「昭和元禄落語心中」アニメ2期4話感想  あの小夏が落語を!そして信之助は小悪魔かわいい

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前回のおさらい

信之助の父親が誰なのか、ついに明らかに!助六はその「父親」である組長と真正面から向き合って、堰を切ったように言葉を紡ぐ。その後場面かわって、親子会をやろうと八雲師匠に提案する助六であったが、師匠からは「居残り」を覚えるよう指示される。

第4話のあらすじ

前回から数年後、信之助は幼稚園児になっていた。助六はすっかり有名人に。テレビにも毎日のように出演しており、寄席はなんと満員御礼。ある日、小夏と助六は出前として信之助の通う幼稚園へ落語をやりにいく。そこで助六は驚くべき行動に出るのだが…!?

信之助が憎めない系のショタに

Aパートではいきなり信之助が登場。高座を見ていく!と落語も好きなようです。どら焼きを買って「とーちゃんの割から引いといてね!」とちゃっかりしている信之助さん、小悪魔かわいい。さすが、みよ吉の孫w

どら焼きをねだる信之助 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

「どこか華のある子」と評されていたのは祖父のものを受け継いでいるからなんでしょうね。それにしても寄席に満員御礼の札がついていたことに驚きます!この数年で助六は一気に有名人に。それから小夏さんがめっちゃ必死に下座をつとめていたのにも驚きます!好きなことを仕事にするのが一番だ、と。本当に助六は小夏のことを大事に思ってるんですね。

楽屋では、寿限無ができると鼻高々の信之助。なんと名前が言えるだけじゃなくて一席頭から言えるというからこれまたすごい。親2人だけでなく大人たちみんなが舞い上がってちやほやしています。…が、そこに小夏に対して少々お怒りの八雲師匠が。

しかし信之助は「かーちゃんは悪くないの」「ごめんなさい」と自分で言える子でした。師匠まで信之助に籠絡されている…!?

「そうやって礼儀を覚えていきなさい」 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

樋口と菊比古の静かな火花

寄席から帰ろうとしたところで樋口(ひーさん)が登場。断る八雲師匠でしたが、信之助の「せんせー、今日ずっとだっこしてくれたよ」という一言で形勢逆転。信之助を使っていくあたりがしたたかですね。納得いってない松田さんの表情もよかったw

落語はもう大衆に求められていないのだから、もう終わりだと繰り返す八雲師匠と、求められていないのならこちらから寄り添うべきだという樋口。たとえば古典である「寿限無」も、もともとは「長い名前を読んでいたら子供が溺れて死んでしまった」という噺だったが、時代の変化とともにオチが変化したのだということを例に挙げていました。

創作落語をやるべきだと主張する樋口と、古典の形に拘る八雲師匠。弟子入りを志願した樋口とそれを断った菊比古の因縁の対決がまさかこんな形で続こうとは。しかし、樋口の持ってきた創作落語を、八雲師匠は目を通さずに破って捨てます。この2人の静かな火花、今後も見どころですね。

落語を巡る争い 新作落語VS古典落語 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

与太ちゃんは大人気

助六はテレビの仕事もたくさんあるようで、幼稚園児にも大人気。そんな助六は小夏とともに信之助の通う幼稚園へお仕事に。幼稚園に向かうバスの中で助六は「高座に出たい?」と小夏に問います。「私は下座でやるって決めた」と言い張る小夏でしたが、態度を見ると明らかに落語をやってみたい様子。

みんな「寿限無」の名前を何も水に言えるというのがすごいところでした。与太ちゃんは幼稚園でも大人気。さて、やたら助六が幼稚園児を煽ると思ったら、なんと助六はここで舞台から捌けていきます…!

アネさんの落語は「寿限無」!

落語を愛する小夏さん、好きだからこそ本心では落語をやりたかったんだろうけど、落語を愛するからこそ「女だからできない」と頑なでした。その葛藤をわかっていたのでしょう。「なにやっても笑う!こんな上客めったにいねえ!」「いいからやって!」と、アネさんの背中を押した助六でした。

助六に連れ出されて出た小夏 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

「小夏さーん!」「いよっ、待ってました!」と大人からも大人気。その目はとても輝いています。そしてやってみるとうまいのなんのって!その表情の豊かさ、身振り手振り、まるで先代の助六じゃないか…!!

最後には全員で寿限無のフルネームを名を唱和するんですが、そのときには幼稚園児だけでなく親まで参加。噺は大成功でした。終えた後の小夏の充実した顔も幸せそうでした。。

幸せな家庭風景

そんな大成功をおさめた小夏の落語ですが、やっぱりこれからは下座に戻るみたいです。「ちょっかいだして和をみだしたくない」というのがその理由。自分がやりたくないからというのではなく、「落語というのは男の人が磨き上げてきたものだ」という信念のようなものがあるようです。

落語のことをよく知ってるからこそ、そこに女性が立つということの意味も自分なりに考えているようで…。その是非はともかく、小夏の落語に対する気持ちは本物なのだなということがよくわかります。

家族みんなで食事をしている風景 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

八雲師匠は「助六」とかいた扇子を持っていましたが、これは1期のときにもらってたやつですね。形見のようなものなのでしょう。そして部屋にはもう1人誰かいたようですが…!?

次回予告

なんと、親子会の様子が!

4話でも助六が「居残り」を寝ずに練習していた様子が伺えましたが、ついに助六は「居残り」を自分のものにしたのでしょう。そしてそれを八雲師匠も認めたのではないでしょうか。2人の落語が聞ける。とっても楽しみですね!与太ちゃんの佐平次、早く聞いてみたい。

親子会を思わせる次回予告 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

それから小夏と2人でお参りに行ってる様子も出ていましたね。伏見稲荷大社でしょうか。

ふりかえりと今後のストーリーについて

10年ほど前、笑点にも出ている「林家たい平」師匠の落語を見たことがあるんですけど、記憶違いでなければ寿限無のオチは「子供が溺れる」って話だったような気がするんですよねー。

作中で小夏がやった「こぶが引っ込む」というオチは樋口の言う「後世になってアレンジされた」ものなんでしょうけど、「古典をそのまま受け継ぐ」って人と、「聴衆が望むものをやる」って人と、落語家によってスタンスが違うですね。これは作中でも描かれていましたが、現実の落語界でもやっぱりそうなんだと、あらためて感じました。

「落語心中」は八雲、小夏、助六などの一家が中心にストーリーが進んでいるけれど、実は樋口が4話とも結構重要なところで出てきているのも見逃せないところ。この人、あなどれない。

それから、ふと気になったんだけど、信之助は自分の父についていつ知らされるんでしょうね。それは彼にとって避けて通れない道です。

そして何よりも小夏が落語終えた後の、あの充実した表情がもう最高でした。。幸せに生きてくれよ…!

人前で落語をやった直後の小夏。うん! ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

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