『エンジェル伝説』は1993年から2000年まで『月刊少年ジャンプ』で連載されていた作品で、八木教広先生が作者です。『エンジェル伝説』は王道系ヤンキー漫画であり、コメディ要素があって人気のあった作品ですが、打ち切りだったというのはほんとうなのでしょうか。
そこで今回は、『エンジェル伝説』打ち切り理由、アニメの放送話などについても解説します。
『エンジェル伝説』打ち切りの理由は?
一部のファンの間では、『エンジェル伝説』は打ち切りになってしまったとされています。
しかし、『エンジェル伝説』が打ち切りになったという発表はありません。ただ、現代であれば、作者がSNSで情報発信するなどとして説明されることもありますが、1990年代〜2000年代はそこまで普及していませんでした。
では、『エンジェル伝説』の打ち切り理由とされる要因は何なのでしょうか。
人気がなかったから?
『エンジェル伝説』打ち切り理由は、単純に人気がなかったからではないかと噂されています。『エンジェル伝説』はヤンキー漫画で男性ファンを獲得しやすいジャンルではありますが、キャラクターの設定やデザインは少し奇抜ではないかとも言われているようですね。
また、現在のように発行部数がどのくらいなのかということが発表されていないのでなんとも言えませんが、『ONE PIECE』や『名探偵コナン』といった作品ほどの人気がなかったので打ち切りなどと言われているのではないでしょうか。
アニメが2話のみ
『エンジェル伝説』打ち切り理由は、アニメが2話だけだったということが関係しているのではないでしょうか。
『ONE PIECE』などの人気作品を除き、現在は1クール12話という構成になっています。そのため、どの作品でも12話まで放送されるのですが、『エンジェル伝説』は2話しか配信されていませんでした。
『エンジェル伝説』が放送されていた1996年と現代では、放送スケジュールや予算などもかなり変わっていると思うので単純な比較はできませんが、2話しかないというのはかなり異例なことではないでしょうか。
続編がない
『エンジェル伝説』打ち切り理由として、アニメの続編がないことも挙げられています。
『エンジェル伝説』のアニメは2話しか放送されていないと説明しましたが、その後も続編となる作品が配信されたことはありませんでした。
人気のアニメの中にも、スペシャル版やOVAで数話しか放送されないことがありますが、基本的には続編が制作されることが多いです。
しかし、『エンジェル伝説』に至っては2話しかなく、その後に第2期が制作されるなどといった情報も出ていないので、打ち切りと考えられているのではないでしょうか。
中途半端な内容
『エンジェル伝説』打ち切り理由として、アニメが中途半端な内容で終わってしまっていることが要因ではないかとされています。一般的に、少年漫画では主人公とヒロインが登場することが多いです。しかし、『エンジェル伝説』のアニメでは、ヒロインが登場する前に放送終了となってしまっていました。
もし、『エンジェル伝説』のアニメが2話だけだったとしても、良い感じにエンディングに繋げられていれば、打ち切りという噂が出ることもなかったのではないでしょうか。
サジェストワードの影響
『エンジェル伝説』打ち切り理由などが話題になっているのは、検索時のサジェストワードが影響していると思われます。
AIの発達などにより、現在は検索したいメイントピックと関連のある事柄がサジェストワードとして表示されることが多いです。
そして、『エンジェル伝説』について調べようとすると、サジェストワードに打ち切り理由などといった言葉が表示されてしまい、それを事実だと思った人達によって広まってしまったのではないでしょうか。
『エンジェル伝説』アニメの放送話なども解説!
昨今は様々なアニメが放送されていますが、その中でも異色な作品として知られているのが『エンジェル伝説』です。過去の作品で、そこまで高い人気があるわけではない『エンジェル伝説』が注目されているのは、上記でも説明したようにアニメが2話しか放送されていないからとされています。
また、『エンジェル伝説』のアニメが2話しか放送されていない理由は明らかになっていませんが、何があったのか気になりますよね。
それでは、『エンジェル伝説』アニメの放送話やいつ放送されたのか、どこで見ることができるのか見ていきましょう。
東映ビデオが放送
『エンジェル伝説』のアニメが放送されたのは1996年9月13日で、東映ビデオが東映Vアニメとして制作していました。
通常、放送が始まったばかりのアニメは約30分の内容が1日1話ずつ配信されるようになっています。しかし、『エンジェル伝説』のアニメは、ACT.1とACT.2が同じ日に放送されているので、かなり初期の段階から途中で終わってしまうことなどが決められていたのかもしれないですね。
OVAだった
『エンジェル伝説』のアニメは2話で放送が終わっただけではなく、OVAという扱いにもなっていました。
OVAはOriginal Video Animationの略で、DVDやBluーRayで発売されることが多く、内容も本編とは直接的には関係ないオリジナルストーリーになっていることがあります。
そのため、最初からOVAになっている点からも、『エンジェル伝説』は他の作品と少し違うということが伝わってきますね。
AT-Xで見れる
アニメがわずか2話しかないので、地上波で再放送されることはないと思われます。そのため、『エンジェル伝説』のアニメを見るのであれば、サブスクを利用するのが一番ではないでしょうか。
そして、『エンジェル伝説』のアニメを見ることができるのは、AT-Xというアニメに特化したサブスクで懐かしの作品から人気作品まで様々なものを視聴することができます。
AT-Xに加入する方法は様々あり、スカパー!やJ:COM、ひかりTVなどがあるようです。
ちなみに、スカパー!からの加入の場合の料金は、2,609円となっています。
まとめ
今回は『エンジェル伝説』打ち切り理由、アニメの放送話などについてしてきました。『エンジェル伝説』は打ち切り理由などが明らかになっておらず、サブスクに加入しなければ見ることも難しい作品となっています。ただ、『エンジェル伝説』の原作は書店などにも売られていますし、一部の漫画アプリでも読めるそうなので、内容が気になる人はチェックしてみましょう。
