麻雀を覚えて漫画に興味が出てきた、逆に麻雀漫画を読んで麻雀に興味が出てきたという人も多いはずです。
どうせ漫画を読むのであれば、戦略やテクニックなどが解説されている本格的な麻雀マンガを読んで、自身の雀力向上に繋げたいですよね。
そこで今回は、初心者でも勉強になる本格麻雀マンガを8つご紹介します。
勉強になる本格麻雀漫画8選!
アカギ-闇に降り立った天才
アカギ-闇に降り立った天才-は、麻雀好きならば知らない人はいないほど有名な作品です。
1950年代の高度経済成長期が舞台となっており、最初は麻雀のルールすら知らないど素人だった主人公の赤木しげる(アカギ)が、中学生とは思えないほどの肝のすわりようで裏社会の麻雀で圧倒的な強さを見せます。
作者である福本伸行さんが得意とする心理戦の描写も緊張感があり見所です。
哲也〜雀聖と呼ばれた男〜
戦後復興期が舞台の麻雀 漫画の哲也は、一言で表すとすれば「イカサマ麻雀漫画」です。
自動卓が普及した現代では出来なくなった「元禄詰み」や「エレベーター」、「燕返し」などのイカサマが多く登場し、食うか食われるかの勝負の世界で生きる主人公の生き様が描かれています。
また、ダンチや房州、印南などの個性的なキャラクターも良く作り込まれているため、物語としてのクオリティも高くおすすめです。
ムダヅモ無き改革
政治家たちが麻雀で外交を繰り広げるという、現実ではまずあり得ない設定のギャグ漫画です。
本格的な麻雀漫画ではないため、痺れるような闘牌を読みたい方にはおすすめできませんが、麻雀のルールがわからない人でも楽しめる作品です。
登場人物も小泉ジュンイチロー、タイゾー、ジョージ・W・ブッシュなど、どこかで聞いたことのある名前ばかり。
「ライジングサン」などの独特な和了役は、一度はマネしたくなるほどのインパクトがあります。
凍牌-裏レート麻雀闘牌録-
裏レート、少女監禁、臓器売買などのダークな雰囲気のある本格的な麻雀 漫画です。
「氷のK」の異名を持つ高校生が主人公で、彼の圧倒的な記憶力と勝負勘で裏社会の雀荘を荒らし回っていきます。
少しグロテスクな表現もあるため、そのようなものに耐性がない人には少し厳しいかもしれません。
2013年には実写映画化もされ、最高位戦日本プロ麻雀協会が対局シーンの監修をしています。
天牌
天牌はかなり本格的な麻雀漫画で、麻雀を覚えたばかりの人には少し難しく感じるかもしれません。
コミックス100巻を超える超大作で、主人公がメキメキと麻雀の腕を上げていく様は、読んでいてワクワクが止まりません。
渋くてカッコいいキャラクターたちも、それぞれ得意な打ち筋があり、一局一局を丁寧に描写している満足度の高い作品です。
むこうぶち 高レート裏麻雀列伝
むこうぶちの舞台はバブル絶頂期の1980年代で、誰ともつるむことのない孤高のギャンブラーの主人公が、政治家やヤクザ、プロ雀士から借金持ちまで様々な相手と対局します。
配牌や捨て牌の読み方や、対戦者の心理描写などかなり勉強になる麻雀 漫画です。
たま、なぜ人は高レート麻雀に熱中するのか、敗者たちの生き様やギャンブルに溺れてしまった経緯などの人間ドラマも細かく描写されています。
哭きの竜
1980年代を舞台とした麻雀 漫画で、主人公の竜は”天性の強運”を持つ男です。
鳴くことで運を引き寄せ、必ず和了る男。通称「哭きの竜」と呼ばれる主人公を手に入れるために数多くのヤクザが熾烈な争いを繰り広げます。
通常麻雀では、「鳴き」は不利に働くことが多く、あまり積極的にするものではありませんが、竜は鳴けば鳴くほど有利な展開に発展して意外な和了に繋がるドラマチックな勝ち方をします。
「あンた 背中が煤けてるぜ」の名言は、麻雀をしている人なら一度は耳にしたことがあると思います。
打姫オバカミーコ
打姫オバカミーコの舞台はプロの競技麻雀ということもあり、金や権力といった描写もなく非常に読みやすい作品です。
作者の片山みさゆきさんが、「初心者、中級者に適した理論的な麻雀の指南書がどこにもなく、それならば自分が描くしかない」との思いで描かれた作品となっているため、麻雀が上手くなるために必要な「戦略」や「テクニック」が細かく説明されており、かなり勉強になります。
まとめ
麻雀を覚えたけれども、もっと上手くなりたい。もっと手軽な麻雀 覚え方ってなんだろう。
そういう人におすすめな本格麻雀漫画をいくつかご紹介しました。
単純に麻雀の戦略やテクニックを知ることが出来るだけではなく、しっかりと漫画としてストーリーが面白い作品ばかりなので、是非読んでみてはいかがでしょうか。