今回のスパラヴァ、本当にホームドラマを見ている感覚でした!零のことが心配で仕方がない晴と、もう子ども扱いされたくない零の間で気持ちの溝ができてしまったような感じもありました。そして前回、零をさらった(?)男の正体も判明!!どんどんストーリーが面白くなるスパラヴァ。今回も感想をどうぞ!
第4話「see red」
それでは第3話のあらすじから参りましょう!
零の友人である、近藤 紀里から相談を受けることに。2人のあいだでなにかあるようで、零はバイトをすると言い出す。バイトといっても、小野寺のおじいさんの所有しているアパートの掃除を手伝うだけにも関わらず、晴は過剰に心配し、零にうざがられてしまう。
バイト当日。小野寺の所有するアパートにきた零。1階に住んでいた住人が家賃を滞納した挙句、逃げてしまったことを聞かされる。
ものすごい量のゴミのせいで、零もかなり汚れるが、零は最後まであきらめない気持ちを持った。
零に相手にされずすねる晴。零とどうなりたいのか聞く亜樹と蒔麻。ただただ零を自分のそばにおきたいだけの晴。手段を選ばないことで、2人にはかなり呆れられていた。
寝室で寝ている零を起こし、イチャラブタイムをしようとするが、晴は自分が満足するとさっさと寝てしまったために、中途半端なところで投げ出された零は腹を立てる。
次の日から晴は零に指1本触れるな!と言われ、触れたら殴られることに…。
そして零はバイトへ。お昼ご飯は小野寺が用意してくれたものを食べ、アパートの部屋の住人がどんな人だったかを聞く。3年間住んでいて、元々はサラリーマン。しかしリストラをされてからは妻子に逃げられてしまったらしいが、もともとそのアパートに住んでいた零も気が付かなかったという。
バイトを終えて帰る零に謎の男が話しかけてくる。零のにおいがキツかったのもあって、男は退散。
その夜、零はアパートのことを思い出し、自分がその住人のように1人だったら…と怖くなり、涙を流しながら寝ている。
また次のバイトの日。小野寺に頼まれ、奥の部屋の窓を開けると、その下には犬の死骸が…。犬がいたことにも零は気づかなかったという。
このまま処理をすることはできないため、バイトは引き上げることになる。
一方、店で働いてる晴は第2のナツが登場したことを教えられる。
零に声をかけてきた男は、その第2のナツであった。
バイトを引き上げて帰る零は、またナツに捕まる。そして、デートと銘打って車に乗せられてしまう零。このあとどうなるんだ?!
という気になる展開になったところで3話は終わりました。零と晴にはいろいろな事件が起こりますよね。春子のことも・・・。平穏に2人で過ごしてほしいものです(笑)
第4話 今回の見どころは?!
それでは今回の第4話のあらすじからどうぞ!
前回のラストで車に連れ込まれてしまった零。連れ去った男の正体はなんと、晴のいとこの斯波夏生。夏生は晴がホストをしていたホストクラブで「ナツ」という名前で仕事をしている。前回言われていた第2のナツとは、夏生のことだった。
夏生は零を自分のマンションへ連れ込む。夏生は仕事のため、家をあとにするが、零は元カノによって荒らされた夏生の部屋を綺麗に掃除していた。
夜遅くに自宅に戻った零は晴に怒られる。そして、零のバイトの理由も明らかになる。前回、紀里ちゃんの飼い犬に飛びつかれたときに携帯を池に落としてしまい、新しい携帯を買うためにバイトをしていたのだった。
晴は言ってくれれば買ったというが、零はそれ自体がいやで、自分でバイトをしていたのだった。
そして店の手伝いをする零。仕事が終わり、店へ行くと客と話す晴の姿が。お見合いの話をしていて、零はその場から去る。
零は夏生に渡されたマンションのカギを返すため、夏生のもとへ。その日は掃除する箇所が多かったため、泊まることに。
しかし、その連絡受けた晴は怒り狂う。結局、夏生に朝まで付き合ってしまった零は眠くなり、車の中で寝てしまう。
こんなに安心感をもてるのは、晴のいとこだからだと解釈する零。自宅につくと、夏生にいらないといったはずのお金がカバンに入っていて、晴に気づかれてしまう。晴の怒りは爆発。零を部屋に押し込み、怒鳴る。その後も外へ出るな!と零に部屋にいるよう言いつける。
そこへ食事をもってきた蒔麻は、晴の言うことはわかるとしながらも零を気遣う。兄さんの部屋なら眠れるかもよと言い、零は晴の部屋へ。
晴の匂いを感じながら安心する零。そこで恥ずかしい行為をしていた零は晴に見つかってしまう。晴のドSな面が出てくるも、今回は零がもういやだと心で叫び、泣き出してしまう。
晴を好きになって、苦しいのもつらいのも自分だけだと思う零。晴が零に謝るシーンで4話が終わる。
今回はいろいろなことがわかってすっきりした回だったように思います!バイトしていた理由もわかったし、零を連れ去った男もまさかの晴のいとこ。わかってよかったーという気持ちにはなりましたが、夏生については、今後もなにかと晴と零のあいだに入ってきそうだなぁというのが今回の一番今後が心配になる要素でした。
それでは、4話の見どころのピックアップへ参りましょう!
へぇ、あなたがナツ。本当に雰囲気似てない?
現在夏生が働いているホストクラブの客の言葉。夏生が第2のナツであることがわかるシーンです。
しかし夏生はもう1人のナツといわれることをよく思っておらず、最初のナツの正体を暴くために零を連れ去った。
いいからとっとと下ろせ。あんたは一体何なんだ?
車に乗せられた零。零が海棠家にいることはわかっていたけど、誰なのかはわからなかった夏生。自分の知る海棠の兄弟は3人であることと共に、零に「お前こそ一体誰?」と聞く。
ここで夏生が海棠家の兄弟とはいとこであることを明かす。
もうすでに、晴と夏生が似ていることに気づく零。
この部屋はゴーストでも出たのか?
夏生の車の中で吐いてしまい、服も汚れたので夏生のマンションに連れてこられた零。夏生の部屋の荒れ具合に引いている零だった。
荒らしたのは元カノだそうで、それにしてもひどい荒らし方だなぁと思いましたね。
そして夏生は仕事のため、家を出るが服がまだ乾かない零は合鍵を渡され、夏生のマンションに残ることに。その後、幹子に頼み、タクシーで送ってもらう零。
零がタクシーを降りた後に幹子が調べてほしいことがあるんだけど、と電話しているのは一体・・・?!
零、てめぇ遅ぇんだよ
かなり遅くなってから帰宅した零に怒る、晴と亜樹。(まぁ、兄弟からしたらまだ子供な零の帰りが遅いのは気になりますし、心配にもなりますよね。
晴は「爺さんの仕事断れ」と言いますが、「勝手に決めるな」と零も反抗。
その後、零がバイトしていた理由が明らかになります。紀里ちゃんの飼い犬に飛びつかれたとき、池に携帯を落としてしまい、新しく携帯を買うためにバイトしていたのでした。
晴に甘えずに自分で稼いで携帯を買おうとする零には感心しました!いつまでも子ども扱いされたくないのも理由にありましたけどね。
昨日はありがとな、部屋きれいにしてくれたのお前だろ?
再び夏生のマンションに訪れる零。昨日渡された合鍵を返しにきたのでした。にもかかわらず、夏生のマンションの寝室も元カノに荒らされていて、こちらも掃除してほしいと頼む夏生。
バイト代を出すという夏生に、零は断ったのですが・・・。
そして夏生はごはんにと、ピザを頼んでくれて、一緒に食べながら晴の幼少期について語りだします。晴の幼少期のことはあまり聞いたことのなかった零は、自分に幼少期の記憶がないから気を使って言わないでいたことに気づきます。
兄さん、零から電話があって今日友達のとこ泊まるって
遅くなった帰りに怒られたばかりの零でしたが、なんと夏生のマンションに泊まることに。バスルームとトイレも掃除した零。夏生の元カノの荒らした部分を見てしまい、掃除せざるをえなくなった様子。
きれいに掃除してくれた零に、1万円札を差し出す夏生。しかし、零は受け取りません。
お金の代わりに、カーテンを選ぶことを約束し、結局朝まで夏生に付き合った零。
なんかだんだん、零と晴の関係にわって入ってきそうな予感がしてきました。2人の関係は知らないはずの夏生ですが・・・。どうなるんでしょう。
車のなかで
夏生に車で送ってもらう零。朝まで寝ていなかったのはありつつも、他人の前で寝たりしない零が夏生に安心感を覚えてしまった様子。
<他人と一緒なのにひどく眠いのはたぶん晴のいとこだという、この男の所為だ。雰囲気が晴に近い人間だと俺に感じさせる>
そうしているうちに、零は夏生の車の中で眠ってしまう。
もしかして零、浮気なの?!とちょっと思ってしまったシーン。いや、晴がいてこその「似ている」なわけだけど、ちょっとそれにしても仲が急接近しすぎなのでは?!
自宅に戻った零
いらないと夏生に言ったはずのお金が、零のカバンに詰め込まれていて、それに気づかず落としてしまう。すると、晴がそれを拾い、友達の家にお泊りというのが嘘だと悟る。
まぁ、何万円ものお金を友達のカバンにねじこむわけないですからねぇ。疑う晴の気持ちもよーくわかります。
とにかく、お前はしばらく外出んな
晴に問い詰められても本当のことを言わない零に怒り、晴は零に命じました。怒られたことによってなのか、眠れなかった零。蒔麻がおにぎりと味噌汁をもってきてくれて、それは食べた様子。
眠れないなら兄さんの部屋に行けばと言われ、晴の部屋に行く零。
晴のにおいを感じながらベッドに横たわる零。恥ずかしい行為をしている時に晴が部屋にやってきて、零をなじる。
そのうちに涙を流し始める零。晴のことを好きでいると、苦しくて仕方がなかった。
部屋を飛び出て洗面所へ行った零に、後ろから抱きしめ、謝る晴。
相手のことを好きで、苦しくなっているのは零だけじゃなく、晴もそうなんだよと零に教えてあげたくなってしまいました(笑)
今回の話では、まぁ明らかに零の行動のほうがおかしかったし、それに対して怒るのは兄弟としても、好きな人としても当然のことだなと感じました。
幹子が言っていた調べてほしいこと、とはなんなのか・・・。すごく気になりましたね。
まとめ
今回のスパラヴァでは、兄弟として、家族として零を心配するのはもちろんのことだと思いましたし、晴から見たらまだまだ零は子供なのもわかります。普段友達と遊ぶことすらあまりしない零がいきなりお泊り会もそりゃあ不安ですよね。ましてや携帯も壊れていてつながらないし・・・。
一方の零は子供扱いされるのが嫌なんですよね。それもなんとなくわかるんですが、年齢的にはまだ子供なので、やっぱり家族に心配をかけちゃだめですよね。
子供扱いする晴を零は嫌がり、大人ぶってても心配をかけてくる零のことを気に掛ける晴。この2人の気持ちのみぞはどうなっていってしまうのでしょうか。
第5話も楽しみですね!