第10話「カラ松とブラザー/新入社員トト子/アフレコ松さん」
『おそ松さん』2期10話の動画を視聴したので感想を書いていこうと思います! モンスター新入社員ネタ、中の人ネタ、そしてカラ松回…と、なかなか濃い回でしたね!
カラ松とブラザー
兄弟たちを「ブラザー」と呼び、長男でもないのに兄貴肌のカラ松。そんなカラ松はどうやら断ることが苦手なようで…!?
という話だった。カラ松は「優しいお兄さん」を演じたいようで、その結果兄弟たちからパシリにされていたw
任せろブラザー ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
そんな彼は密かに胸のうちにストレスを抱えていて、チョロ松に心境を打ち明ける…という展開に。最後のオチまでなかなか面白かったですb
オラついてるチョロ松
冒頭では、トド松とチョロ松の掛け合いがあって、その時点からチョロ松はなかなかオラついてましたね。
なんかああいうチョロ松の姿を見るのってなんか珍しい気がするけれど、意外とああいうチンピラ的な役柄が一番似合うのはチョロ松なのかもしれない。
ああん!?(威圧) ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
そして、その「オラつき」要素が決定的に足りていないのが当のカラ松さん。
かくして、チョロ松によるカラ松の特訓が始まるのであった…!!!
神谷浩史さんによる迫真のモノマネ
意外と第10話の見どころだったのは、神谷浩史さんによる他の六つ子のモノマネではないでしょうか。
- 「競馬!パチンコ!」←おそ松のモノマネ
- 「あー、みんな氏ね、ネコ以外氏ね」←一松のモノマネ
- 「ヴォエ!!!」←十四松のモノマネ
特徴とらえててめっちゃすぐわかるwww
一松だ… ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
これって神谷浩史さんのモノマネが先だったのか、それとも映像を先に作ってその名の通り「アフレコ」したのかわからないけれど、神谷浩史の演技にかなりマッチした絵になっていて、連携取れてるなあって感じがしました。
最後に断ったカラ松
結局、カラ松は「パシリはもういや!」と表明したことで、その役目がチョロ松になったというのが今回のオチでした。
チョロ松は「優しいカラ松兄さん」と煽っても、パシリのポジションはきっぱりと固辞する。彼の精神の成長を感じたかのようでした!?
新入社員トト子
第10話の2本目は「新入社員トト子」でしたが、これはおそ松さん2期の中でも屈指のよさだったと思いますw
トト子の腹黒さとルックスのよさを堪能しつつ、「おそ松さん」の魅力である風刺的な世相の描き方も楽しむことができました。
これは草 ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
なんだろう、自分もこのトト子みたいに「モンスター新入社員」的な扱いを受けていたし、トト子に近い振る舞いをしていたフシがあるのでちょっと自分と重ねてみてしまうところもありましたね(
真面目系クズ、弱井トト子
- 「教えてもらってないのでできませんでした〜」
- 適当な相槌「そうなんですね~」
- 仕事終わってないけど、休憩になったらランチに直行
- 過程の話を延々とする
- 仕事中に寝る
- 仕事中にSNS
- 認めてもらえず辞表
- 職場からバックれ
これ、半分以上自分にもあてはまってて大草原でしたwww
仕事やめま〜〜す ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
(仕事できない新人で)すまんなって感じだった
表向きはキレイなことを言うんだけど、行動に結びつかない真面目系クズ。ネットの感想で言われていたような「ゆとり」の風刺というよりは、「真面目系クズ」を風刺しているような印象を受けました。
まあ…大目に見てあげよう()
アフレコ松さん
「アフレコ松さん」はその名の通り、おそ松さんたちがアフレコをする…という内容。
「アフレコ現場で顔は見たことあるけどなんの仕事してるのかわからない人 A」が登場するなど、なんかもうメチャクチャww
アフレコ現場で顔は(ry ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
どちらかというと「中の人ネタ」を楽しむような内容だったかな…と思います。
「それが声優!」「SHIROBAKO」のような業界アニメを見たことがあれば、なんとなく何を取り上げてるのかはわかるはず。
去勢、オールブラックス、留学…とネタ盛りだくさん
- 役がDTだから、中の人も去勢している
- 全裸の状態で、ニュージーランド代表(オールブラックス)のような儀式
- 留学してケツゴシゴシもできない
など、なかなかネタのオンパレードでした。とくにラグビーのニュージーランド代表チームが試合前にやる「ハカ」のパロディをやっていたのが完全にアウトだったww
いかんでしょ ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
怒られてもしーらない!ってレベルで似せてきてましたね。
それからトッティが「留学して何を学んできたんだ!ホタテでケツもゴシれない」と嘆いていたのは、トッティ役の入野自由さんが海外留学したことをネタにしたもの。
ふりかえりと今後のストーリーについて
ネタが盛りだくさんでしたね!
なんか「感動を与えるヴォエ!」とかいってやってた十四松さんが妙にツボでしたwww
目出てるしww ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
次回は1本のみのオンエア。タイトルは「復讐のチビ太」と、なかなか不穏なタイトルに。