今年3月22日に26周年を迎えたバイオハザードシリーズ。現在では、世界でも知らない人はいないであろうゾンビゲームと言えば『バイオハザード』です。全世界でのシリーズ累計出荷本数は1億本を超え、昨年発売された『バイオハザード ヴィレッジ』は世界累計販売数が570万本を超えるヒット作品となりました。
また2002年には、バイオハザード 女優のミラ・ジョヴォヴィッチ主演で実写版映画も公開され、シリーズ作も大ヒットを記録しました。そんな人気コンテンツ『バイオハザード』は、ゲームや映画だけでなくアニメも人気なんです。
CGアニメーションシリーズ『バイオハザード』
CGアニメ版の『バイオハザード』は、2022年現在で4作品が制作されています。
『バイオハザード ディジェネレーション』（2008年）
時系列としては、ゲーム版バイオハザード2の直接的続編であり、バイオハザード4と5の間に起きた出来事です。主役は、大統領直轄のエージェントとなって極秘任務をこなす日々を送るレオン・S・ケネディ。世界中を飛び回ってバイオテロや薬害の被災者救済に尽力を尽くしているクレアと、惨劇のラクーンシティ以降再び現れたゾンビと共に再会します。二人の再会の第一声が、レオンの『しゃがめっ！！』というのがゲームファンにはたまりません。
ゲーム版バイオハザード2がお好きな方におすすめです！1番ゲームらしい雰囲気が味わえるので、ゲーム版をプレイしたことがない方にもおすすめできます。
『バイオハザード ダムネーション』（2012年）
時系列としては、バイオハザード5と6の間に起きた出来事です。主役はこちらもレオン・S・ケネディ。かつてラクーンシティ壊滅事件や南欧の事件で暗躍した女スパイのエイダ・ウォン、そして元学校教師であり、反政府勢力の主要メンバーであるアレクサンドル・コザンチェンコの3人の運命が交差します。リッカーなどのB.O.W.（生物兵器）がたくさん出てきますので、リッカーファンにはたまらない作品です。ゾンビだけでは物足りない贅沢な方にもおすすめ！
『バイオハザード ヴェンデッタ』（2017年）
時系列としては、バイオハザード6と7の間に起きた出来事です。主役は、対バイオテロ組織「BSAA」の北米支部隊長のクリス・レッドフィールド、レオン・S・ケネディ、そしてクリスやジル・バレンタインなどと同じく、「S.T.A.R.S.」の元メンバーであり、ブラボーチーム唯一の生き残り、ゲーム版バイオハザード０の主役でもあったレベッカ・チェンバース。現在は大学の教授で、BSAAアドバイザーを務めています。
「お嬢さん」と呼ばれていたレベッカが大人になってて筆者は感動しました！やさぐれたレオンを見ることの出来る貴重な作品です。クリスとレオンのゲームでは語られない心中が吐露されています。レベッカやクリスとレオンファンにはたまりませんね。
『バイオハザード インフィニットダークネス』（2021年）
時系列としては、バイオハザード5と同時期に起きた出来事です。主役は、レオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドの2人です。各々追っているものは違うのに、何故かいつも出会ってしまう二人。ゾンビに引き寄せられる運命なんでしょうね。陰謀蠢くストーリーがお好きな方におすすめです。
最後に
さて、ここまで読んでくだっさった方はお気づきかとは思いますが、CGアニメーションシリーズにはあの方が出てらっしゃらないんですよね。そう、バイオハザード ジル姉さんです。ゲーム版でも映画版でも主役や出演しているんですけどね・・・。
ただ、ある会見で『攻殻機動隊』の押井守監督が、「バイオハザード」映画を制作する場合という話の中で、断トツでお気に入りのジル・バレンタインを主人公にして「バイオハザード6」のヘレナ・ハーパーをパートナーに配置したいと話していたことがあります。ぜひ、制作して頂きたいです！！
