『昭和元禄落語心中』アニメ2期9話感想 死神と火事の行く末は…

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前回のおさらい

松田さんの発案によって、料亭「柳しま」で八雲師匠の懇意にしてきた人たちが一同に介します。いよいよ八雲師匠の落語復活のとき!…そんなときに「親分」が逮捕されてしまったのでした。

昭和元禄落語心中 第9話

与太郎や信之助の言葉によって、寄席に戻ることを決意した八雲師匠。誰もいない暗闇でろうそくに火を灯し、1人で「死神」を掛けはじめる。すると目の前に先代の助六が現れて…!?

親分は「おつとめ」6年

前回のラストで警察に捕らえられた親分。彼は「おつとめ」つまり懲役6年と決まったようです。

「親分がいなければ何もかも変わっちまう」と、兄貴のメガネには涙が溜まっていました。6年というと、信之助が小学校に入学してから卒業まで。ずいぶんと長い間になりそうです。。

親分の刑期が決まりへこむアニキ ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

信之助、じいじと銭湯

与太郎は、信之助が八雲師匠と銭湯に行くところに出くわします。結局3人で行くことに。ちゃっかりついていく与太ちゃん。

銭湯に入ってみても、やっぱり話題は落語のこと。「どうして刑務所で死神をやったのか」と与太ちゃんが訊ねると、師匠は「あの冷え切った空気でやると本当に死神が見えた」のだといいます。

結局はその一席で与太郎の人生が変わったのだから、なにがどう転ぶかわかりません。。

「死ぬときは落語をしていたい」とこぼす八雲師匠に対して、「それなら落語をやらなきゃ始まんない」と返す与太郎。そしてそれを聞きつけた信之助は銭湯の湯船に飛び込みww

信之助に抱きつかれて「ぼくも聞きたいなあ」とせがまれて、もう溶けそうな八雲師匠。キラキラした瞳!ショタパワーすげえわ(

このシーン、与太ちゃんが鯉金の入れ墨あったも入浴できた銭湯は有能だし、ショタ信之助のゴシゴシが見れたから有能だった…。

八雲師匠に落語聞きたいとおねだりする信之助 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

刑務所で「たちきり」

刑務所での慰問に八雲師匠がかけつけます。久しぶりの高座でやったのは「たちきり」でした。軟禁されている男には、彼に文を出し続け、彼を待ち続けていた女がいた…という話です。

これを受刑者の前でやることができるのは八雲師匠ぐらいのものじゃないかと思います。下手に説教くさくなく、受刑者の心に響くような噺をできるのはやっぱりすごい。名人芸だなと。刑務官も泣いていました。

さて、噺は進み、男を待っていた女は死んでしまいました。しかし線香の煙が断ち切りになる(消える)までの間、死んだ女の人と話ができるんだと。そういう噺。

三味線からは小夏の歌が聞こえてきます。そこで現れたのがみよ吉!ここで師匠は死ぬのかと思いましたがそうではありませんでした。

「若旦那もうだめですよ、仏様のお線香が断ち切りました」というところで噺はおしまい。もう八雲師匠はいつ死んでしまってもおかしくないな。。

みよ吉が八雲師匠をさらっていく様子 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

与太ちゃんの落語を見た八雲師匠は…

高座に上がった八雲師匠。久しぶりに与太郎の寄席へ落語を聞きに来たようです。樋口に加えて、以前「自分の落語がない!」と与太ちゃんを酷評したアマケンも久しぶりに来ていました。

しかし八雲師匠は「だーめ、不愉快」と切って捨てます。八雲師匠に言わせれば、笑わせるか泣かせるしかない芸は、品がないんだそう。彼らしい落語観だなと思いますね!

樋口との別れ際、「助六」と書かれたあの代々受け継がれてきた扇子を、八雲師匠が樋口に渡しました。「旦さん、これからも助六をごひいきに」という言葉には二重の意味があるような。。

あれを形見にでもするつもりなのでしょうか。でもまだまだ師匠には引退してほしくないなと思います。

こんなおいぼれに付き合ってくれてありがとうと八雲師匠 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

文化遺産の寄席で火事

いつもの寄席には萬月師匠がいます。「寄席の感慨にふけっている」のだという萬月師匠に対して「お言葉ですが、早く帰って!」と言い切る小太郎。これだから最近の若者はwww

でも萬月師匠が本格的に寄席で落語をたくさんやってくれるなんて嬉しい限り。

さて、そんなところにやってきたのが八雲師匠です。萬月師匠と小太郎の2人には帰るように告げ、八雲師匠は1人でろうそくに火を灯します。そして語り始めたのは「死神」。

そして死神をやり終えたところで、誰も居ないはずの寄席から拍手が聞こえます。なんと死んだはずの先代助六でした。というか彼の亡霊。助六に対して「一席やっただけでクタクタだ」なんて弱音を吐く師匠はすごく珍しい姿を晒していました。

しかし「情にほだされる、それがおまえの業だ」と、突然赤い目を光らせた先代助六。彼は八雲師匠に火の灯ったろうそくを渡します。そしてそれを放り投げた八雲師匠。あたりは炎に包まれて…。

そこに入ってきたのは与太郎でした!本物の火事かよ!!!

先代助六の姿をしていましたが、正体は八雲師匠の「おむかえ」。つまり完全に死神だった。「嫌だ、死にたくねえ…」と師匠がつぶやいたことから、まだこの世に未練を残していることがわかります。目に火傷までしている。

これはどうなるのでしょうか、次回に続く!

本当の死神を召還した八雲師匠 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

ふりかえりと今後のストーリーについて

まさか八雲師匠がろうそくを投げたシーンは、イメージの世界の話にシンクロしてリアルでもろうそくを投げていたとは思いませんでした…!!

「断ち切り」「死神」でそれぞれ、みよ吉と助六が登場。2人を見るたびに八雲師匠の死期が近いことをイヤでも意識させられます。

そして八雲師匠がまだこの世に未練を残していることは普段の言動からして少し意外でした。次回はどうなることやら。八雲師匠はまだ声を出せるのでしょうか。

未練を残しているようですね。。。生きたい八雲師匠! ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

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