アイドル事変

「アイドル事変」第1話 感想 このアニメ、どう化ける!?

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ついに始まったTVアニメ、アイドル事変。
アイドルが国会議員になって、日本の政治を変えていくというなかなかにぶっ飛んだ設定のアイドルアニメ。
主題歌はOP、ED共にあのつんくプロデュースというのだからまた驚きである。
設定に負けない勢いでぶっ飛んでいた第一話を振り返ってみよう!

事変01【私が国会議員になっても】あらすじ

行き詰まった日本社会に歌とダンスで光を届ける、それがアイドル議員。
新進気鋭の「ヒロイン党」党首の近堂幸恵は、新潟の補欠選挙に立候補する人材をスカウトするため、県内を視察していた。
そこで農家の娘、星菜夏月を見つけ出す。オーディションを勝ち抜き、議員候補となった夏月に先輩議員の鬼丸靜は冷たい態度をとる。
夏月は補欠選挙に当選することができるのか。
靜は夏月に協力してくれるのか。靜が冷たい態度をとった秘密とは…?

田植えアイドル!?

まず、【私が国会議員になっても】というこのサブタイトルから遊び心を感じる。あのアイドルのヒット曲のタイトルを文字っているのだろうが、果たして若い世代にも通用するのだろうか。ちなみにそのアイドルはつんくと同じ芸能事務所に所属していたりするのは関係あるのだろうか…?
さて、第一話は、賄賂が入っていると思われる菓子箱を見て高笑いをしている議員がのどに食べ物をつまらせて急死するところから話が始まる。菓子箱が黄金のごとく光り輝いていたり、アニメが始まってものの1分で死人が出たり、初っ端から飛ばすなぁといった印象。

殿村議員急死 出典:idoljihen.jp

補欠選挙の候補者を探して新潟県内を視察する「ヒロイン党」党首近堂幸恵は、田植えを盛り上げる(?)少女を見つけ、議員にスカウトする。それが、天真爛漫な村のアイドル星菜夏月。新潟県といえば魚沼産コシヒカリを始めとしたお米が美味しい場所として有名だが、夏月はなんと髪留めまでがおにぎり。とことん名産を強調していくスタイル、嫌いじゃない。

田植えはっじめるよぉ~ 出典:idoljihen.jp

そして、スカウトされた夏月はオーディションを受けることになる。オーディション会場は「アイドル坂」。その坂を一番に登りきることが合格条件だったが、見事勝ち抜いた夏月は新潟県の補欠選挙に出馬することになる。

こんな坂日本にはないw 出典:idoljihen.jp

アイドル坂って 出典:idoljihen.jp

助っ人登場…?

新潟駅前で街頭演説をする夏月だが、なかなか人を集めることができずに、ライバル議員の老害…改め、楼凱党のさぎみや議員に完全に遅れをとってしまう。

老害・・・桜凱党って( ;∀;) 出典:idoljihen.jp

私も女にしてくださーい! 出典:idoljihen.jp

そんな夏月のために幸恵は助っ人を呼んでいた。これまでに当選2回を誇る大人気アイドル議員の鬼丸靜と夏月にライブをさせようというのだ。

一体どういうこと? 出典:idoljihen.jp

靜は断ろうとするが、幸恵の口車に乗せられ、まんまと一緒にステージに立つために夏月の特訓を始める。厳しい靜の特訓にも夏月は弱音も吐かずについていく。それでも靜は夏月に一緒にステージに立つ資格がないと言い放つ。靜が夏月と同じステージに立つのを嫌がるのには実は靜の過去に理由があった。

あなたに私と同じステージに立つ資格はない 出典:idoljihen.jp

当時、アイドルグループのメンバーだった靜は、急にメンバーから外されてしまう。それは靜の持つオーラが強すぎるゆえに周りの人を傷つけてしまうから。
アイドルのオーラが人を傷つけるということに関してすんなり理解するのは難しいが、とにかく靜のオーラは人と交わることができない程協力なものなようだ。つまり、夏月を傷つけたくないから靜は同じステージに上がることを拒んだのだった。

あなたはそのオーラゆえ、今まで多くの人を傷つけてきた、、、は?w 出典:idoljihen.jp

一方、靜から厳しい言葉を食らった夏月は農作業をしていた。レッスンからの帰り道では落ち込んではいたものの、すぐに前向きに考え始め、あきらめずにもっとがんばろうと決意する。彼女がそこまでして議員になりたがる理由は何なのだろうか。気になるような、そこまで考えてはいけないような…。

ふんばるぞ~! 出典:idoljihen.jp

演説ライブ!!

一人でステージに立つことにした夏月。しかし、夏月一人がステージに出たことで靜目当てで集まった観客はざわつき出してしまう。そんな逆風を吹き飛ばす神風として、靜をステージに出させようとする幸恵。冷たい態度を取りながらも、靜は自分が筋肉痛になるほどのレッスンに必死で付いてきた夏月が気になりステージを見に来たのだった。ステージ袖まで来たものの、オーラで人を傷つけてしまうという過去のトラウマからステージに立つ勇気が出せない靜に、幸恵は怖がらず歌うよう声をかける。夏月のオーラはそんなにやわじゃない、と。

謎の花オーラ出ました! 出典:idoljihen.jp

幸恵の言葉を受け、ステージに上がった靜の姿はキラキラ輝いている本物のアイドルだった。さあ、こっから2人のライブが始まる…!と思ったところで楼凱党の妨害が入ってしまう。選挙カーにこれでもかと積んだスピーカーから大爆音の演説で邪魔をしてくるのだ。そんな妨害にも屈することなく、夏月は歌い出す。すると、夏月のピンク色のオーラがステージから客席へと広がり、楼凱党の演説の音もかき消す。靜も負けじとオーラを解放するが、夏月のオーラは靜のオーラと混ざり合い、ステージにはオーラの花が咲くのだった。

コラボ 出典:idoljihen.jp

そして、夏月は国会議員になった。

一生懸命頑張りまふ! 展開早すぎですねw 出典:idoljihen.jp

やっとアイドルアニメらしくなってきた終盤のライブシーン。CGの綺麗なこと!序盤のおふざけ具合からこのCGのクオリティを誰が予想しただろうか。設定は変わっているが、靜のトラウマを夏月が克服させるという王道の流れに落ち着いた1話であった。

予想ができない展開!次回が楽しみ

最初から凄まじい勢いで飛ばしていったTVアニメ【アイドル事変】
設定も展開もぶっ飛んでいて、ツッコミどころもたくさんあるのだが、なんだかんだ30分間目を離せないまま第1話が終了した。
これから本格的にアイドル議員として政治活動が始まり、他のアイドル議員の所属する政党やライバルである楼凱党と様々なストーリーが展開されていくのだろうが、このまま不思議設定のふわふわアニメで終るのか、はたまた神アニメに化けるのか、非常に興味深い。

清き1票を! 出典:idoljihen.jp