味方と思われたキャラが実は裏の顔を持っている、あるいは最初は敵だと思っていたキャラが実は味方だった、といったサプライズ要素はアニメの醍醐味の一つです。ここでは、驚きのキャラクターが登場するアニメ作品を紹介します。各作品のネタバレを大いに含みますのでご注意ください!
衝撃の展開?驚きのキャラが登場するアニメ
ブラッククローバー
週刊少年ジャンプ連載の人気作品『ブラッククローバー』。物語は最終章に突入し、黒幕の正体が、魔法帝ユリウスであると明かされました。
ブラッククローバー 魔法帝といえば、最強の魔導士の称号で、主人公アスタの目標でもあります。そんな最強キャラである魔法帝ユリウスの正体は、ゾグラディス兄弟の長男であるルシウス・ゾグラティスだったのです。
ルシウス・ゾグラティスは、スペード王国を支配するゾグラディス兄弟の長男。手段を選ばず冷酷な性格を持っています。もう一つの人格、ルシウス・ゾグラティスとして目覚めた魔法帝ユリウスは、時間魔法と霊魂魔法の両方を使う最強の敵として立ちはだかります。
転生したらスライムだった件
異世界ファンタジーの中でも高い人気を誇る転スラ。物語の黒幕は超意外な人物でした。その正体は、主人公リムルと同じ転生者であるユウキ・カグラザカ。柔和な性格と思われた彼がまさか黒幕だったとは、多くの視聴者は予想できませんでした。
転スラ ユウキといえば、イングラシア王国で自由組合総帥をしていました。しかし、それは仮の姿。実際は犯罪組織「三巨頭」の首領であり、中庸道化連のボスだったのです。世界征服を企む彼は、西側諸国のあちらこちらに手を伸ばし、弱みを握ったり弱体化を狙っていたりしていました。
また、ユウキはWeb版ではラスボスとして登場しています。
進撃の巨人
2023年11月にアニメ最終回も放送された『進撃の巨人』。序盤から多くの視聴者を驚かせたのが、ライナーとベルトルトの正体です。
原作第42話「戦士」ではウトガルド城の攻防後、ライナーがエレンに「俺が”鎧の巨人”で、こいつ(ベルトルト)が”超大型巨人”だ」と暴露します。衝撃の事実をサラッと暴露され、戸惑った方も多いでしょう。
ライナーとベルトルトの正体については、作中で多くの伏線が張り巡らされています。よく見るとライナーとベルトルトが壁を破壊する計画について会話していたり、同郷の仲間で女型の巨人アニをただの仲間以上に心配していたりと、見返す度に発見がある作品です。
BLEACH
2022年に、約10年ぶりに続編アニメが制作されたことでも話題になった『BLEACH』。本作の衝撃シーンといえば、藍染惣右介(あいぜんそうすけ)の正体です。
表向きの藍染は、護廷十三隊五番隊隊長。穏やかな性格で、誰にでも分け隔てなく接するその人柄から、彼は隊内外を問わず、多くの人に慕われていました。しかし実際は、冷徹な性格を持つ野心家。自分の部下を含むすべての存在を目的達成のための手段と見なし、使い捨てにし、必要のない存在と判断すれば容赦なく排除するなど、非情な人物でした。
作中で彼の具体的な最終目標が明かされることはありませんでしたが、おそらく彼の目指すものは「尸魂界の王」になることだと考えられます。
まとめ
ブラッククローバー 魔法帝など、意外な正体が発覚するアニメを紹介しました。これらのアニメでは、キャラクターの登場時のイメージとは違う驚きがあり、物語に深みと興奮を与えてくれます。展開を知ってから作品を見返すと、新たな発見があるかもしれません。