「ブラックジャック」と聞いた時、みなさんはどちらが先に頭に浮かびますか?
アニメやドラマでお馴染みで、『ブラックジャックによろしく』というそれにタイトルを因んだ大ヒット作までもある、手塚治虫の傑作『ブラック・ジャック』。作者自身が医師免許を持っていたことからも、生々しく迫力ある手術の描写がなされており、日本の漫画史における最初の本格医療漫画と言われています。
一方、カジノのブラックジャックは、ポーカーやバカラと並ぶ人気のカードゲームです。配られるカードの合計点数が21点を超えないように注意しながら、プレイヤーがディーラーより高い点数を得ることができれば勝ちです。
では、この二つの名前は何に由来するのでしょうか?
カジノのブラックジャック
最近ではビットコインを使ってオンラインカジノで遊べるようになってきており、プレイヤー人口がさらに増えてきているブラックジャック。
この呼び名の起源には諸説あるようです。
よく言われているのは、アメリカのローカルルールで、最初の2枚がトランプの中で最上位とされるスペードのエース(色がブラック)とジャックの組み合わせで21になった時に、ボーナスが得られる制度を設けたことから名付けられたというもの。
しかし今でもポントゥーンやトゥエンティー・ワン(21)という別名もあり、はっきりとした起源はわかっていません。
オンラインカジノでは、英語でも日本語でもブラックジャック(Black Jack)と呼ばれることが多いようです。
不朽の名作漫画『ブラック・ジャック』
一方、人気キャラクター ブラック・ジャックの本名は間黒男(はざま くろお)です。名前からすると日本人ですが、なぜ作中ではブラック・ジャックの愛称がついているのでしょうか?
これは、原作でブラック・ジャック本人が、黒はブラック、男はジャックだからブラック・ジャックだと説明しています。
ちなみにこのジャックは、英語圏で使われる通称です。名前の特にない男性を指す時に、「Jackが…」と言ったりします。日本だと太郎のようなものでしょうか?
まとめ
高額な医療費を代償に、どれだけ難しい手術も成功に導いてくれるブラック・ジャック。ハイリスクハイリターンなその姿勢は、カジノゲームのブラックジャックに由来するものではなさそうです。
漫画もゲームも、オンラインでできる白熱のエンタメ。一度チェックしてみてください。