大ヒットバトル漫画『BLEACH』。主人公・黒崎一護が死神としての力を手に入れて悪霊・虚(ホロウ)を退治する物語は、独特な世界観とキャラクターたち、壮大なバトルが人気を集めました。また、友情や正義、成長を感じるセリフの数々が印象的です。
今回は、そんな漫画『BLEACH(ブリーチ)』の名言を厳選して10個紹介します。
『BLEACH(ブリーチ)』の名言厳選10選を紹介!
漫画『BLEACH』は、2001年~2016年週刊少年ジャンプの黄金期で連載され、全74巻にわたって展開されました。まさに少年のドラマが詰まった作品で、熱いセリフも多数あります。今回はそんな多くのセリフの中から10個の名言を厳選してお伝えします。
名言1:「死にに行く理由を他人に使うなよ」-浦原喜助
尸魂界(ソウルソサエティ)に連れていかれた朽木ルキアを助けようと急ぐ一護に対して、浦原喜助が言った名言。この言葉で、一護は今すぐ助けに行ってもルキアを助ける力が足りないことを悟り、修行に励むことになります。頭に血が上った時ほど、それが最善策なのか冷静に考えないといけないという言葉ですね。
名言2:「てめえが俺より強かったら…俺が諦めると思ってんのか?」-黒崎一護
藍染に連れ去られた井上織姫を追って、虚圏に乗り込み、ウルキオラと戦うことになる一護。ウルキオラの圧倒的な力を前にして、一護が言ったセリフです。自分の信念は、相手の強さに関係ないという覚悟を示すセリフですね。
名言3:「5回とも同じ人を好きになる」-井上織姫
織姫がもう二度と会えなくなるという場面で、眠っている一護に対して言うセリフです。「人生が5回あったら、違う町に生まれて、違うものを食べて…」と夢を語りますが、最期にこのセリフを残して去っていきます。切ない想いが溢れたシーンです。
名言4:「一護が命をかけてるんだ 充分だ 俺が命をかけるのに それ以上の理由は必要ない」-茶渡泰虎
一護の中学時代からの親友・茶渡泰虎(チャド)が、朽木ルキアを救うために京楽春水(きょうらく しゅんすい)に限界を超えて挑んでいく時のセリフ。事情を知らなくても親友のためなら命もかけられるという、チャドと一護の友情を感じる一言です。
名言5:「私は完璧を嫌悪する」-涅マユリ
十二番隊隊長の涅(くろつち)マユリが破面との交戦で言ったセリフ。涅マユリは、マッドサイエンティストで、敵対者は実験材料として認識しています。破面に対して「我々科学者にとって完璧は絶望だ」と言い、科学者の矜持を披露するシーンです。科学者として、常に最上を求める姿勢が奥の深いセリフです。
名言6:「憧れは理解から最も遠い感情だよ」-藍染惣右介
死んだはずの憧れの藍染惣右介(あいぜん そうすけ)が生きていたことに感動した雛森桃(ひなもり もも)でしたが、そんな雛森を藍染は刀で貫きます。駆け付けた日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)は雛森を裏切った藍染に激怒。しかし、藍染は「憧れていたからこそ騙しやすかった」と笑顔で答えます。藍染の非情さが良く伝わるシーンです。
名言8:「あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ」-藍染惣右介
藍染の裏切りに激怒した日番谷冬獅郎の「てめえを殺す」に対して、藍染が返したセリフ。実際に藍染の力は圧倒的で、日番谷は瀕死の重傷を負います。『BLEACH』を読んでない人でも、煽り文句として有名なセリフです。
名言9:「私が貴様を斬るのはただ 貴様が私の誇りに刃を向けたからだ」-朽木白哉
朽木ルキアの義兄である朽木白哉。ルキアの窮地に駆け付けて、十刃(エスパーダ)のゾマル・リリーからルキアを救います。そして、ゾマル・リリーの「誰の許しを得てホロウを斬っているのだ?」という問いかけに白哉が返した一言です。物語序盤に色々あった兄妹ですが、ルキアを想う白哉の気持ちを感じるシーンです。
名言10:「戦場での命の気遣いは戦士にとって侮辱だぜ」-阿散井恋次
十刃と戦うために虚圏に突入した一護たち。一護は、全員で十刃と戦うべきだと言いますが、それに対して恋次が言った言葉です。過度の気遣いは、相手を信頼しているとは見えないという言葉ですね。
まとめ
今回は、『BLEACH(ブリーチ)』の名言について紹介しました。『BLEACH』は、それぞれのキャラクターの信念や覚悟が、名言に強く反映されています。読者によって刺さる言葉は異なりますが、作品全体に魅力的なセリフがたくさんあるので、ぜひ探してみてくださいね。