『クレイモア』は『月刊少年ジャンプ』や『ジャンプスクエア』で連載された作品で、2007年にはテレビアニメ化されました。
また、2025年3月にはアメリカで実写映画化されるといった噂がある『クレイモア』ですが、なぜ打ち切りという噂が出ているのでしょうか。
そこで、今回は『クレイモア』の打ち切り理由や作者が死亡した噂を徹底調査します。
『クレイモア』の打ち切り理由は?
2025年7月現在、『クレイモア』が打ち切りになったという発表はありません。
『クレイモア』は中世のヨーロッパが舞台になったダーク・ファンタジー作品で、単行本は27巻も発売されました。2014年9月時点での累計発行部数が800万部を突破するなど人気のある『クレイモア』ですが、なぜ打ち切りという噂が出てしまったのでしょうか。
連載先の変更
人気作品である『クレイモア』に打ち切りの噂が出てしまったのは、連載先が変更されたことが理由だと言われています。
『クレイモア』は『月刊少年ジャンプ』で連載をスタートさせましたが、2007年6月6日に休刊してしまい、後継誌となる『ジャンプスクエア』で再開することになりました。連載先の変更は『クレイモア』自体に原因があったわけではないですが、一時的に連載がストップしてしまったこともあり、打ち切りの噂が出てしまったようです。
アニメの終わり方
『クレイモア』のアニメは2007年4月4日から2007年9月26日まで放送され、全26話で単行本11巻までの内容となってしまいました。ただ、『クレイモア』のアニメの最終回はオリジナルストーリーが展開され、放送回数の関係もあってか内容が改変され、駆け足で終わってしまいます。そのため、視聴者はアニメの終わり方に疑問を感じ、打ち切りだったのではないかと感じてしまったのではないでしょうか。
また、原作はハッピーエンドでしたが、アニメではバッドエンドと感じてしまうような結末になっていました。
検索ワードによる誤解
『クレイモア』に打ち切りの噂が出てしまっているのは、検索エンジンで調べようとするときにサジェストワードで「打ち切り」と表示されることが関係していると思われます。
『クレイモア』は全27巻で最終回を迎え、綺麗な形で結末を迎えることができました。しかし、一定数の人が『クレイモア』を調べるときに、「打ち切り」という単語を一緒に検索してしまったことにより、表示されるようになってしまったのではないでしょうか。
そのため、『クレイモア』は打ち切りになっていませんが、そのような誤解が生じてしまったと思われます。
『クレイモア』作者が死亡したという噂は本当?
『クレイモア』の作者は八木教広先生で、これまでに『蒼穹のアリアドネ』といった作品を連載してきました。そんな八木教広先生が死亡したという噂が出ているようですが、そのような事実はありません。
2025年7月現在も八木教広先生は健在ですが、なぜそのような噂が出てしまっているのでしょうか。それでは、『クレイモア』の作者・八木教広先生が志望したという噂が出ている理由を詳しくみていきましょう。
病気?
八木教広先生は『クレイモア』連載中は長期休載などをせずに、執筆を続けていきました。しかし、2020年7月に行なわれたインタビューによって頭痛に悩んでいることが判明し、このことから病気なのではないかという憶測が生まれ、一部のファンの間で病気なのではないかという噂が出てしまったようです。
ただ、インタビューの中でも語っていたように頭痛は体質的な問題で、睡眠不足によって起こってしまうそうです。そのため、深刻な病気などではないので、病を患っているという噂も間違いだと思われます。
次回作までの間隔
八木教広先生に死亡説が流れてしまったのは、『クレイモア』の連載が終了してから次回作までの間隔が空いていたからではないでしょうか。
『クレイモア』の次に連載された作品が『蒼穹のアリアドネ』なのですが、『週刊少年サンデー』に掲載されるようになったのは2017年からでした。約3年間も空いてしまったため死亡したのではないかという噂が出てしまったようですが、それだけネームが採用されるのが難しいということなのではないでしょうか。
その証拠に、『蒼穹のアリアドネ』は読み切り作品が元になっています。
現在の活動
八木教広先生の長期連載作品3作目である『蒼穹のアリアドネ』は、2018年2月号から2022年42号まで『週刊少年サンデー』で連載し、2022年9月29日から2023年2月9日まで『サンデーうぇぶり』に掲載されて最終回を迎えました。
しかし、その後は次回作などの連載がないので、八木教広先生に死亡説が出てしまったのではないでしょうか。
ただ、『蒼穹のアリアドネ』の連載が始まる前も3年間ほど空いていたので、2025年7月現在も主立った活動がないのはそれほど珍しいことではないと思われます。
『クレイモア』作者の現在は?
八木教広先生はこれまでに『エンジェル伝説』、『クレイモア』、『蒼穹のアリアドネ』といった作品を長期連載してきました。しかし、現在は連載作品などがなく、次回作が始まることが期待されています。
では、『クレイモア』の作者・八木教広先生は現在何をしているのでしょうか。
読み切り作品が掲載されていた
現在は連載している作品がない八木教広先生ですが、2024年12月7日に『少年ジャンプ+』で『骸と騎士』という読み切り作品を掲載していました。
『骸と騎士』は王族の護衛を任された騎士が次期君主に指名されたエレノアを兄の手から守るというストーリーになっています。『骸と騎士』は読み切り作品で、その後にシリーズ化になっていないので、結果はそれほど振わなかったのかもしれません。
ただ、まだ八木教広先生が活動していると分かって安心したファンも多いのではないでしょうか。
構想を練っている?
現在、八木教広先生がどのような生活を送っているかは分かりませんが、次回作の構想を練っているのではないでしょうか。
2024年12月に読み切り作品が掲載され、その後は特にないということは連載できるようなクオリティのものを考えていると考えるのが妥当です。また、一方で次回作に向けて、今は充電期間として、休んでいるという可能性もありますね。
まとめ
今回は『クレイモア』の打ち切り理由や作者が死亡した噂を徹底調査しました。
『クレイモア』には打ち切りの噂や作者が亡くなってしまったという話もありましたが、どれも事実ではないようです。
また、現時点では八木教広先生の最新作などは出ていませんが、読み切り作品などが掲載されているので次回作に注目していきましょう。
