ついに大人気シリーズのラブライブ!サンシャイン!!の2期が発表されました。ファンはもちろんのこと、テレビアニメ1期を見ていた方々も嬉しく思ったのではないでしょうか?そこで今回は、ラブライブ!サンシャイン!!の2期決定についてご紹介していきたいと思います。

ラブライブ!サンシャイン!!2期が決定したのはいつ?どこで?

もう、2期が制作されていることや、放送が発表されたのをご存知の方もいると思いますが、そんな2期の放送が発表されたのは、ラブライブサンシャインの劇中に出てくる9人のスクールアイドルユニット「Aqours」のライブでのことでした。

リアルでのAqoursのファーストライブは2017年2月25日と26日に横浜アリーナで行われました。その、2日目の26日にアニメ2期が2017年の秋に放送されることが発表され、会場からは歓喜の声が聞こえました。ちなみに、アニメ2期と同時に発表されたのは、Aqoursのメンバーでデュオやトリオを組んでのCD制作、セカンドライブツアーが行われることでした。題して「NEXT STEP PROJECT」です。

このデュオ、トリオのシングルCDでは「千歌&果南」、「ダイヤ&ルビィ」、「善子&曜」、「花丸&梨子&鞠莉」の4つの組み合わせであることが後日発表されました。

セカンドライブツアーは、ラブライブ史上初の「ツアー」形式となり、2017年8月5日、6日に名古屋講演(日本ガイシホール)、8月19日、20日に神戸公演(神戸ワールド記念ホール)、9月29日、30日に埼玉公演(メットライフドーム)が行われる予定です。

さて、セカンドライブツアーの埼玉公演のあとからは、ラブライブサンシャインのアニメ第2期がスタートすることになっていますが、2期の内容等はどうなっているのでしょうか?ここからは予想としてお楽しみいただければと思います。

ラブライブ!サンシャイン!!2期のストーリー展開を予想

正直なところ、ラブライブサンシャインの2期がくるであろうことは予想の範囲内でした。前作の「ラブライブ!」も2期まではありますし、その後映画化もしましたので、ラブライブシリーズの人気を考えたら2期は必然だと感じました。加えて、ラブライブサンシャインの1期のラストの終わり方から考えても、続き、つまり2期があるであろうとは感じていました。とはいえ、これらはファンの予想だったため、正式に2期が決定したときはうれしかったですね。

ラブライブ!サンシャイン!!の最終話

ここで1期のラブライブサンシャインを振り返ってみましょう。1期では主人公の高海千歌が「μ’s」に憧れてスクールアイドルをはじめるところから始まりました。そして、幼なじみの渡辺曜を誘い、転校生だった桜内梨子を仲間にし、ファーストライブを体育館で行い、黒澤ルビィ国木田花丸がユニットに参加。そして登校拒否をしていた津島善子も仲間に。次第にユニット名は「Aqours」と決まり、それまで活動に反対していた黒澤ダイヤや加入を見送っていた松浦果南小原鞠莉も加わり9人が揃うところですでに9話が終わります。

10話~13話までがようやく9人での活動がメインのストーリー展開になるのですが、それまでは「μ’s」を追いかけていたAqoursは自分たちの道を歩んでいくことを決意。ラブライブの地区予選大会のステージで1期が終わります

13話、つまり最終話は賛否両論なのですが、これまでのラブライブサンシャインを振り返る内容の寸劇が繰り広げられていて、これまでアニメを見てきた人には少々くどかったようです。振り返った意図はわかりませんが、1期の集大成ということだったのかもしれません。一応、スクールアイドル部という部活の大会がラブライブなので、そこでライブパフォーマンス以外が認められているのかはわかりませんが、ライブのシーンだけでよかったと思う人も少なからずいたようです。

最終話に地区予選が行われましたが、結果などについては触れられていませんでした。

2期はやっぱりその後のストーリーが濃厚か?

最終話の終わり方が地区予選のステージだったので、その後の展開がストーリーになる確率は大きいのではないかと思います。

設定としては、「μ’s」が大会を優勝したときよりも、スクールアイドルの人口は増えていることになっているので、ラブライブ優勝!と掲げても、そうそううまくいくものではないのはわかります。なにせ、Aqoursはスクールアイドルとしての活動の中で挫折を経験し、そこから「0から1へ」というスローガンがうまれたのです。0だったものを1にする難しさが1期で描かれているのに、2期では突然のラブライブ優勝…はなんだか急に現実味がなくなる気がします。この、ラブライブサンシャインの最終目標とする物語の終着点がラブライブ優勝であったとしても、2期がそれでは早すぎる気がします。

1期では地域の人か、学校の関係者、家族くらいしかAqoursを応援していなかったようなものなので、「一緒に成長していくストーリー」、「みんなで叶える物語」とするならば時間をかけてラブライブで優勝してほしいと思ってしまいます。かといって、2期もただただAqoursが人気を確立するために奮闘するだけではストーリー的にいまいちですし、展開に迷うかもしれませんね。

1期の流れとしては初代のラブライブと大差はありません。話数の半分以上をメンバー獲得のために使いました。しかし2期のラストではラブライブ優勝をします。もうすでに1期の終わりごろからは人気を得始めていたからこそ、2期のラブライブという大会での優勝は違和感なく展開していきました。
でもラブライブサンシャインの2期を同じような展開にしてしまっては、あえて「μ’s」と違う道を歩む決意をした意味がなくなるので、どうなるのかはまだわかりません。

ナンバーワンではなく、オンリーワンとはこのことか…と納得のいくようなAqoursならではの「0から1へ」のストーリー展開に期待しています。

0から1にしたい!と言う千歌 ©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

もしかしたら映画化も?

ここまで考えてきたように、1期の内容をふまえて2期を放送した場合、アニメ版だけで終わるのだろうか…と考えてしまいます。ラブライブシリーズはいつもワンクール13話放送なので、2期もそうだとふまえると13話という話数で足りるのかわかりません。今までにはなかった、2クール放送もあるかもしれませんが、それはなかなか確率が低いです。

初代ラブライブは映画版もありましたが、2期の内容できれいにストーリーは一旦終わっています。Aqoursの場合はスタートが0の状態なので、そもそもラブライブ優勝までにかなりの時間をかけてもおかしくはないのですが、部活なら必ずやってくる3年生の卒業があります。時間の経過を表しているのにいつまでも卒業シーズンがこないのは不自然になってしまうので、ここが部活であるがゆえの難しさと言えます。

テレビアニメを映画版として作ることはよくありますが、テレビアニメ版の完全なる続きのストーリーであることは珍しいので、テレビアニメ版はそれはそれとしてストーリーをきれいに終わらせる必要があります。

一度は2期を区切りにして、「特別版」としてのオリジナルストーリーを映画化することはあり得ますね。ラブライブシリーズの人気を考えれば不自然なことではありません。

もしかしたら今までにはなかった3期なんていうのも少しばかりの期待を寄せてしまいます。ファンとしてはコンテンツが続けばうれしいですし、長い間盛り上がってほしいなと思っています。

まとめ・最後に

ラブライブ!サンシャイン!!の2期はAqoursファーストライブ内で決定が発表されました。1期は2016年の夏に放送され、2期は2017年の秋からと、約1年後の放送決定となりました。

現段階ではアフレコがまだのようで、主要9人のキャスト以外はまだわかっていません。1期には高海千歌の姉として出演していた阿澄佳奈さんもツイッターでは、またお姉ちゃんも出るのかなとラブライブサンシャイン2期への期待を寄せていました。個人的にはまた出てほしい!と思ったのですが(笑)

主要キャスト9人もこれからデュオ、トリオのシングルCDリリースやセカンドライブツアー、アプリ「スクールアイドルフェスティバル」のイベント、「スクフェス感謝祭」のステージなどで大忙しです。

最後になりましたが、2期決定、本当におめでとう!という気持ちでいっぱいです。ぜひこれからもラブライブサンシャインを盛り上げてほしい!という気持ちとともに、忙しい中ですが、元気に頑張ってほしいと思っています。