BanG Dream!(バンドリ)

バンドリ1話 感想 期待できるスタート!コミュ力の高すぎる主人公

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

「キャラクターとリアルライブがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクト」バンドリ!がついにTVアニメの放送が開始されました。
アニメ化以前から注目を集めていた今作。公式ホームページにもなかなか詳しいストーリーは公開されていませんでした。果たして期待の1話はどんな展開が待っていたのでしょうか!!

BanG Dream!(バンドリ) 1話「出会っちゃった!」あらすじ

から回ってしまうほどの前向きさが取り柄のごく普通の高校一年生・戸山香澄。 幼い頃、満天の星空を見上げた時に聞こえた“星の鼓動”のように、キラキラドキドキする何かを探していた。いろんな部活を体験するもいまいちしっくりこない。

そんなある日、学校からの帰り道、香澄は不思議な星のシールを見つける。あちこちに貼られた星に導かれるように香澄が進んでいくと、そこは「流星堂」という古びた質屋で・・・。

星のシールに導かれるようにきた質屋 ©BanG Dream! Project

キラキラドキドキを探して

小さい頃、満点の星空から“星の鼓動”を聞いた香澄は、その時感じたようなキラキラドキドキするものを探していた。

“星の鼓動”を聞いた香澄。この体験が行動理念になっているw ©BanG Dream! Project

ある朝、目覚まし時計が鳴るよりも先に目が覚めた香澄は気合いを入れて身支度を整え、まだ寝ている妹の元へ。今日は香澄の高校、花咲川女子学園高校の入学式。同じ学園の中等部に通う妹と一緒に学校へ行くつもりだったようだが、内部生の始業式は明日だったため、香澄は朝ごはんも食べずに家を飛び出します。休みの日に勘違いで無理矢理起こされた妹…

高校の門をくぐる際、大声で挨拶と礼をするほど気合いの入っている香澄は、クラス分けの掲示板を見ている時には隣に立った女子をナンパ。正確にはナンパではないのですが、いいにおいがするといきなり話しかけられるコミュニケーション能力の高さは羨ましささえ感じます。

いいにおいの正体はパン、後のバンドメンバーであるパン屋の娘山吹沙綾から漂う香りでした。そもそも、パンのにおいをいいにおいとか言わないと思うんですが( ;∀;) パンのにおいというと思うw

教室まで共に向かう香澄と沙綾 ©BanG Dream! Project

そのまま教室まで共に向かう香澄と沙綾。すでに沙綾を友達と認定する香澄はとことん明るい主人公タイプといった感じ。

入学式も終わり、教室では自己紹介が始まります。引っ込み思案っぽく小さな声で挨拶をした牛込りみもバンドメンバーですね。人見知りの人間には自己紹介の時間は地獄でしかないですよね。

そして香澄の順番となり、名前を言った勢いで年齢まで紹介して笑いを誘う。さらにこの高校を選んだ理由と“星の鼓動”を聞き、キラキラドキドキを探していることを話してしまう。一瞬クラスの空気は凍るが、案外笑ってすまされて安堵。まあ、香澄自身には変わったことを言った自覚はないので不思議がっていましたが。

香澄、怒濤の体験入部

次の日から香澄はキラキラドキドキを求めて、様々な部活に体験に行きます。剣道部、将棋部、バドミントン部、美術部、陸上部、演劇部、バレー部、そして妹の所属している水泳部。と、とにかくジャンル問わずどんどんやってみますが、しっくりくる部活は見つからず。妹のいる水泳部に入ろうかと言ってみるもなんとなく納得できず、考え事をしながら湯船に浸かっていた香澄はのぼせてしまいます。

家族で夕飯時、いろいろな部活を試してみたけど決められない香澄 ©BanG Dream! Project

妹の膝枕で快方されている、香澄は妹に幼い時に共に聞いた“星の鼓動”について覚えているか聞いてみますが、それは星ではなく、心臓の音だと返されてしまうのでした・・・。まあ、一般的にはそう考えますよね。“星の鼓動”、その正体はなんなのでしょうか?本当にただの心臓の高鳴った鼓動のことなのでしょうか。

結局、決められないまま

その後も部活を決めかねた状態のまま、放課後に友達とカラオケへ行ったりして、なんとなく普通の高校生らしい日常を送る香澄。ある寄り道の帰り、香澄は偶然クラスメイトの沙綾の働くパン屋を発見。店内に入ると沙綾がエプロンをつけ、店番をしていました。

沙綾が部活に入れない理由は家の仕事を手伝うからだったんですね。高校の制服のまま働いてることに違和感を覚えますが、だからこそ入学式の日に香澄がパンの匂いを嗅ぎつけられたのでしょう。

見つかるといいね!二人の会話が終わった後。 ©BanG Dream! Project

香澄はいまだに部活を決められていないことを沙綾に相談します。そんな香澄に沙綾はバイトという選択肢をしますが、香澄が沙綾のパン屋でバイトしようとすると、なんと毎日睡眠時間は2時間だと伝えます。とんだブラック企業です。自営業なんて特に体が資本なので、ちょっと経営見直した方がいいのでは、と思ってしまいますね。

星のシールが導いた場所は…

沙綾の働くパン屋を出て、歩いていると道ばたに星のシールを見つけます。そのシールが気になって、拾いにいくとその近くにまた一つ、また一つと次々とシールが見つかります。そのシールを拾い続け、まるで星に導かれているようにたどり着いた場所は古ぼけた質屋「流星堂」。

そのまま中に入って店主を探すが見つからず、泥棒と間違われてしまう。香澄を泥棒と勘違いし、盆栽の手入れに使っていたハサミを持ってきたのは市ヶ谷有咲。先ほどの入学式で新入生代表の挨拶をする予定だったのは彼女のようですね。

市ヶ谷有咲 ©BanG Dream! Project

当然のように彼女もいずれバンドメンバーになるわけです。ハサミを向けられ、泥棒に間違われても有咲が同じ高校の生徒だとわかるとじゃんじゃん話しかける香澄。だいぶ図太い神経をお持ちで…。

どうやら香澄が入ってしまったのは、質店のお店ではなく、ゴミやガラクタが置いてある倉庫だったようなのですが、そんなことおかまいなしに中に置いてあったギターを見せろと香澄はズカズカ入り込んでいきます。もう怖いレベル…。しかしそんな不法侵入のおかげで(?)香澄は運命の星形のギターと出会うのです。

運命のギターとの出会い ©BanG Dream! Project

不法侵入、そして泥棒に!?

ギターを見つけ、弾いてみたくなった香澄は、ライブハウスとか行けという有咲の言葉を真に受け、ギターを勝手に持ち出してしまいます。有咲は仕方なく香澄に付き添い、ライブハウスまでの道案内をすることに…。

ライブハウスに着くと、店の前には行列ができていました。香澄はそのままギターを抱え、ライブハウスに入りますが、オーナーにここは練習場所ではないときっぱり言われてしまいます。そりゃそうですよ。基本的に練習ではなく、本番の演奏のための施設ですから。

そのまま売り言葉に買い言葉のような形でライブを見ていくことになった香澄と有咲はギターを持ったまま会場に入ります。そこにはガールズバンドのファンの女の子達がたくさん集まっていました。この世界も男性がいないんですかね。そして、ライブが始まります。

グリッターグリーンのライブの様子 ©BanG Dream! Project

トップバッターはグリッターグリーン。ボーカルのCVは三森すずこさんですね。観客はペンライトも振って大盛り上がりのライブに思わず「すごい」と声を漏らし、ステージに釘付けになる香澄。“星の鼓動”のようなキラキラドキドキを見つけられたのでしょうか。

まとめ

1話からスピーディだったのでとても見やすかったです。けいおんやラブライブを思わせる雰囲気がありますね。キャラデザも可愛いですし、楽曲もかっこよかったのでこれからに期待が持てます。バンドメンバーも5人中4人が早くも登場してきました。残りの1人もどんな風に登場するのか楽しみです。香澄がバンドを始め、メンバーを集める過程にどれほどの時間を割くのかも気になります。

また、1話から三森さんの歌声が聴けたのも意外でした。香澄たちはこれからこのバンドとどう関わっていくのでしょうか。バンドリ、前評判が良いだけにハードルが上がっていましたが今後にも期待が持てそうです。

スゴイスゴイ!これだ!この出来事が香澄の運命を決める! ©BanG Dream! Project