ここの所、仮想通貨のニュースでイーサリアムが注目を集めていますね!イーサリアムと言えば、ビットコインと並んで知名度の高い仮想通貨ですよね。最近は仮想通貨 100倍銘柄などにも注目が集まっていますが、やはり仮想通貨を語る上でイーサリアムは欠かせない存在です。
今回はそんなイーサリアムが注目されている理由の「イーサリアムの現物ETFが承認」について、初心者の方でもわかるように、「仮想通貨ETFとはなにか?」というところからご説明していこうと思います。ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
イーサリアムとは?
まずはイーサリアムの基本情報から見ていきましょう。
- 仮想通貨シンボル:ETH
- 時時価総額(2024年6月):649,166億円
- 時価総額ランキング(2024年6月):2位
- 発行上限枚数:上限なし
- コンセンサスアルゴリズム:プルーフ・オブ・ステーク(PoS)
イーサリアムは、ロシア系カナダ人のプログラマー、ヴィタリック・ブテリンにより考案され、2015年にリリースされたプラットフォームです。このイーサリアムプラットフォーム内で使用される仮想通貨をETH(イーサ)といいます。
イーサリアムの特徴として、人の手を介さずに契約内容を自動実行できるスマートコントラクトや、異なるシステムやプラットフォームに互換性を持たせるERC、そして契約内容の改ざんを防ぐブロックチェーン技術などが備わっています。
イーサリアムとビットコインとの違い
ビットコインは、決済用として使用される他に、保有することで価値の保存を目的とします、イーサリアムは、開発用のプラットフォームとして知られており、スマートコントラクトを実行するための仕組みとして機能しています。
イーサリアムの現物ETF承認とは?
2024年1月に、SEC(アメリカ証券取引委員会)がビットコインETFを承認したことを受けて、続くNYSEアーカ取引所やナスダックなど3つの証券取引所から提出されていたイーサリアムも承認されるのではないかとして注目を集めていました。
すると5月に入り、SECが異例のスピードでイーサリアムETF8銘柄の上場に係る規則改正を一括で承認したのです。しかしながら、各ETFの法定開示書類のSEC登録手続きが完了しておらず、取引開始日は今のところ未定となっています。
仮想通貨ETFについてとその用語
仮想通貨ETFについて理解する前に、初心者さんでもわかるように、まずはそれに関わる専門の用語から説明していきましょう。
投資信託
投資信託は、投資家(クライアント)から集めたお金をまとめ、それを大きな資金として、専門家が投資や運用を行い、それによって得た成果を投資家に分配する金融商品のことです。
証券取引所
証券取引所は、取引所に上場した企業の株などの有価証券を売買する場所のことです。 証券取引所では株式、債券、ETF(上場投資信託)など様々な金融商品が日々売買されています。
上場
上場とは企業が発行する有価証券を、証券取引所で売買できるように、証券取引所が資格を与えることをいいます。
ETF
ETF(Exchange Traded Fund)は、証券取引所に上場している投資信託のことを指します。通常の投資信託は証券取引所で取引できませんが、ETFは有価証券と同じように証券取引所を通じて取引することができます。
現物ETF
ETFの種類のうちのひとつが、現物ETFです。現物ETFとは、金融商品の現物に投資するETFのことをいいます。現物とは、株式や債券などの有価証券、そして仮想通貨などそのものを指します。
現物ETFの特徴として、投資対象をリアルタイムの価格で購入します。現物ETFは、投資対象と連動した価格になることを目指したETFといえます。
仮想通貨ETFとは?
仮想通貨ETFとは、仮想通貨の価格に連動する仮想通貨投資商品です。仮想通貨ETFの特徴としては、個別銘柄ではなく、複数の仮想通貨を組み合わせることで、仮想通貨全体の価格に連動する投資信託となることや、仮想通貨ETFに投資することで、仮想通貨自体を直接所有しなくとも、仮想通貨の価格に対する相場の動きに投資することができます。
まとめ
イーサリアムの現物ETF承認について初心者の方にも分かりやすく説明してきましたがいかがですか?この記事の執筆中にも、新たにイーサリアムが重要な申請書の提出を完了させたというニュースが飛び込んで来ました!もしかしたら、7月に入ってすぐにでも取り引き開始日が決定されるかもしれないので、ぜひ注目してみてくださいね。