1986年に初アニメ放送以来、絶大な人気を誇ってきた国民的バトルアニメ『ドラゴンボール』。その存在を知らない人はいないでしょうが、ドラゴンボールのアニメは、全5シリーズが存在しており、それぞれ話数も多いので、新たに視聴したいと思った人の中には、ドラゴンボール 見る順番に迷ったり、内容の違いに戸惑う人も多いと思います。
そこで今回は、アニメ『ドラゴンボール』について、ドラゴンボール 見る順番とそれぞれのシリーズの内容について紹介させていただきます!
『ドラゴンボール』見る順番は?
最初に結論から言いますと、おすすめの視聴順は以下のとおりです。
- 『ドラゴンボール』
- 『ドラゴンボールZ』か『ドラゴンボール改』
- 『ドラゴンボール超』
- 『ドラゴンボールGT』
これが、ドラゴンボールの時系列に沿った視聴順です。後述しますが『ドラゴンボール改』は『ドラゴンボールZ』を13年後にデジタルリマスターした作品なので内容は同じです。今から新たに視聴する方は、2作品とも見る必要は特にありません。どちらかを観るなら、おすすめは原作の物語の進度を大事にした『ドラゴンボール改』で良いでしょう。
全5シリーズの公開順と作品内容
次にアニメ『ドラゴンボール』の公開順と、それぞれのシリーズの内容について紹介します。公開順とそれぞれの放送期間、話数は以下のとおりです。
- 『ドラゴンボール』:1986年~1989年(全153話)
- 『ドラゴンボールZ』:1989年~1996年(全291話)
- 『ドラゴンボールGT』:1996年~1997年(全64話)
- 『ドラゴンボール改』:2009年~2015年(全159話)
- 『ドラゴンボール超』:2015年~2018年(全131話)
次に各作品の内容について紹介します。
『ドラゴンボール』:1986年~1989年(全153話)原作アニメ1~17巻
主人公・悟空がブルマと出会って、ドラゴンボール探しの旅に出る最初の物語です。タイトルにもある”ドラゴンボール”が7つ集めるとなんでも願いを叶えてくれる玉であることや、天下一武闘会など作品の核になる要素や、主要なキャラクターが集まる作品で、ギャグ要素も高い作品です。ドラゴンボールを見るなら、最初に視聴するのをおすすめします。
『ドラゴンボールZ』:1989年~1996年(全291話)原作アニメ17巻~42巻
『ドラゴンボール』から5年後の世界。前作の物語終盤でチチと結婚した悟空には、息子・悟飯が生まれており、そんな悟空の前にサイヤ人であり兄のラディッツが現れるところから始まる物語。悟空がサイヤ人だったという設定など、その後に続く物語は、バトルマンガの金字塔としてファンの多い作品です。
アニメ放送当時は、原作漫画が連載中だったため、原作漫画の進度よりもアニメの進度が速くなった場合、アニメエピソードの引き伸ばしや、アニメオリジナルエピソードが含まれたため、話数が多くなっているのが特徴です。その分、お楽しみ要素は多いので、コアなファンには楽しめる作品です。
『ドラゴンボールGT』:1996年~1997年(全64話)オリジナルエピソード
『ドラゴンボールZ』のラスト、魔人ブウとの闘いから5年後の物語です。子どもの姿に戻ってしまった悟空と、悟空の孫・パン、青年トランクスが”究極のドラゴンボール”を求めて宇宙を旅する話です。アニメオリジナルストーリーのため、原作ファンからは賛否両論のある作品ですが、登場キャラクターたちのその後や、幼少期の悟空が見られる作品でもあります。全シリーズの中で時系列は最後にあたるので、ドラゴンボールキャラクター達のその後が気になる人や、原作にはない一面を見てみたい人には視聴することをおすすめします。
『ドラゴンボール改』:2009年~2015年(全159話)原作17巻~42巻
1996年に『ドラゴンボールZ』が最終回を迎えてから13年の時を経て、デジタルリマスターによる美しい作画と原作の物語のスピード感を重視して再編集された作品で、『ドラゴンボールZ』よりも短い時間でドラゴンボールの世界を十二分に楽しめる作品になっています。
『ドラゴンボール超』:2015年~2018年(全131話)オリジナルエピソード
『ドラゴンボールZ』や『ドラゴンボール改』の続編として描かれた、原作者・鳥山明公認のアニメオリジナルストーリーです。魔人ブウとの闘いから数年後、宇宙から破壊神・ビルスが”超サイヤ人ゴッド”を求めて地球にやってくることから始まる物語。圧倒的な破壊神の力に対抗するべく、さらに限界を超えていく悟空やベジータが描かれるファン待望の続編です。次々に現れる強敵や、懐かしいキャラクターが再登場する物語なので、ドラゴンボール好きで『ドラゴンボールZ』で視聴が止まっている人は、ぜひ視聴するのをおすすめします。
まとめ
今回は、アニメ『ドラゴンボール』の見る順番と全5シリーズの内容について紹介させていただきました。
少年バトル漫画の金字塔として、知る人のいない『ドラゴンボール』。2024年秋には、アニメ新シリーズ『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』も展開が決定しており、ますます注目度の高まっています。もし、ドラゴンボール 見る順番に悩んだ場合は『ドラゴンボール』から『ドラゴンボール改』、『ドラゴンボール超』の3作品をまず視聴してみてください。詳細が気になる人は、ぜひ【公式】ドラゴンボールオフィシャルサイトもチェックしてみてくださいね。