忘却バッテリーは2人いる主人公の内1人が記憶喪失というこれまでの野球漫画になかった設定があります。ただ、そういった設定のせいか忘却バッテリーには様々な意見が寄せられていますが、評価はどうなっているのでしょうか。
そこで今回は、忘却バッテリーはつまらないのか、面白いのか評価や評判をまとめていきたいと思います。
「忘却バッテリー」つまらない評価・評判編
アニメ化されるなどの高い人気を誇っている忘却バッテリーですが、一部ではつまらないという評価などを受けてしまっているようです。では、なぜ忘却バッテリーにつまらないという評価が出ているのでしょうか。
ギャグが寒い
忘却バッテリーの主人公である要圭は、記憶を失う前は冷静沈着で知将と呼ばれる人物でした。しかし、記憶を失ってからは野球に関することを忘れ、性格も真逆のアホになってしまいました。そのため、ストーリーの中で時折「パイ毛」という謎のギャグを入れてくることがあります。
このギャグは作中でも滑っており、読者からも「寒い」と思われている可能性があり、このことが忘却バッテリーがつまらないという評価に繋がっているのではないでしょうか。
キャラクターの個性が薄い
多くの人が野球は9人で行うスポーツであるということを知っていると思います。しかし、忘却バッテリーでは都立小手指高校に通うメインキャラクターである要圭や清峰葉流火、山田太郎、藤堂葵、千早瞬平の5人については濃く描かれていますが、他のチームメイトについてはサブキャラのような扱いになっています。また、他のライバル校に関しても3人~5人ほどしか注目されていないため、キャラクターの個性が薄いことがマイナスだと考えられているようです。
「忘却バッテリー」面白い評価・評判編
忘却バッテリーにはつまらないと言われてしまうポイントがありますが、それを上回る面白さがあり、そのことが評価されているから連載が続き、アニメ化にもなっているのではないでしょうか。
では、忘却バッテリーのどういった点が評価されているのか詳しくみていきましょう。
テンポ感が良い
野球漫画は試合が始まると1イニングや特定の打者の時だけ異様に長くなってしまうことがありますが、忘却バッテリーはそれがそこまで長くなく、サクサク進むことからテンポ感が良いと評価されています。また、しっかりと盛り上がるところでは長めに使ったりと、上手く使い分けているため、試合展開が長いことが苦手という人にもお勧めの作品です。
初心者にも読みやすい
リアル&本格的な野球漫画の場合、細かすぎるルールなどがフォーカスされて初心者が楽しめないということが少なくありません。
しかし、忘却バッテリーは主人公が記憶喪失で野球を忘れてしまうという設定があるため、ルールなどの初歩的なことも解説されることから初心者でも楽しめるようになっています。また、野球一辺倒ではなく、高校生活の日常なども描かれているなどメリハリがあるのも特徴です。このように、忘却バッテリーは初心者にも読みやすい設定になっているので評価されています。
リアルな高校野球
忘却バッテリーは主人公が記憶喪失という設定があるため、リアルな高校野球とは違うと思う人が多いかもしれませんが、ストーリーが進むに連れてしっかりと本格的になっていきます。配球や現実の野球のトレンドにも触れているだけではなく、高校野球で勝ち抜いていく大変さ、選手の活動を支えていく人の苦労が描かれています。そのため、ギャグ要素があるだけではなく、野球好きも楽しめるというポイントが面白いという評価などに繋がっているのではないでしょうか。
まとめ
今回は『忘却バッテリー』はつまらないのか、面白いのか評価や評判をまとめてきました。
人によって感じ方が違うので様々な意見が寄せられていますが、忘却バッテリーはつまらないという意見だけではなく、面白いという声もあります。
忘却バッテリーはこれまでにない野球漫画なので、興味のある人は是非、読んでみてください。
