『カオスチャイルド』アニメ12話感想 クソッタレなゲーム、完遂

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前回のおさらい

渋谷復興祭の日がやってきた。拓留の名を騙って「命を絶つ」と公にしていた日である。拓留は渋谷のとある施設にて、ついに今回の黒幕である佐久間と直接対決をすることになるのだが、佐久間の思考誘導の前に拓留は屈してしまう。

第12話「彼女の思惑」

一連の事件に関わっていた尾上世莉架。彼女が何を思い、何を目的として事件に関わったのか。そして拓留に何を望まれて世莉架は生まれてきたのか。ついに明かされることとなる。それを知った宮代拓留の行動は…。

泉里が真犯人…が既定路線だった?

11話から少し時計の針が戻って、9話の時空へ。「能力の干渉に抗っただけでこれか」と言っていた世莉架。そのあと非通知の着信が来ていたところで場面が切り替わっていましたが、その後のやり取りが3話ごしにようやく明かされます。

世莉架は拓留が犯人に仕立て上げられたことを佐久間に猛抗議していました。「拓留の命を保証する」というのを唯一の条件として世莉架は佐久間に協力していたのに、これでは条件も台無しです。

どうやら、南沢泉里を黒幕に仕立て上げようとしていたようですが…!?実はこれには裏がありました。それは12話の後半で明らかになります。

非実在青少女万能説

ウッドバーン・ヘロンというのは、ヘロンの感覚遮断実験。被験者の感覚を全て遮断し、食事や排泄以外は何も見えない、聞こえない、感じない。

やがては幻覚や幻聴で精神が破壊されていくため今では禁止されている実験です。

拓留はそれに気づき、叫びます。「「「助けて…!世莉架!!」」」

おまえはぼくの妄想か。という問いかけに対して「そうだよ」と肯定する白おっけいさん。拓留は感覚遮断実験のなかで妄想の世莉架にすがります。

世莉架は「タクはどうしたいの?」と問います。拓留が思い浮かべたのは、結衣や乃々たちのいる日常風景でした。彼が願ったのは幸せな日常に戻ること…だったのかもしれません。ただ「仇をとらなきゃ」という動機で動くみたいですね。

佐久間を倒せ

拓留の反撃。

目を覚ました拓留は、なんかめっちゃ叫んで佐久間に襲いかかります。目的は思考誘導の装置を壊すこと。そして能力を使った拓留はついにその装置を壊すことに成功!

…という夢を見たのさ!

拓留は妄想を佐久間に見せていた、ということなのでしょう。よくわからんけどたぶんそういうこと。

今度は本当に佐久間とバトル。再び装置を壊すべく佐久間に襲いかかります。ディソードで拓留は装置を壊すことに成功しました。

が、その後佐久間との直接対決では腕力でかなうはずもなく、拓留は足と肩をやられます。めっちゃ痛そう。

最終的には拓留のディソードが佐久間の喉を貫通。あのオッサン、わりとあっけなく死にました。

ゲームメイカー世莉架

世莉架は生きていた。

しかしなぜか彼女は拓留に襲い掛かってきます。そして彼女のディソードを通じて、彼女の思考が拓留に逆流してくる…!

世莉架と佐久間が話し合いをしているシーンへ飛びます。そこで話されていたことは、世莉架に以下のことを思考誘導せよ、ということでした。

1. 佐久間が委員会に戻ろうとしている。
2. 野心を持った佐久間が世莉架を裏切り、拓留を犯人に仕立て上げようとしている
3. 「両親を殺したのは私だ」と世莉架の口から拓留に告げさせる
4. 生きる目的を変える

つまり12話の冒頭で「犯人は南沢泉里にするはずだっただろう!」と抗議していた世莉架は、まさに佐久間の2番めの思考誘導にかかっていた状態だった…ということです。

全部、茶番だった

「思考誘導の装置がなければ真っ先におまえを殺していた」と息巻く世莉架にたいして、「おもしれぇなぁ!やってみるか?」と返す佐久間。そして「クズが」と吐き捨てた世莉架はまさに黒おっけいさんだったw

ともかく「このゲームの登場人物を動かしているのは私だ」と彼女はいい切ります。そのためなら生きる目的すら偽る。

彼女は「ニュージェネの再来」を起こして、さらに拓留に「ニュージェネの再来」をことごとく解決させたのでした。そうすることで拓留は「特別な存在」であることを叶えてあげられた。

そして、そもそも彼女が生み出されたのは、拓留が「ぼくにやりたいことを与えてよ」と願ったからだった…ということがここでようやく明かされます。

つまり一連の事件は、拓留というヒーローを生み出すためにお膳立てされたものだった、ということです。それを願ったのは、他ならぬ拓留自身でした。

「カオスヘッド」で真犯人に仕立て上げられたものの、無実だったことを明かして一転ヒーローとなった西条拓巳のように、宮代拓留をヒーローに仕立て上げようとした。それが世莉架の思惑だったのです。

「ぼくは情弱だ」

さて、今のところ筋書き通り拓留は罪もないのに真犯人に仕立て上げられてしまいました。完全に西条拓巳のトレースができています。

あとは拓留の無実が証明されれば「情強」として拓留がヒーローになれることでしょう。

しかし、ヒーロー自身が「お膳立てされてる」と気づいてしまった。拓留は全て世莉架に仕組まれてヒーローに仕立て上げられようとしている。そのことに気づき、絶望します。

「伊藤が結衣を殺したのも、乃々だってぼくが刺したようなもんだろ」「ぼくがお前にやらせたんだ」と拓留は叫びました。

一連の猟奇殺人事件で直接手を下したのは、確かに佐久間や世莉架かもしれません。しかし、もとをたどれば拓留が「やりたいことを与えてほしい」「特別な存在でありたい」と願ったからこの事件が起きたとも言える。

拓留はそう考えたのかもしれません。結局彼は真犯人として出頭することとなります。

拓留は出頭、物語は1つの終わりを迎える

拓留は世莉架に手を下します。世莉架は拓留のイマジナリー・フレンドに戻る…ということなのでしょうか。

最後は拓留が猟奇殺人事件の犯人として精神病院に収容されたと報道されています。めっちゃ痩せこけてました。びっくりするぐらい痩せてます。

そして、どうも世莉架は拓留の脳内ではなく、この世界に生きているようです。最後には続編の制作が告知されました!アニメ2期なのか劇場版なのか!?

そこまではまだわかりませんが、内容的には原作のTRUE ENDになるんじゃないかと言われています。スッキリしない終わり方だったけど、続編があるならそっちに期待ですね。

『カオスチャイルド』全話通じての感想

最初は「これ、アニメでどこまで放送できるの?」って思ってたけど、思ったよりガッツリ描写されていましたね。

とりあえず序盤は連続猟奇殺人事件があって、めっちゃグロかった。思い出したくもないような殺され方をたくさん見てしまいました。

思い切った描写という意味で言えば、中盤のおもらしは唯一の加点ポイントかもしれませんw

最終的には全ては仕組まれていた。無自覚にヒーローに仕立て上げられていた。そんな話でした。おっけいさんが黒いのはある程度予想できていたけれど、まさか黒幕が佐久間だったとは思わなかった。

そういえば、おっけいさんがカエルのストラップをなぜかもっているというのは結局回収されませんでしたね。続編で何か仕込みがあるといいなとは思います。

あとOPとEDがとてもよかったので、それはすごく好印象、というところでしょうかねw

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