細田守監督の代表作である『時をかける少女』は、1967年に発行された原作が元になっています。ただ、2006年に公開された『時をかける少女』は、原作の20年後という設定で、主人公たちも変更されています。

不朽の名作である『時をかける少女』ですが、千昭はなぜ帰ったのでしょうか。

そこで今回は、『時をかける少女』の千昭はなぜ帰ったのか、未来でのその後や別れの理由を考察します。

『時をかける少女』の千昭はなぜ帰った?

出典元:KADOKAWAanime

『時をかける少女』はタイムリープ(SF)と学園もの、恋愛といった要素が詰まっている作品で、主人公・紺野真琴はある日時間を跳躍する能力を身に着けました。しかし、そのタイムリープ能力には回数制限があります。

そして、そのタイムリープ能力は、間宮千昭が持っていたもので、未来から来た人物という設定でした。最終的に、『時をかける少女』の千昭は未来に帰ることになりましたが、なぜそういった結末になったのでしょうか。

千昭はなぜ未来から来た?

『時をかける少女』の千昭がなぜ帰ったのかを解説する前に、まずは未来から来ていた理由を紹介します。

『時をかける少女』の千昭が未来から来たのは、東京国立博物館に所蔵されている「白梅二椿菊図」という絵を見るためでした。実は、「白梅二椿菊図」は千昭の時代には消失しており、見ることができなかったからです。

帰るべきタイミングが過ぎていたから

『時をかける少女』の千昭がなぜ帰ったのかは、明確には表現されていませんが、タイミングが過ぎていたからではないでしょうか。

千昭の本来の目的は、「白梅二椿菊図」を見ることで、それが済んだら未来に戻るつもりでした。しかし、千昭は高校2年生の4月に編入し、夏頃までいます。

そして、千昭は「帰らなきゃいけないのに、いつの間にか夏になった」というセリフを言っていたので、タイムリープには何かしらの制限もしくは帰らなければいけない事情があったことが伺えますね。

秘密を知られたから

『時をかける少女』の中で、明確になっているタイムリープに関するルールは2つあり、回数制限があることと、過去の人に未来から来ていることを知られてはいけないということです。

しかし、千昭は2つ目のルールであるタイムリープしていることを真琴に話してしまっており、「おまえとはもう会えない」というセリフを伝えていました。そして、その後すぐに千昭は真琴の前から姿を消しています。

これらの点を踏まえると、強制的に帰らなければいけなかったのではないでしょうか。

真琴と功介の出会い

『時をかける少女』は真琴と千昭、津田功介の3人がメインキャラクターとなっています。そして、未来から来た千昭は、真琴と功介と過ごす時間がとても楽しかったと語っており、帰るべきタイミングを過ぎてしまった理由を「お前らといるのがあまりに楽しくて」と伝えていました。

そのため、千昭の中では絵を見ることよりも2人と過ごす方が楽しく、大切になっていたと思われます。そのため、『時をかける少女』の千昭がなぜ帰ったのかというと、絵を見ること以上のことと巡り合え、満足したからではないでしょうか。

未来に帰らなければならない

『時をかける少女』千昭がなぜ戻ったかというと、未来に帰らなければならなかったからではないでしょうか。

千昭がいた時代は荒廃しており、見た絵も存在していません。そして、真琴と功介との時間が楽しいのであれば、ずっといればいいはずです。しかし、千昭は功介を助けるまでは、ラスト1回のタイムリープを使わずにいました。

さらに、「俺のいた時代に戻れなくなった」というセリフを言っていることからも、未来に帰らなければならなかったということが伺えますね。

『時をかける少女』千昭の未来でのその後や別れの理由とは?

『時をかける少女』はSF×青春ラブストーリーとなっている作品で、劇中でも千昭が真琴に告白するシーンがありました。しかし、最終的に千昭は未来に戻り、真琴とは別れるという結末になっています。

一般的な恋愛ストーリーであれば、千昭と真琴は付き合い、ハッピーエンドを迎えると思いますが、なぜ2人はそうならなかったのでしょうか。

それでは、『時をかける少女』の千昭の未来でのその後や別れの理由について詳しくみていきましょう。

普通に暮らしている

『時をかける少女』の千昭のその後に関しては、明確には描かれていません。そして、表向きは留学することになったという理由で、姿を消しています。

しかし、千昭がいなくなった後も真琴は、悲観している様子はありません。そういった描写が描かれていることを踏まえると、千昭は未来で普通に暮らしているのではないでしょうか。

千昭はルール違反により、過去にはいられなくなり、未来に戻っているので、荒廃した世界で生きていると考えるのが妥当です。

タイムリープの研究をしている

『時をかける少女』の終盤で、千昭は真琴に対して「未来で待ってる」というセリフを言っています。

しかし、『時をかける少女』で描かれているタイムリープは、過去に行くことしかできず、千昭と真琴は出会うことができません。そして、2人の生きている時代が違うので、真琴の「走って行く」という返答もどういった意味なのかは分からないですね。

ただ、「未来で待ってる」という言葉に、未来に行けるタイムリープ能力や真琴の時代に行ける方法を探しているという意味が含まれているのであれば、千昭が言ったセリフにも納得がいきますね。

付き合うことができないから

『時をかける少女』の千昭と真琴が、別れた理由は単純明快で付き合うことができなかったからではないでしょうか。

『時をかける少女』の千昭はルール違反をしてしまったので、未来に戻らなければなりませんでした。そして、物語の科学技術では未来に行く術はなく、千昭と真琴は2度と出会うことができません。

そうなると、ラストで交際するということはお互いに枷を付けることになるので、重荷にならないためにも別れという決断をしたのではないでしょうか。

千昭の優しさが表れている決断だと言えますね。

まとめ

今回は『時をかける少女』の千昭はなぜ帰ったのか、未来でのその後や別れの理由を考察しました。

『時をかける少女』の千昭と真琴は結ばれることはありませんでしたが、未来へ希望を繋ぐ終わり方になっていたと思われます。

また、原作の『時をかける少女』の主人公は、真琴の叔母・芳山和子となっており、ストーリーなども違うので気になっている人はチェックしてみましょう。

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アニまる
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