第1話「復活!おそ松さん」
2年ぶりにアニメ化されることになったおそ松さんたち。彼らは相変わらずニートで…!?
相変わらずくだらねえな(笑)
「おそ松さん」第2期の前の舞台挨拶で監督はこんなことを言っていました。
「深夜に、相変わらず『くだらねえな(笑)』と楽しんでいただけるような作品にしたい。応援をいただける限り、松野家のくだらない日常を描いていきます」
引用元:http://anime.eiga.com/news/104409/
第1期もそうだったけど、見てて普通におもしろいから困る。 相変わらずくだらねえ。だがそれがいいw
第1期1話の構図、再び
いきなり画面に写ったのは白黒テレビ。そして昭和が舞台の「おそ松くん」たち。おそ松の「大変だー!」から始まる第1話。
大変だー! ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
まるで第1期の第1話を思い出させるようなスタートでしたね。でも微妙に違っていた。
- 第1期:復活!おそ松くん
- 第2期:復活!おそ松さん
第1期の1話で復活したのは「おそ松くん」で、第2期の1話で復活したのは「おそ松さん」だったw
さて、パロディネタのオンパレードだった第1期の第1話は「やりすぎ」と判断されたのか、BD/DVDにも収録されず、ビデオオンデマンドなどでも配信が見送られるなど、大暴走だった。
第2期の第1話もそのぐらいぶっ飛んだことをやってくれるかと思ったけど、さすがに自重し気味だったと思います。
とはいえ「いやー人気出ちゃったわー」みたいなことを否定しないあたりは流石だと思いました(
調子に乗っちゃだめー
イヤミとチビタが松野家の前を通りかかると、なぜか人だかりができていて、松野家も豪華にリフォームされていた。
おそ松さんはいつの間にか人気ものになり、大金持ちになっていたのでした!!そして群がる女のおまいらwww
おまいらネタにされてんぞ ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
第1話のナレーションのなかで「一発当てた」「人気者」「大金持ち」などの言葉が飛び出し、第1期の売上を否定しないスタイルの公式さん。あながち間違ってはいない。
「ちょっとだけ人気が出て」なんて、ずいぶん控えめに言ったもんですよ。
時代の売れっ子、おそ松さん
調子に乗ってた六つ子、予想の斜め上でしたw
– おそ松(デブ)
– カラ松(歌手(笑))
– チョロ松(ただのオタク)
– 一松(死にかけ)
– 十四松(巨大化)
– トド松(アイドル)
十四松の存在感ww ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
急にカネを手にして豪遊するスタイルで、変わりきっていました()
金の亡者たち
そして周りの人間まで天狗状態になっていた。
トト子とハタ坊は高額なグッズを売り出して「品質なんてどーでもいいんだよ!」と殿様商売。
どーでもええねん、クオリティとかぁ!! ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
松代と松造も、デカパンとダヨーンも調子に乗ってて「おまえら関係ねーだろ!」とツッコみたくなったのは内緒。
「あ、ブスは帰っていいよ(直球)」と本人たちまで調子に乗ってる。…などなど、自分たちのブームを天狗発言にしてネタにしていくスタイルがおもしろかった。
総じて「何故か女性から人気が出たおそ松さん」と「ネットで男性からから総叩きにあうおそ松さん」って構図をよくネタにできていたと思います。終始ゲラゲラ笑ってました。
ちゃんとした結果www
調子に乗ったら総叩きにあったので、おそ松さんたちは「ちゃんと努力して生きよう」と決意するんだけど、そこでもひと波乱あった。
– やる夫みたいなおそ松
– SF風カラ松
– 入れ替わりチョロ松トト子(90年代作画に、「君の名は。」を意識?)
– ファンタジー系一松
– 3D十四松(めっちゃお金かかってそう)
– 実写トド松
実写トド松で死ぬほど笑ったwwww
一番右の存在感 ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
それにしても実写トド松の中の人は誰なのか…。
一応「ちゃんとした戦闘」ってことで、ニチアサ的ヒーロー展開でした。色々入り乱れすぎてカオス。
ちゃんとしたメカ ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
それにしてもロボ戦闘のパートの描写めっちゃ気合入ってましたね…。おそ松さんは第2期からサンライズアニメになったのか…(違
調子に乗ってもクソ ちゃんとやってもクソ
調子に乗って叩かれたので、「ちゃんとした」路線でやってみたものの、それでも叩かれる。
おそ松さんアンチのみなさんです ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
こうして「調子に乗ってもクソ ちゃんとやってもクソ」という状況になったのでした。改めて、遠藤綾さんのナレーション好きだなあ…と感じます。
結局ダラダラやっていこうぜってことになったのでした。まあ、そうなるよね。
EDが豪華すぎる
■「ROOTS66 Party」参加アーティスト
友森昭一、宮田和弥<JUN SKY WALKER(S)>、大槻ケンヂ<筋肉少女帯・特撮>、福島 忍<勝手にしやがれ>、中川 敬<SOUL FLOWER UNION>、増子直純<怒髪天>、田島貴男<ORIGINAL LOVE>、田中邦和<sembello>、塩谷 哲、斉藤和義、田中知之<FPM>、渡辺美里、スガ シカオ、ABEDON<UNICORN>、阿部耕作<チリヌルヲワカ>、伊藤ふみお<KEMURI>、沖 祐市<東京スカパラダイスオーケストラ>、斉藤由貴、吉井和哉<THE YELLOW MONKEY>、たちばな哲也<SPARKS GO GO>、八熊慎一<SPARKS GO GO>、奥野真哉<SOUL FLOWER UNION>、田中 和<勝手にしやがれ>、木暮晋也<HICKSVILLE>、谷中 敦<東京スカパラダイスオーケストラ>、トータス松本<ウルフルズ>、tatsu<レピッシュ>引用元:http://osomatsusan.com/discography/detail.php?id=1015172
ヒエ~ッwwwwww
豪華すぎて卒倒するレベルです。よくこんなメンバー集めてこられたな…と思ったら「66年生まれの人を集めたよ!」ってことらしい。大物ばっかりやん。
ある意味一番度肝を抜かれたかもしれません。
ふりかえりと今後のストーリーについて
「おそ松さん」が戻ってきた ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
一応、第1話のメッセージのようなものを汲み取るのであれば「第1期で成功したけど調子に乗らないよ、でもちゃんとやらないよ」ってことなんだろうと思います。
「これでいいのだ~!」とか言ってたけど、よくねーよ!(褒めてる
第2期も色々やってくれそうで楽しみですね!
ちなみに、「おそ松さん」2期は見逃し配信もありますよー(*^^*)