹鳶に挑む、しかし、ダクネスに襲いかかるかと思いきや、走り高跳びのごとくダクネスを飛び越えてしまう。目の前で走り鷹鳶に飛び越えられたダクネスは歓喜する。
どうにも収拾がつかず、ガケかなにかはないかと馬車運転手のおじさんに聞くカズマ。ガケはないが、洞窟ならあるとのことで、走り鷹鳶をおびき寄せるため、馬車に乗り込み洞窟へと向かう。ダクネスはカズマが持ち上げようとするが、重くて持ち上がらず、ダクネスの提案により馬車で引きずることになる。アクアたちはそんなカズマにドン引きだが、これはダクネスが望んだこと…。
洞窟へ向かう途中、ウィズの魔法も炸裂し、走り鷹鳶が減るが、まだまだ勢いはおさまらない!カズマも筋力増強魔法をアクアにかけてもらい、狙撃する。
洞窟に着いた時、ダクネスを洞窟の前に配置し、走り鷹鳶はダクネスをまたしても飛び越えて洞窟へ。それをめぐみんが爆裂魔法で退治。走り鷹鳶の一件は無事に解決した。他の馬車の運転手から、お礼を渡されるが、すべてはダクネスが元凶のため受け取るわけにはいかない。
その日は洞窟近くで寝泊まりすることになるが、またしてもモンスターの影が。よく見ると、アンデッドだった。アクアのせいでアンデッドが寄り付いてしまったのだが、ひとまずはアクアのターンアンデッドで退治する。その場にいた人々が賞賛するが、これもアクアが元凶…。カズマは申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
翌日、目的地のアルカンレティアに到着する。穏やかな温泉地のような場所だが、アルカンレティアはアクシズ教の総本山で、熱心なアクシズ教徒たちが多くいた。
アクアはアクシズ教団の女神のため、この街をたいへん気に入るが、ことあるごとにアクシズ教に入信させようとする街の人々にカズマはドン引きするとともに、呆れてしまう。
落としたりんごを拾ったら、お礼といいつつ入信させようとしたり、大男に襲われてるから助けて!と叫ぶ女性も巧妙に入信させようとしたり…そして最後には、小さな女の子が転んだのを助けたカズマ。さすがにこの子は入信させようとしているわけではないと考えたが、女の子はカズマの名前を聞く。お礼のためなどではなく、どんな字を書くの?と言い、これに書いて!とアクシズ教の入信書を渡してくる…。
一番巧妙だったのはこの女の子で、カズマはたいへんショックを受けるのだった…。
今回は、走り鷹鳶とのバトル後半戦、アンデッドの襲来やアルカンレティアの人々が描かれていました。
熱心すぎるあまり、観光客にも容赦なく入信を勧める街人。アクアがこの教団の女神なのもなんだか納得してしまう不思議さもありましたが、やりすぎっ!(笑)
では、ここからは見どころをピックアップして参ります!
発情するダクネス
走り鷹鳶の群れが、ダクネスを華麗に飛び越えて行くシーン。目の前でオスに体を飛び越えられ、発情するダクネス。これが焦らしプレイか?!とか言ってしまってますが、他の冒険者や馬車の乗客らもいるのでカズマからしたらめちゃくちゃ恥ずかしいでしょうね(笑)
走り鷹鳶撃退作戦!
カズマは、馬車の運転手のおじさんに、ガケはないかと聞く。ガケはないが、洞窟ならあるとのことでそこへ向かってもらう。
その道中、ダクネスは(鎧が)重くて持ち上がらなかったため、紐で体をくくり、馬車で引きずることになった。ダクネスは大喜び…!
洞窟に着くと、ダクネスを入り口に配置し、走り鷹鳶がダクネスを飛び越えて洞窟の中へと入っていく。それをめぐみんの爆裂魔法で退治!
お礼をされるカズマたち
他の馬車の運転手たちから讃えられ、お礼をもらえることになったが、もとはといえばダクネスのせいで走り鷹鳶に襲われたため、お礼は受け取れず、カズマは心の中で関係ない人たちにめちゃくちゃ謝っていました。
またしても襲われる?!
その日は洞窟近くで宴会をしたあとに、その場で寝泊まりをすることに。しかし、またしても敵の気配を感じることになる。カズマの千里眼を使って見てみると、アンデッドの集団が!
これはアクアのせいでわいてきてしまったもので、アクアがターンアンデッドで退治するが、またしてもカズマは心の中で謝ることになる。
ウィズも、アンデッドの体質のため、アクアのターンアンデッドによって体調を悪くしてしまう。
ゆんゆん、またしても
前回、留守中のめぐみんにフルーツ盛り合わせを持って家に訪れたゆんゆん。今回は豚の丸焼きのようなものにリボンをつけて持ってくるが、アルカンレティアへ行っているのでめぐみんには今回も会えない。
アルカンレティアへ
なんとか目的地のアルカンレティアへ到着する一行。穏やかな雰囲気の温泉地に見えたが、そこに待っていたのは熱心すぎるアクシズ教徒たち。
観光客であるカズマたちにアクシズ教入信を勧める。
アクアがアルカンレティアに来たがっていたのはここがアクシズ教の総本山だからだったのだ。
勧誘に困惑
街を歩いていると、いろいろな技?でアクシズ教の入信書を見せてくる街の人々。
ダクネスはアクシズ教と仲の悪い、エリス教のため、街の人間から嫌な顔をされるがそれがどうやら快感のよう。
りんごを落とし、拾ったカズマにお礼がしたいという女性はかなり強引にアクシズ教へ入信させようとするし、演技をしてまでアクシズ教へ入信させようとする男女もいたりと、かなり手強い…。
小さな女の子でさえも…?!
小さな女の子がカズマとダクネスの目の前で転んでしまい、それを助けるカズマ。純粋無垢な笑顔でお礼をしてくる女の子を見て、この子はアクシズ教への入信をさせるような子ではないと思ったが、甘かった!
名前を聞いてきた女の子は、その後、どんな字を書くの?と聞いてきて、紙とペンを渡してきた。うっかり名前を書きそうになってから気づいたのは、その紙はアクシズ教の入信書だった!
まとめ
今回もギャグ要素盛りだくさんのこのすばでした!モンスターとのバトルもおもしろいですが、アクアが女神のアクシズ教の信者たちのシーンもなかなかおもしろかったです。
エリス教のダクネスが、街人に冷たくされるのを喜んでるドMなダクネスもなかなか激しくて笑えてきます。
しかし最近、めぐみんの活躍があまりなくてちょっと寂しかったりもします。
アクアが女神のアクシズ教の総本山にいるということは、この後もアクアが活躍するのでしょうか?!
なんにせよ、今後も楽しみなこのすば2です!